今、日本の教育は大きな変化の時期を迎えています。進む教育改革が目指すのは、「激しく・予測不可能で・誰も避けられない」変化が起こり続ける21世紀の社会を生き抜くために必要な新しい学力=「資質・能力」の養成です。教科の学力だけでなく、学んだことを実社会・実生活の文脈で活かす力を育てていくことが求められています。
こうした「資質・能力」を「どのように育てるか」を考えるにあたっては、「どのように評価するか」も非常に重要です。基盤学力アセスメントシリーズは、この「資質・能力」を、3種類のアセスメントによって測定・評価します。変わりゆく大学入試対策のマイルストーンとして、アクティブ・ラーニングやPBL学習など新しい授業形態の効果測定として、そして日々の学習のチェックや改善の判断材料として、ぜひ、本シリーズをご活用ください。
Z会では、これからの時代に求められる「資質・能力」を、以下の4領域と定義しています。
- 基礎ツール思考・行動・コミュニケーションを行うために用いる知識・技能。主に言語能力・数理能力に大別される。
- 問題解決力答えの見えない状況において、試行錯誤しながら納得解・解決策・新しい価値を導き出し、周囲に提案・提言する力。
- 組織的行動能力所属する集団に適切に働きかけながら、自らの個性を発揮して価値創造に貢献する力。
- 自己実現力自分のキャリア・進路を自らの意志で設計し、実現に向けて行動していく力。
これら4領域で定義された「資質・能力」を、
以下の3種類のアセスメントで測定・評価します。