成長過程に合わせたカリキュラム編成
テキスト同様,小学校までの学習内容を踏まえ,第1章~第3章は「図形の基礎」をひと通り確認できる内容とし,第4章・第5章は「論証」に重きを置いた内容としています。高校数学にスムーズに移行できるよう,高校範囲の数学A「図形の性質」の内容のうち,早い段階での習得が望ましいものも含めています。
処理力・論理的考察力を身につける最適な構成
用語や定義などを確認できる「要点整理」,定理などの活用の仕方を確認する「A問題」,応用力を養成する「B問題」,総まとめの「章末問題」で各章を構成しています。章末問題は,A問題より難しく,B問題より易しいものを中心に扱っています。
学校の状況に合わせた柔軟な利用が可能
テキストと並行して進める以外にも,章末問題の定着を目標に,A問題と章末問題を先に扱い,自習課題としてB問題に取り組ませるといった利用法もあります。
<初版からの変更点>テキストと同様,初版をご利用いただいている先生方からのご意見を踏まえ,全編にわたって表現や問題の見直しを行いました。各問題の難易度を調整することにより,最終到達点を下げることなく,より取り組みやすいものにしました。