著者のことば
倉林 秀男先生より
英文法を軸として一つ一つの文について、読解のプロセスを示すことを徹底しました。最初は文法を常に意識しながら読むことになりますが、諦めずに最後までじっくり取り組んでください。徐々に文法を気にしなくても、英文を目にしたときに意味が立ち上がってくる感じを得ることができるはずです。一緒に頑張りましょう。
【プロフィール】
倉林 秀男(Kurabayashi Hideo)
杏林大学外国語学部教授、博士(英語学(獨協大学))。専門は英語学、文体論。〈ことば〉にかかわること全般を研究対象としている。日本文体論学会代表理事(2018 年~2020 年)、同学会会長(2020 年~)。著書に『ヘミングウェイで学ぶ英文法』(共著、アスク出版)、『シンプルで伝わる英語表現』(共著、ちくま新書)、『バッチリ身につく 英語の学び方』(ちくまプリマー新書)、『英文解釈のテオリア』(Z会)などがある。
石原 健志 先生より
『英語長文のテオリア』では、ヘミングウェイやハリーポッターなど「ちょっと読んでみたいなぁ」と思う英文を通じて、知っておきたい英文法や構文、さらには小説における時制・話法などを丁寧に解説しています。「ちょっとハイレベルな英文」を通じて英文法の新たな扉を開き、正確な「英文をよむ力」を身につけていきましょう!
【プロフィール】
石原 健志(Ishihara Takeshi)
大阪星光学院中学校・高等学校教諭。神戸市外国語大学大学院 英語教育専攻 在籍(第2言語習得理論)。京都外国語大学大学院 英米語学専攻修了(生成文法)。英検1 級、TOEIC 990 点。著書に『受験英語をバージョンアップする ずっと使える英語力への15 の Tips』(開拓社)、『映画でひもとく英語学』(共著、くろしお出版)、『英語長文読解プラクシス』シリーズ(共著、Z会)、『英文解釈のテオリア』(校閲、Z会)などがある。