
とくにビジネスシーンにおける英語力を重視しており、日本国内では大学生から社会人まで、年間200万人以上が受験しています。
このページでは、はじめてTOEIC L&R TEST(聞く力と読む力を測るテスト)を受験する方向けに押さえておきたい基本情報をまとめました。
どんな出題構成なの?
スコアは、10点から990点まで5点刻みで評価されます。
Listeningセクションは音声に従って解き進めますので、自由に時間配分を決めることはできません。
一方のReadingセクションの解き方は受験者に委ねられていますので、すべての問題を解き切るには時間配分が非常に重要になります。
出題構成 Listeningセクション
《約45分間 100問(小計445点)》
| Part 1 | 写真描写問題(6問) 印刷されている写真を見ながら、放送される4つの選択肢の中から写真をもっとも適切に描写しているものを選ぶ形式の出題です。 |
|---|---|
| Part 2 | 応答問題(25問) 放送される質問文を聞き、続いて放送される3つの選択肢の中から、質問に対する応答としてもっとも適切なものを選ぶ形式の出題です。 |
| Part 3 | 会話問題(39問) 2人もしくは3人の短い会話を聞き、その会話に関する質問に対するもっとも適切な答えを4つの選択肢の中から選ぶ形式の出題です。 |
| Part 4 | 説明文問題(30問) 放送される説明文を聞き、その文章に基づく質問に対するもっとも適切な答えを4つの選択肢の中から選ぶ形式の出題です。 |
出題構成 Readingセクション
《約75分間 100問(小計445点)》
| Part 5 | 短文穴埋め問題(30問) 英文に1カ所の空白があり、そこに入る適切な単語・語句を4つの選択肢から選ぶ形式の出題です。 |
|---|---|
| Part 6 | 長文穴埋め問題(16問) 長文に4つの空所があり、そこに入れるのにもっとも適切な単語・語句・文を、それぞれ4つの選択肢から選ぶ形式の出題です。 |
| Part 7 | 読解問題(54問) さまざまな形式の英文や図表を読み、それに基づく質問に対するもっとも適切な答えを4つの選択肢の中から選ぶ形式の出題です。 「1つの文書」問題(29問)と「複数の文書」問題(25問)で構成されます。 |
何点をめざせばいいの?
一般的にどれくらいのスコアを取っていれば評価されるのか(履歴書に書けるのか)は、企業や職種によってさまざまで一概には言えませんが、傾向としては以下のようにまとめられます。
点数
| 900台 | ほとんどの企業で非常に高い評価が得られるレベル。 外資系企業でも志望段階での英語力としてはまず問題ないと判断されるでしょう。 |
|---|---|
| 800台 | ほとんどの企業でかなり高く評価されるレベル。 外資系企業でもスタートラインに立てる(応募要件を満たす)でしょう。 |
| 700台 | ほとんどの企業でかなり評価されるレベル。 ただし、やはり外資系などの企業を志望するには不十分と判断されるケースも見られます。 |
| 600台 | 多くの企業で「標準」とされるレベル。社会人受験者の平均スコアが600程度ですから、初めて受験する人は、まずは目標スコアとしましょう。 しかし、高い英語力を求める企業(外資系など)では評価されないことも。 |
初受験では平均点をめやすに
毎年IIBCより発行されるレポートの最新情報より「日本人の平均スコアは564※」であることが判明しています。はじめて受験する場合は、まずはこのスコア突破をめざしてみましょう。
※「2025 Report on Test Takers Worldwide : TOEIC Listening & Reading Test」
https://www.iibc-global.org/hubfs/library/default/toeic/official_data/pdf/Worldwide2025.pdf
どんな問題が出題されるの?
Z会のTOEIC L&R対策講座「Adaptie」から、Part1からPart7までの出題内容をまとめたページをご用意しましたので、ぜひ体験してみてください。
※出題は、これまでのTOEIC L&R TESTを分析し、Z会がオリジナルで作成した問題になります。
※実際のテストでは、Web形式ではなく問題用紙とマークシートで取り組みます。
各Part、何に注力して対策すればいいの?
