◆ 2022年度の出題内容
● 大問数は倫理4題、政治・経済3題の計7題、設問数は倫理16問、政治・経済16問の計32問であった。初回の共通テストと比べると、大問数・設問数は同様であったが、マーク数が1つ減少した。また、倫理、政治・経済部分ともに、今回の共通テスト「倫理」「政治・経済」から抜粋した問題であった。中には細かい知識を要する設問もあったが、全体を通して必要な知識量は初回の共通テストやセンター試験とあまり変わらず、概ね標準的な難易度であった。
● 倫理分野においては、今回の共通テスト「倫理」のリード文で提示された会話文が全文用いられた。文章量が多く、既出の会話文を踏まえて答える設問もあり、読解力が要求された。
● 政治・経済部分においては、今回の共通テスト「政治・経済」で出題された問題のうち、比較的解きやすい問題が抜粋された。多くの設問で、知識・理解に加えて文章読解力・資料読解力や論理的思考力などが必要とされたほか、計算問題や時事問題も出題された。
大問 |
配点 |
分野 |
テーマ |
1 |
12点 |
倫理 |
議論について |
2 |
12点 |
倫理 |
理想をめぐる思索 |
3 |
12点 |
倫理 |
「考えること」について |
4 |
14点 |
倫理 |
未来世代に対する責任 |
5 |
19点 |
政治・経済 |
まちづくりの取組み |
6 |
19点 |
政治・経済 |
経済主体の関係 |
7 |
12点 |
政治・経済 |
地方自治への住民の関わり |