◆ 2022年度の出題内容
● 大問数は5のまま変動はなかったが、マーク数は4増え、実質の解答数も29と初回の共通テストよりも増加した。初回に続いて、個別試験レベルの問題が出題されたり、吟味に時間を要する正誤問題が多かったりしたため、時間のやりくりに苦労するセットであった。初回は解答時間に対する負担感が大きかったが、今回はそれを上回る負担感であった。
● 初回の共通テストと同様、一部に、センター試験では見られなかった出題形式の問題が見られたが、基本的にはセンター試験の形式を踏襲した出題が中心であった。
● 数値を桁ごとに解答する問題が2問出題された。一方、初回の共通テストで出題された方眼紙を用いる問題は今回は出題されず、また前問連動型の問題、実験レポートを題材とした問題も出題されなかった。
大問 |
配点 |
分野 |
形式 |
1 |
20点 |
理論 |
小問集合 |
2 |
20点 |
理論 |
小問集合 |
3 |
20点 |
理論、無機 |
小問集合/中問 |
4 |
20点 |
有機 |
小問集合/中問 |
5 |
20点 |
理論、有機 |
小問集合/中問 |
※互いに内容が連関している枝問を3つ以上もつ問を「中問」と表示しています。