TOEIC® L&R TEST対策 – Part5「動名詞・不定詞を使い分ける問題」

今回はPart5(リーディング)の攻略ヒントを紹介します。ぜひこれからの学習にお役立てください。
 

問題の特徴

Part5では短文穴埋め問題が30問出題されます。

英文に1カ所の空白があり、そこに入る適切な単語・語句を4つの選択肢から選びます。

この記事では、動名詞・不定詞を使い分ける問題を解説します。

 

問題例

では問題例を見てみましょう。

※Z会の TOEIC®対策オンライン講座ADAPTIE で実際に出題される問題です。


【設問】

空所に入れるのに適切なものを、選択肢の中から1つ選びなさい。

The company said that it stopped(   )that brand of battery five years ago.

 

【選択肢】

(A):produce
(B):to produce
(C):producing
(D):for producing


※ 答えは次の「攻略ヒント」で解説します。

 

攻略ヒント

動名詞(動詞に …ing をつけた形)・不定詞(to+動詞の原形)は、それぞれ様々な用法で使われます。

ここでは「動詞の後に動名詞・不定詞が続く場合」を解説します。

動名詞・不定詞はどちらも動詞の目的語となりますが、動詞によって動名詞または不定詞しか目的語にとれないものがあります。

◇目的語として動名詞を伴う動詞
admit, enjoy, practice など

◇目的語として不定詞を伴う動詞
decide, expect, promise など

そのほか、目的語として動名詞・不定詞のどちらも伴う動詞がありますが、 中には remember や stop のように、動名詞と不定詞で意味が異なる場合があるので注意が必要です。

例)
I remember meeting her at the office.
彼女にオフィスで会ったことを覚えている。
I remember to meet her at the office.
彼女にオフィスで会うことを覚えている。

動名詞は「すでに起きたこと」、不定詞は「これから先に起こること」をニュアンスとして含んでいます。

 

では、先ほどの例題を見ていきましょう。


【設問】※再掲

空所に入れるのに適切なものを、選択肢の中から1つ選びなさい。

The company said that it stopped(   )that brand of battery five years ago.
その会社は5年前にあのブランドの電池の製造を中止したと述べた。

 

【選択肢】

(A):produce
(B):to produce
(C):producing
(D):for producing


⇨stop は目的語の形によって意味が異なる。stop …ing で「…することをやめる」、stop to do で「…するために立ち止まる」という意味。

この文の最後には ago と過去を表す語があり、文意から正解は (C)。

 

 

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