「形式への慣れ」がスコアに直結するテストでもありますので、まずはこの「各Partの特長」を知り、対策を進めていきましょう。
Listeningセクション
リスニングでは英文が1回しか放送されません。つまり「聞き逃したらそれまで」ということになるので、1問1問集中して問題を聞きつづける集中力を磨きましょう。
問題用紙に印刷されている写真を見て、それを最も適切に表している英文を選ぶ問題です。
選択肢に英文は印刷されていません。
対策アドバイス
写真の一部分だけにフォーカスしない
たとえば、会議室の様子を写した写真から「会議中である」と決めつけないようにしましょう。写っている人物・背景・机の上の資料について出題されるかわからないからです。
音声が流れる前にサッと写真全体を見渡し、「どんな単語が出てきそうか」をいくつかイメージ(先見・さきみ)しておくのがスコアアップの秘訣です。
流れてきた短い質問に対して、最も自然な返答を選ぶ問題です。
問題文も選択肢も印刷されていません。
対策アドバイス
文頭を聞き逃さない
When(いつ)、Where(どこで)、Who(だれが)といった疑問詞や、時制(過去のことか、未来のことか)など、正解を選ぶための超重要情報は「質問文のいちばん最初」にギュッと詰まっています。まずは音声に集中するクセをつけましょう。
2~3人の会話を聞いて、3つの設問に答える問題です。
ここから問題用紙に設問文と選択肢が印刷されています。
対策アドバイス
何を聞かれるか、先にチェック!
音声が流れる前に、必ず設問文(何が問われているのか)に目を通しましょう。
一字一句訳す必要はありません。「場所を聞かれているな」「問題点についてだな」とキーワードを拾うだけで十分です。これをするだけで、会話のシチュエーションがグッとイメージしやすくなります。
アナウンスやスピーチなど、1人が話す長めの説明文を聞いて、3つの設問に答える問題です。
対策アドバイス
完璧主義を捨てて、キーワードを拾う
Part4でつまずきやすいのは「スピードについていけず、全体の意味を見失う」ことです。
一字一句すべてを日本語に訳しながら聞くのは大変なため、Part 3同様に設問を先読みし、「問われているポイント(答えの根拠)だけは絶対に逃さないぞ」というメリハリのある聞き方を練習しましょう。
Readingセクション
初めての方が特に苦戦するのが「時間配分」です。知識で勝負できるPart 5・6を素早く解き進め、文章量の多いPart 7に少しでも多くの時間を残せるよう意識してみましょう!
短めの英文にある1カ所の空欄に、最も当てはまる単語や文法を選ぶ形式の問題が出題されます。
対策アドバイス
悩みすぎず、Part 7のための時間を残す
Part 5は文法や語彙の知識がストレートに問われます。「知っているかどうか」で決まる問題も多いため、1問に時間をかけすぎないのが鉄則です。
日頃の練習では「なんとなく」で選ばず、「なぜこの選択肢なのか」という理由付けをして解き、解説の根拠と合っているか確認する習慣をつけましょう。
メールやお知らせなどの長文にある4つの空欄に、適した単語・フレーズ・一文を補う形式の問題が出題されます。
対策アドバイス
接続詞や代名詞を手がかりにする
空欄の前後だけを見るのではなく、「しかし(however)」などの接続詞や「それ(it)」といった代名詞に注目し、文章全体の展開(文脈)を意識して選びましょう。
復習時には、正解の選択肢を入れた状態で全文を読み直し、全体のストーリーを捉えるトレーニングがおすすめです。
1つの文書を読む問題(29問)と、複数の文書(メールと請求書など)を見比べる問題(25問)で構成される、TOEIC最大の山場です。
対策アドバイス
「設問」を先に読んでから、必要な情報を探す
いきなり長文を最初から最後まで丁寧に読むと、時間が足りなくなってしまいます。まずは設問文(問われていること)をサッと読み、「どんな情報を探せばいいのか」を把握した上で本文に入りましょう。
日頃の学習では、英語の語順のまま頭から意味をとらえる練習と、復習時にじっくり意味を確認する丁寧な読み込みを組み合わせるのが速読力・読解力アップに効果的です。
試験を受けるまでの流れは?
プラン例
TOEIC L&Rテストは、おおよそ毎月1回、午前・午後に分かれて年12回ほど実施されます。
今日から約3カ月後の初受験に向けての日程をチェックし、申し込みを行いましょう。
※テスト申込は、基本的に試験日の1カ月半ほど前に締め切られますので、注意が必要です。
TOEIC L&Rテスト日程・年間スケジュールはこちらからご確認ください。
https://www.zkai.co.jp/ca/toeic/nittei/
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