TOEIC対策の「問題や解説の質が高い」とは? Z会編集者が解説

TOEIC対策の「問題や解説の質が高い」とは? Z会編集者が解説

みなさんが市販の教材を探したり比較検討したりする際には、公式サイトのほか、各サービスの比較記事を参考にされることも多いのではないかと思います。そして、本当にありがたいことに、Z会のアプリや書籍は多くの記事サイトにて「問題・解説の質が高い」と評価していただいています。

しかし、そのような評価や記事内容を読んでみて、「質が高いに越したことはないが、どのように『よい』のか」、「質よりも量が重要なのでは」と疑問に感じた方もいらっしゃると思います。

本日は、「質が高い」問題や解説とはどんなものか、そしてそれがどんなメリットをもたらすのかについて解説します。

目次

よい問題とは

「問題として成立している」といった点だけでなく、取り組んだ方に「何かしらの付加価値」があるものが「よい問題」になり得ると考えています。

たとえば、以下のような特徴を備えた問題はよい問題です。

○ その問題が、習ったばかりの知識の定着に役立つ
○ その問題を解くことで、複数の知識の確認ができる

そして、学習のための問題は、すべて特定の場面で、何らかの意図を持って出題されています。

  • 講義動画を見たあとに、その知識を定着させるために、類題を出す
  • 章のまとめとして、(その章で学んだ)複数の観点を用いて解く問題を出す

つまり、取り組んだ方に何かプラスアルファの学びを与えることを「ねらい」としており、その粒度が適切で過不足ないのが「よい問題」だと私たちZ会は考えています。

逆によくない問題は、以下のようなものです。

なお、このような問題は、Z会の講座には限りなく少ないと自負しています。

△ 講義動画のあとに出題されているのに、さっき習ったことと関係が薄い
△ 解くのに時間がかかる割に、一つのことしか身につかない
△ 身につけてもあまり役に立たないスキルを問うている

よい解説とは

では、よい解説についてはどうでしょうか。

解説は、その「ねらい」通りに解答を導くことができなかった人(か、たまたま正解にたどり着いてしまった人)が、そのミスの原因を正しく把握するための文章です。

具体例をもって、よい解説について体験してみましょう。

もし実際に取り組みたい方は、答えや解説が見えないようにスクロールを調整してご覧ください。

※実際にZ会のTOEIC対策講座「Adaptie」で出題されている問題と解説を一部改変したものです

【問題】
空所に入れるのに適切なものを、選択肢の中から1つ選びなさい。

For the past twelve years, Hansen International ——- operating all its overseas plants in the black.

(A) continues
(B) was continued
(C) will continue
(D) has continued

【問題文訳】
過去12年間、ハンセン・インターナショナル社は海外のすべての工場を黒字で操業し続けている。
【解答・解説】
正解:(D) has continued

選択肢には continue という動詞の時制・態の異なる形が並んでいる。時制が問われているので、時に関する表現に注目する。
期間を表す for ~(~間)は‘継続’を表す現在完了形と一緒に用いる語句なので、正解は (D)。
for ~ との相性から (A) は不適切。直後に目的語(operating)があるので、受動態の (B) も不適切。さらに、past(過去の)という語が用いられているので、未来を表す(C) も不正解。

語句
□operate 「機能する;活動する;操業する;手術をする」
□plant 「工場」
  a manufacturing plant:製造工場
□in the black 「黒字で」

まず、「時制が問われているので、時に関する表現に注目する。」という一文。これは、この問題を解くときに「何に気をつければよいか」を説明しています。

問題の解説を読んでいて、「それが正しいのはわかるけど、どうやって気づくんですか!」と苛立ちを感じたことはないでしょうか。Z会の解説では、こうした「着眼点」を意図的に含めるようにしています。次に似た問題に出会ったら、そういう目で問題を見るようにしてください、ということです。

次に、この部分。

for ~ との相性から(A) は不適切。直後に目的語(operating)があるので、受動態の (B) も不適切。さらに、past(過去の)という語が用いられているので、未来を表す(C) も不正解。

ここが大事です。

正解の (D) を選べなかった人は、(D) が正しい理由を知ったとしても、その他の誤った選択肢がなぜ不適切なのかを学ばないと、類題で同じミスを繰り返す可能性が高いでしょう。逆に、誤った理由を自己分析して対策すれば、そのうち同じミスはしなくなります。

Z会の教材では、こうした「誤り」に対する指導やアドバイスをできるだけ網羅的に、丁寧に行うことにしています。独学で一番重要なのは「誤りの矯正」だからです。

問題や解説の質が高いと、何がよいのか

「学習の効率がよい」の一言につきます。

出題の「ねらい」が適切であれば、少ない問題数、つまりより短い時間で必要な知識を習得し、活用できるレベルに達することができます。そして、解説が網羅的で、さらに自分のミスに合った助言があれば、納得しながら誤りを修正していくことができます。

もし出題のねらいがちぐはぐなら、問題演習により多くの時間を費やす必要があるでしょう。加えて解説が断片的で、自分が犯したミスの理由に気がつきにくい学習を進めると、いつまでも同じミスを繰り返してしまいかねません。

スコアにつながるTOEIC対策をAdaptieで

Z会のAdaptieには、Z会が長年の大学受験指導で培った「よい問題」を出題するノウハウだけでなく、「よい解説」で成長を促すノウハウも詰まっています。良質なコンテンツであなたのスコア目標達成をサポートしますので、ぜひZ会のTOEIC対策講座をご検討ください。

Adaptieの特長

TOEIC攻略できるカリキュラム

Z会では、TOEICに必要な知識やスキルを「72の学習ポイント」に細分化。一つずつクリアできるカリキュラムですので、着実にスコアアップに近づけます。

理解度にあった個別最適なAI演習

AIが約5,000問の演習問題の中から、あなたの理解度に合わせて最適な問題を厳選。効率的に演習を進められます。

Z会Adaptieは、TOEIC® L&R TESTに必要な知識・スキルを72個に分解し、重要順に学べるカリキュラムです。

動画講義や頻出英単語チェックテストで基礎から学べるので、初学者の方も安心して学習をスタートできます。

ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

企業・団体でもご利用受付中

企業・団体のご利用もいただけます。こちらのWebサイトからご確認・お問い合わせください!

TOEIC L&R 対策情報を掲載中

Z会のTOEIC対策情報サイトでは、Part別の対策アドバイス・学習法記事など多数掲載中。ぜひご活用ください。

掲載記事の無断転載、転用、編集はご遠慮ください。
TOEIC is a registered trademark of ETS. This website is not endorsed or approved by ETS.

受講申込 + LINE + AIチャットボット

AIチャットでのお問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせ

【Z会キャリアアップコース カスタマーセンター】

インターネット接続環境、動画再生に関するご質問等

【Z会テクニカルサポートセンター】

月〜金 午前10:00〜午後6:00
※祝日・夏季休業・年末年始を除く