今回のテーマは、TOEIC® L&R TEST Part2(応答問題)です。Z会が攻略ヒントをお届けします。
Part2「応答問題」の特徴
まずはPart2の概要をおさらいしましょう。Part2では応答問題が25問出題されます。放送される質問文を聴き、続いて放送される3つの選択肢の中からもっとも適切な応答を選びます。
テンポよく問題が進みますので、短時間でミスなく解答できるように対策しましょう。
Part2の問題例
では問題例を見てみましょう。
※Z会の TOEIC®対策オンライン講座ADAPTIE で実際に出題される問題です。
【設問】次の音声を聴き、質問または発言に対する最も適切な回答を選びなさい。
※本番では英語音声でアナウンスされます。
【選択肢】※音声のみ
(A)
(B)
(C)
答えは次の「攻略ヒント」で解説します。
攻略ヒント
出題のパターンを把握する
応答問題はいくつかのパターンにわけることができます。今回の問題例は「wh- 疑問文への適切な応答」に該当します。
wh- 疑問文とは、What / Who / When / Where / How …などの疑問詞を用いた文です。Yes / Noで答えられないことが特徴です。
(例)
Where is the meeting room? 「会議室はどこですか」
→It’s the first room on the right. 「右の一つ目にあります」
文頭の疑問詞を聴き逃さない
wh- 疑問文を用いた問題では、文頭の疑問詞の聴き取りに集中することが大切です。
【設問】※再掲
【選択肢】※音声のみ
(A)
(B)
(C)
この問題では、
Where should I put files that need to be shredded?
「シュレッダーにかける必要があるファイルはどこに置けばよいですか」
という問いかけに対して、以下の3通りの応答が読まれます。
(A) The broken tiles will be replaced. 「壊れているタイルは交換されます」
(B) There’s a box next to the copier for them. 「それのための箱がコピー機の隣にあります」
(C) We’re headed to the store for more supplies. 「追加の備品を買いに店に行くところです」
文頭のWhereが聴き取れていれば、場所を答えている(B)が正解であることがわかります。
疑問詞に直接対応しない応答もあり得る
ひとつ注意が必要なのは、例えば「Why 〜 ?」と問われたら「Because 〜」で答えるといった定型的な返答が、必ずしも正解になるとは限らないことです。
(例)
Where is the meeting room? 「会議室はどこですか」
→I have no idea. 「わかりません」
→Which meeting are you talking about? 「どの会議のことを言っていますか」
→I thought it was canceled. 「キャンセルになったと思っていました」
このように、応答にはさまざまなバリエーションがあります。文頭の疑問詞をしっかり聴き取ったうえで「何が問われているのか」をしっかりと把握しましょう。
得点力を上げるには
TOEIC®テスト対策で大切なのは、試験で問われやすいポイントをしっかりと把握することです。
Z会のTOEIC®テスト対策講座Adaptie(アダプティ)は、動画講義とAI演習で学習ポイントの理解を促します。
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テキストバージョンつきなので、音の出せない環境でも学習できます。
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