【Z会✕親野智可等先生 特別企画】どうする?小学生の夏の家庭学習

新型コロナウイルスの影響で、休校、例年より遅れての授業再開、夏休み短縮、と混乱の最中にある子どもたち。
「1学期の授業の理解が不十分…」「進度の差や学力差が気になる…」「夏休みの家庭学習はどうすれば?」と不安をお持ちのご家庭も多いかと思います。
今回は、そんな皆さんの不安を解消すべく、多くの保護者から圧倒的な支持を得ている教育評論家の親野智可等先生に、小学生の夏の家庭学習のポイントについて、お伺いしました。
ぜひ、ご家庭での夏の学習の参考にしてみてください。

 

➢混乱はある意味チャンス。家庭での取り組み方で子どもは伸びる!

――長期休校や新しい生活様式、学校再開、夏休み短縮…と、子どもたちは本当に今混乱の最中で、いつもとは違う環境での学習が余儀なくされています。この夏の家庭での取り組みで気を付けるべきことはありますか?


親野智可等先生(以下親野)今はやっぱり未曾有の事態なので、親御さんも先生たちも焦る気持ちがあると思います。でも、日本中、世界中がそういう混乱状態なわけだから、まずは、ひとつ長期的な視野に立って、広い視野でゆったり構えた方がいい。親があんまり焦ってしまうとその焦りが言葉や態度にあらわれて、子どもはそういうのを敏感にキャッチして不安になってイライラしてしまうので。
学校や自治体によっても対応が様々で、親御さんは、学校間での学力差や進度差、地域格差などが気になっているでしょう。でも、そういった差よりも、実はご家庭での取り組みによって出る差の方が絶対大きいんです。「~しちゃダメ」「もっと頑張らなきゃダメ」とか、親御さんの言葉が否定的だと子どもは「僕ってダメだな」と自己肯定感を持てなくなってしまう。そうなると何事においてもチャレンジ精神とか努力する気持ちがしぼんでしまって、子どもが伸びなくなってしまうんですね。
イライラすると否定的な言葉が増えてしまうので、まず親がゆったりとした気持ちで深呼吸して、否定的な言葉を使わないと決意することが大事だね。その上で親にできることをやっていけばいいわけです。夏休みもそういう気持ちでまず臨んでいくことが大切です。
混乱というのはある意味チャンスでもあるんですよ。こういう事態も前向きに捉えて取り組んでいきましょう。

 

1ページ(全4ページ中)

 

1学期の学習範囲を復習し、「やり残し」や「苦手分野」の解消に!
『Z会小学生わくわくワーク 2020年度 夏休み復習編』

学習が不安定だった1学期の学習範囲の復習にぴったりです。
単なるドリルではない、多様な角度からのアプローチで、多角的に考え、表現する力を養います。自由研究や読書感想文などの対策にも!
1年生/2年生/3年生/4年生/5年生/6年生

詳細・ご購入はこちら

教科学習だけでは身につかない「考える力」を鍛える!
『Z会 小学生のための 思考力ひろがるワーク』
パズルのように楽しく取り組める構成です。いろいろ考えながらじっくりと取り組み、解けた瞬間の「わかった!」と感じる快感・達成感を味わえる問題が満載。「考えることが好きになれる」ワークです。
入門編/基礎編 あなうめ/基礎編 はっけん/標準編 あなうめ/標準編 はっけん/発展編

詳細・ご購入はこちら

教科書+αの問題で、2学期からさらに伸びる!
『Z会グレードアップ問題集』
教科書レベルの問題集では物足りないと感じている方・少し難しい問題にチャレンジしたい方におすすめのハイレベル問題集です。
中学受験も視野に入れた教科書+αの学習に最適。良質でハイレベルな問題で演習を積み、力を伸ばします。
各学年:国語(漢字・言葉/読解)、算数(計算・図形/文章題)、理科、社会
小5・6生向け:英語(小5/小6/中学英語さきどり)
※小1~6生向け:グレードアップワーク英語(身のまわりの単語/まちのなかの単語/かぞくとの会話/友だちとの会話/アルファベットとやさしい単語)も。

詳細・ご購入はこちら