情報I

2026年度本試験概要

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2026年度本試験の分析

◆ 全体

  • 全4題構成で、第1問:小問集合、第2問:中問2題、第3問:プログラミング、第4問:データの活用、という構成は変わらなかった。
  • マーク数・ページ数は増えており、処理量や必要とする知識量も増えた。
  • 問題文は丁寧に書かれているが、すべてをじっくり読みながら解く時間はないため、手早く問題を解き進める必要があった。
  • 知識・用語系の問題は、第2問 問1a・b、第1問 問4b、第4問 問1で出題されたが、コンピュータの主記憶装置と補助記憶装置の比較という文脈で問われるなど、知識をもとに考えさせる問題となっていた。
  • 第1問 問2、第1問 問3、第2問Aなどは、実生活との結びつきを意識させられる出題となっていた。

◆ 2025年度本試験と比較して

  • マークシートに(e)・(f)のマーク記号が増え、16進法で表現された数がマーク記号で答えられるようになり、第1問 問2で16進法での表現が問われた。
  • 知識・用語系の問題は増えたが、教科書で一般的に扱われている用語が中心で、難しい知識が問われているわけではない。
  • 平均点が大きく下がり難化したと言われているが、今後はこの難易度が「標準」になると考えられる。

 

求められる能力

全体的に手早く問題を解き進める力が必要であるが、第2問Bはそれが顕著に求められる問題だった。

  • 画像が画素単位で構成されること、16階調のグレースケールを4ビットで表現できること、論理演算子の真理値表などについて問題文で丁寧に説明されているが、これらは知っていることを前提に問題文を読み進める必要がある。
  • また、問1の具体例から、OR演算によって白と重ね合わせた場合は結果が白になること、黒と重ね合わせた場合は結果がもとの色になることに気づくことで、後の問いに取り組みやすくなったと考えられる。
  • 最後の設問は、前の設問の内容を組み合わせて考える必要があり、問題を解き進める中で得られたことをうまく活用する力も求められた。

 

指導上の留意点

《知識は模試などの演習を通じて》

知識・用語系の問題では用語自体は教科書レベルのものが出題されるが、メリットや具体的な場面と絡めて問われることが多い。模試などの問題演習を通じて、よく使われる用語や関連する知識などをまとめて整理させておくようにしたい。

《実生活と絡めた内容は日頃から》

実生活と絡めた情報システムやデザインの考え方などに触れられる授業を日頃から行っておくと、情報に対する意識や感度を高めることができる。

《プログラミングとデータの活用を重点的に》

プログラミング(第3問)とデータの活用(第4問)は共通テストにおけるウエイトが大きい。共通テスト用プログラミング表記への対応やいろいろな図表の読み取りの仕方など、最初に必要な知識を整理してから、それらを活用する問題演習に取り組ませるのがよい。

《試験形式の演習を多くこなす》

試験時間内に手早く解き進められるようにするためには、本番形式の模試で時間を計って、全体のペース配分も意識させつつ取り組ませるのがよい。

 

2027年用共通テスト対策教材の開発方針

パワーマックス共通テスト対応模試
新課程の共通テスト2年間の傾向・設問構成に揃えた上で、日常や社会の事例・事象を題材とした問題を幅広く出題する。