2026年度本試験概要
2026年度本試験の分析
◆ 全体
- 2025年度と同様に大問7題構成(第1問~第3問が数学IIに関する必答問題、第4問~第7問が数学Bおよび数学Cの4題から3題を選択)
- 中問構成となっている問題は、2025年度と同様に今年度もなかった。
- 各大問の配点も変化はなく、分量・難易度もほぼ同じであった。
- 丁寧な説明や誘導がついている問題や途中の計算過程を示している問題が見られるなど、分量・難易度に対する配慮が引き続き見られた。
- 2025年度と同様に、複数設問が正解で加点といった出題があった。
- 煩雑な計算が必要な設問はほとんどなかった。
◆ 2025年度本試験と比較して
- 第1問・第2問は「図形と方程式」「三角関数」のセットだった。
- 第7問は2025年度追試験と同様、「複素数平面」を題材にしながら「平面上の曲線」についても問う問題であった。
- 条件を変えたときの状況を考察するパターンが今年度は頻出であった。
- 公式を導き、その公式を使って解くというパターンも目立った。
- 図を選ばせる問題が増加した。
- 第1問(2)(ⅳ)、第4問(3)、第7問(3)(ⅱ)などは、解決過程を振り返り、得られた結果を異なる事象に活用する力が問われており、これらは試験時間短縮に関わる問題であった。
- 第3問(2)など、微積分は計算中心の問題よりも図形と式を関連づける問題や抽象的な考察をする問題が頻出であり、計算力以外の数学力が必要な問題となっていた。
指導上の留意点
低学年のうちから下記の点に留意した指導を進めることが肝要であり、生徒が常にこれらを意識して解けるようにすることが最適な対策と考えられる。
①次数や個数が増えたときの考察
②条件が変わったときに、どこが変わるかの考察
③公式を導けるようにする。定理は証明できるように
④図示、図形的な意味の理解
⑤1つの問題を複数の解き方で考える
直前期の演習の手前までは時間を気にせずに上記を意識して解いてみる、直前期は時間を意識した演習をするなど、時期や目標に合わせて使用の仕方を変えて演習を進めることをお勧めする。
2027年用共通テスト対策教材の開発方針
■ パワーマックス共通テスト対応模試
- 新課程の設問構成に揃えた上で、多様な見方・考え方ができる問題や、統合的・発展的に考える問題を幅広い分野で出題
■ 共通テスト分野別演習
- 共通テスト出題範囲の全分野を要点→練習問題→実戦問題と3段階で構成
- 思考力・判断力を伸ばす前提となる知識・技能をしっかりと身につけられる内容
