今回のテーマはPart1（リスニング）の「人物写真で動作を問う問題」です。攻略ヒントを紹介しますので、ぜひこれからの学習にお役立てください。
 

問題の特徴

Part1は写真描写問題です。1枚の写真をもとに4つの英文が読み上げられ、写真を正しく描写しているものを選びます。

この記事では、その中の「人物が1人の写真」の出題パターンを解説します。

 

問題例

実際の問題例を見てみましょう。

※Ｚ会の TOEIC®対策オンライン講座ADAPTIE で実際に出題される問題です。

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【設問】

音声を聴き、写真の描写として適切なものを選びなさい。

 

【選択肢】

(A)
(B)
(C)
(D) 

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※ 答え・スクリプトは、次の「攻略ヒント」で解説します。

 

攻略ヒント

写真で注目すべきポイント

「人物が1人の写真」が出題されたとき、注目すべきポイントは以下の通りです。

・人物の動作
例）話しをしている、タイピングをしている

・人物の服装
例）メガネをかけている、半そでを着ている

・背景 / 場所
例）駅、オフィス、横断歩道、お店のレジの前

 

選択肢の聴きとり・正答の選び方

・動詞を集中して聴きとる
人物が一人の写真のため、多くの場合、主語はすべての選択肢で同じです。その後に続く動詞などで正誤を見分けましょう。

・名詞の言い換えに気をつける
馴染みの深い単語でも、抽象化されると気づかない場合があります。しっかりと単語の意味を考えて判断しましょう。
例）train / car → vehicle

・写真に写っていない名詞を含む選択肢は除外
写真を正しく描写するものを選ぶ問題なので、不正解である可能性が高いといえます。

ではもう一度、問題例を見てみましょう。

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【設問】※再掲

音声を聴き、写真の描写として適切なものを選びなさい。

 

【選択肢】

(A) He is laying his face down on the desk.
彼は机にうつぶせになっている。
(B) He is crossing his arms.
彼は腕を組んでいる。
(C) He is classifying the documents.
彼は書類を分類している。
(D) He is typing something on the computer.
彼はコンピュータで何かを打っている。

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⇒男性の動作や状態に注目しましょう。(A) lay one’s face down は「うつぶせになる」という意味です。よって男性の動作と一致していません。(B) cross one’s arms は「腕組みをする」ですが、男性は腕を組んでいません。

(C) classify は「～を分類する」という意味です。そのような様子は写真には写っていません。男性はコンピュータの前に座っており、キーボードを打っているので、(D) が正解です。

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