小学校で必修化されたと言っても、プログラミングについて学ぶ教科書があるわけではなく、各教科の一部として「プログラミング的思考」を学ぶことが組み込まれている形であり、小学校の授業だけでは、体系的にプログラミングを学ぶことは難しいのが現状です。そのため、小学生のうちから体系的かつ実践的にプログラミングにふれられるよう、家庭学習による底上げが必要です。
では、小学生段階ではどのようにプログラミングを学ぶのが良いのでしょうか?
近年よく目にするロボットプログラミングについて、どんなメリットがあるのか、またなぜ小学生におすすめなのか、Z会のプログラミング教材開発者に聞いてみました。
Z会プログラミングシリーズ
教材開発責任者
今里 真
教材開発責任者
今里 真
「実際に体験・体感して学ぶ」ことができるのは、ロボットプログラミングだからこそ
プログラミングとは、コンピュータに命令を出すプログラムを書いて「ものを動かす」こと。中学生以降になると、画面上だけのバーチャルな世界で「ものを動かす」のでも十分なのですが、発達段階を考慮すると、小学生の間は…
小学生の今の時期にプログラミング学習がおすすめな理由
では、なぜ小学生の今の時期にプログラミング学習をしておくといいのか? その理由は2つあります。…
Z会プログラミングシリーズだからこそ身につく力
プログラミングスキルはもちろんのこと、思考力、判断力、表現力、主体性、多様性、協働性といったさまざまな力が身につくということは前述しましたが、ここでは「プログラミングみらい講座 with KOOV®」の特長・身につく力を紹介します。…
お子さまの発達段階、興味に合わせた、そのほかのプログラミング講座もあります。
まずは「プログラミングって何?」を知りたい方に
「プログラミングはじめてみる講座」
推奨学年:年長小1小2
「プロラミングってどんなもの?」「ちょっと試してみたい」そんな声にお応えした3カ月講座。プログラミングが初めてのお子さまにぴったりな、楽しく学べて力が伸びる講座です。
情報・デジタル活用力を味方につける
「Z会プログラミング講座中学技術活用力講座」
推奨学年:小5小6中1中2中3
まずは中学生までに身につけるべき「知識+スキル」を体系立てて習得できる「教科実践編(3カ月講座)」と、高校範囲まで踏み込み、実践でぐんぐん力を伸ばす「コンピュータ活用編(12カ月講座)」があります。
まずは「プログラミングって何?」を知りたい方に
「プログラミングはじめてみる講座」
推奨学年:年長小1小2
紙の資料でご検討されたい方には
お子さまの学年に応じたパンフレットを無料でお送りします
※iPadは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
※iOSは、Apple Inc.のOS名称です。IOSは、Cisco Systems,Inc.またはその関連会社の
米国およびその他の国における登録商標または商標であり、ライセンスに基づき使用されています。
※ Android、 Google Chrome は、Google LLC の商標または登録商標です。
※その他の社名,製品名は,各社の登録商標または商標です。
「プログラミングみらい講座 with KOOV®」および「Z会プログラミング中学技術活用力講座」は、株式会社Z会と株式会社ソニー・グローバルエデュケーションの協業による講座です。
KOOV®およびPROC® は 、株式会社ソニー・グローバルエデュケーションの登録商標です。
本サイトでは、「プログラミングみらい講座 with KOOV®」を「みらい講座」と表記している場合があります。また、®やTMなどのマークを省略している場合があります。
「実際に体験・体感して学ぶ」ことができるのは、ロボットプログラミングだからこそ
プログラミングとは、コンピュータに命令を出すプログラムを書いて「ものを動かす」こと。中学生以降になると、画面上だけのバーチャルな世界で「ものを動かす」のでも十分なのですが、発達段階を考慮すると、小学生の間は、やはりリアルな世界でものが動いているのを見たほうが、どんな命令をプログラムしたのかを容易にイメージすることができます。そのため、ロボットやブロックで実際の動きを確かめながら学べるロボットプログラミングは、プログラミング学習の最初の段階である小学生にとって効果的な学び方だと言えます。
また、リアルな世界で、プログラムできることに制約をかけてより学びやすくするという意図もあります。バーチャルな世界では普通の世界ではありえない命令、例えば光速でものを動かすとか、無重力状態にするとか、画面上なので複雑なプログラムを組めばできてしまいます。一方でリアルな世界では、できることに制約をかけることができます。一見、自由な発想力を奪ってしまうように見えるかもしれませんが、リアルな世界でできることという制約を「最初は」かけることで、プログラミングに取り組む敷居を下げることができるのです。
ロボットプログラミングでは、リアルな世界でできることに制約をかけて取り組みやすくしながらも、もっともっと学びたいお子さまは、さらに発展させたものを作ることができます。初心者にとっても、上級者にとっても学びの世界が広がっていく、それがロボットプログラミングの学びなのです。
小学生の今の時期にプログラミング学習がおすすめな理由
では、なぜ小学生の今の時期にプログラミング学習をしておくといいのか? その理由は2つあります。
➢十分な時間がとれる小学生の今だから
現実問題、上の学年になり通常の勉強(国語や算数など)が本格化してくると十分な時間がとれなくなってくることが挙げられます。ロボットプログラミングの学びももちろん大切なのですが、それ以上に教科学習に時間をさかざるを得なくなってしまうため、小学生の早い段階でプログラミング学習を進めておくことをおすすめしています。
➢プログラミングを通じて得られる非認知スキルは、一朝一夕で身につくものではないから
プログラミング学習を通じて得ることができる力はいろいろあります。プログラミングスキルに加えて、思考力・判断力・表現力が養われますし、また、主体性、多様性、協働性といったさまざまな非認知スキルが身につきます。
これらの力は、単なる知識のインプットと違って、学習したからと言ってすぐに成果を実感できるものではなく、数年かけて身につけていくものです。一方、身についた力はずっと継続していきますので、早いうちに自分のものにできれば、小学生の学習に役立つのはもちろん、将来の社会において自分の夢を実現し、活躍していくための大きな力となるでしょう。
Z会プログラミングシリーズだからこそ身につく力
プログラミングスキルはもちろんのこと、思考力、判断力、表現力、主体性、多様性、協働性といったさまざまな力が身につくということは前述しましたが、ここでは「プログラミングみらい講座 with KOOV®」(以下、みらい講座)の特長・身につく力を紹介します。
みらい講座ではカラフルな半透明のブロックを使って、おしゃれでかわいい作品を作ることができます。ブロックの種類が少ないのですが、ブロックの形状が四方八方とつなげることができるものであるため、簡単かつ自由度の高い創作活動が可能です。
また、視覚的に分かりやすいビジュアルプログラミングで、論理的に考えながらプログラムを組んでいきます。
プログラミングの学びを楽しむ中で、プログラミングのスキルはもちろんのこと、論理的思考力、発想力、創造力、表現力、試行錯誤力といった力を育みます。ブロックによる創作活動とプログラミングによる命令を使って、みらいの道具を作っていきます。自分の作品の改善すべき点や目標に対して、アプローチの仕方を学ぶことで、やりたいことを実現する力をつけていきます。
これが、プログラミングだけを学ぶのではない、みらい講座の学びなのです。