「うちの子、自分から勉強しようとしないけど大丈夫かな…」
「ドリルをやらせようとすると嫌がる…」
幼児や小学生のお子さんを持つママなら、一度はこんな悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか?
実は、子どもが楽しみながら自ら考え、将来の勉強にも役立つ「ある力」があるんです。
それはズバリ、「思考力」! 今回は、子どもたちに大人気の「なぞときクリエイター」松丸亮吾さんに、思考力の大切さや、家庭でできるサポートのコツについてお話を伺いました。
松丸亮吾さん

TV番組・イベント・舞台など、様々なメディアで一大ブームを巻き起こしている「謎解き」の仕掛け人。2019年に謎解き制作会社RIDDLER(株)を立ち上げ、自身の監修した謎解き書籍は累計200万部を突破するベストセラーに。
ヨーロッパで開催された脱出ゲームの世界大会「World Escape Room Championship 2023」に出場して優勝。2024年12月には「リドラの謎解きスタジオ 池袋店」をオープンさせ、謎解きが楽しめる施設の展開にも力を入れている。
松丸亮吾さんインタビュー
暗記よりも「理由」を知る!思考力がすべての勉強の土台になる
勉強って、どうしても「やり方を教えてもらって反復する」という丸暗記になりがちですよね。でも、それだと「やり方を知らない問題」に出会ったときに、「習っていないから解けない」とつまずいてしまうんです。
だからこそ、「論理的に考えたらこれが正しいな」「こう考えるのが効率がいいな」という、思考のコツや根本的な考え方を身につけることが大切だと思います。 僕も算数の公式をただ覚えるのではなく、「理由を理解する」という勉強の仕方をしていました。だから、もし公式を忘れてしまっても、「こういう時はこうだから、こういう式だな」と自分で導き出せるんです。
Z会の『思考力ひろがるワーク』の「ここがいい!」
Z会の『思考力ひろがるワーク』を実際に見させてもらったんですが、僕が普段小学生たちに出しているなぞときの問題と、かなり近いロジックや考え方を使う問題があって面白いなと思いました。 それに、文字だらけじゃなくて、子どもが楽しく考えられるような工夫がいっぱいあるんです。
学校の勉強って、みんなが同じ解き方をすると思うんですけど、思考力系のワークって人によって解けるタイミングやルートが全然違うんですよね。
例えば、『思考力ひろがるワーク』のこの②の問題、これは「かくしあじら」という文字から2つの動物の名前を見つける並べ替え問題ですが、「じら」から「くじら」を見つける子もいれば、「あ」から「あしか」を見つける子もいます。

これって絶対にこの方法で解かなければならないというものがなく、自分で色々試行錯誤して答えにたどり着く経験ができるんです。
こういう問題ではこの公式を使いましょう、というのではなく、思考のコツを形成する上でとてもいいワークだと思いました。

何歳から「思考力」は必要?
低学年や、それこそ3~4歳くらいの小さいうちから、こういった思考力系ワークをやる必要があるのか疑問に思う方もいるかもしれませんが、僕は「絶対にやった方がいい」と思っています。
勉強を「やり方を全部教えてもらって反復する」丸暗記型のみにしてしまうと、「なぜこの考え方が合っているのか」という根本的な部分が身につきません。 思考力を先につけておくと、先生の言っていることをただ丸暗記するのではなく、「理由」を理解して自分の中に落とし込めるようになります。だからこそ、もし公式を忘れてしまっても自分で式を導けるようになるんです。
そして、思考力があると「何をどう覚えたらいいか」を考えながら効率よく学習できるようになります。少ない時間で大きな成果を上げられるようになるので、効率よく勉強できるようになるんです! そうやって空いた時間で、好きなゲームで遊んだり、友達といっぱい遊んだりしてほしいなと思います。
これからの時代を生き抜く「自信」になる
将来、社会に出て仕事をする時、例えば僕のようになぞときを作ったりゲームを作ったりする時って、誰も教えてくれないことを自分で作らなきゃいけませんよね。 やり方を教えてもらうのを待つのではなく、「自分で考えて自分の力で答えを出す」という経験を早めにしておくことで、自信のある子に育つと思います。
すべての勉強の土台になるのが「思考力」です。ぜひ、勉強が目的になってしまうのではなく、遊びや謎解きの延長として楽しみながら、思考力を身につけていってほしいなと思います!

子どもが問題につまずいたときの「魔法の言葉」
親御さんからよく聞かれるのが、「子どもにどうヒントを出せばいいかわからない」という悩みです。 学校の勉強と違って、思考力系のワークは人によってひらめくタイミングや解き方が全然違います。だから、親が「ここはこうでしょ!」と自分のルートで解かせようとすると失敗してしまうことが多いんです。
そこで僕がお勧めしているのが、「今どう考えてる?」と聞いてあげることです!
まずは子どもがどう考えたのか進捗を確認して、その考えの延長線上にあるものを一緒に探してあげるのが正解です。もし間違った方向に進んでいても、「なぜその考え方だと良くないのか」を一緒に議論してあげてください。
子ども自身の「こう考えた」という意思を尊重してあげることがすごく大切です。
謎解きが解けた快感もごほうびになる!ぜひ僕が仕掛けた謎に挑戦してください
今回、Z会さんとのコラボ企画でなぞときを提供しました。
『思考力ひろがるワーク』を買うともらえる「なぞときブック」にも僕の作ったなぞときが載っていますし、一部の書店さんで実施する「なぞときラリー」では、書店内に隠された4問のなぞを解くと、僕が作った最終問題に繋がる仕掛けになっています。
なぞときって、最後に大きな仕掛けがあったりすると、「解いてよかったな」ってたどり着いた瞬間の喜びが倍増しますよね。
「わかった!ひらめいた!」っていう面白いと思う瞬間をいかに最大化するかを大事にして作っています。なぞが解けたときの快感も子どもにはごほうびになります。
ぜひZ会さんの『思考力ひろがるワーク』と僕の仕掛けたなぞに挑戦してほしいです。

最終問題は結構難しいですが、その分、いっぱい考えて答えにたどり着いた瞬間の「成長したな」という感覚や経験値はとても大きいはずです。
勉強はただの暗記になってしまうと本末転倒。
勉強ってもっと自由で、いろんな思考をしていいんだよということを、なぞときを通して伝えられたら嬉しいです。
ぜひ最後まで頑張って解き明かしてくださいね!応援しています!
今回のコラボで「なぞときラリー」用に松丸さんが作ったなぞときは、複数の問題を解いていくと最後に大きな一つの仕掛けにつながるようになっているそうです。これは、子どもたちが「解けた!」「わかった!」とひらめいた瞬間の喜びや感動を最大化するためなのだとか。
「勉強が目的になってしまうのではなく、勉強ってもっと自由で色々な思考をしていいんだよ」と語る松丸さん。 今年の夏休みは、ぜひ親子で楽しみながら、将来まで役立つ「思考力」を育ててみませんか?
▼インタビュー動画はこちらから