【Z会✕親野智可等先生 特別企画】どうする?小学生の夏の家庭学習-2

新型コロナウイルスの影響で、休校、例年より遅れての授業再開、夏休み短縮、と混乱の最中にある子どもたち。
「1学期の授業の理解が不十分…」「進度の差や学力差が気になる…」「夏休みの家庭学習はどうすれば?」と不安をお持ちのご家庭も多いかと思います。
今回は、そんな皆さんの不安を解消すべく、多くの保護者から圧倒的な支持を得ている教育評論家の親野智可等先生に、小学生の夏の家庭学習のポイントについて、お伺いしました。
ぜひ、ご家庭での夏の学習の参考にしてみてください。

 

➢夏の家庭学習のポイント①:「やり残し」や「苦手分野」のフォローを

――「家庭では『勉強勉強』と子どもを追いつめてしまわないこと」が大事ですね。とは言え、休校期の学力差や再開後の詰め込み授業など、学校での学習が不安定になってしまっているところは否めず、やはり例年にも増して“この夏の家庭での学習”が非常に重要になってくるのかなと思います。

親野:そうですね。再開後の学校での授業ではやはり「やり残し」や「苦手分野」というのはどうしても出てきてしまうと思います。特に算数は要注意です。算数のような積み上げ教科は、前に学習したことを土台にして次へ進むので、もしやっていなかったり苦手ができてしまったりすると、そこでつまずいてしまいます。算数とか理科、あと国語の漢字とかね。学校で手薄になっているところをちょっと親御さんが教えてあげるとか、フォローしてあげられるといいですね。

――Z会の『わくわくワーク夏休み復習編』など、市販の夏休みワーク等で1学期の学習内容を復習して「やり残し」や「苦手分野」をピックアップしてあげると、ピンポイントで効率的にフォローできるので、そんな風に活用していただくのもおすすめです。

親野:いいですね。このワーク、解答解説が詳しくていいね。親が教えられるならそれでもいいし、もし子ども一人でやるんだったら「考えてわからないときは解答解説を見ていいよ。」と言ってあげるといいですよ。「答えを見ちゃダメ」って言うと苦痛になっちゃうから。
こういうふうに丁寧に解説があるわけだから、答えを見て、写して、理解して覚える。それも立派な勉強です。丸つけするときは自分で解いた場合は花丸にして、答えを見た場合は一つ丸にするとか、そういった差別化をしておくと、あとで理解が不十分なところの振り返りがしやすいですよ。

――また、低学年のワークでは、解答解説に子どもへの声かけや褒め方なども書いてあり、保護者の方がお子さんをあたたかくサポートできるようになっています。

親野:いいですね。さっきも言ったけど、大事なのは否定的なことは言わないということ。否定語はやめてとにかく肯定的に褒めてあげるといいです。答えは間違っていても「ここはできてるね、惜しかったね」とか、「一緒に考えてみよう」とか、どんどんヒントもあげていい。叱る材料にせず、たくさん褒めて、やる気を引き出してあげることが大事です。

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