2018年10月23日
Z会グループ
Z会グループ(代表者:藤井孝昭、以下当社グループという)が実施する「ベトナムにおける日本型の食育・健康教育事業」は、2018年度 文部科学省「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」 公認プロジェクトに採択され、2018年12月より、ベトナム都市部における子どもの肥満や栄養不足等による健康格差の課題解消を目指す取り組みを実施しますので、お知らせいたします。
「EDU-Portニッポン」とは、官民協働のオールジャパンで取り組む「日本型教育の海外展開事業」です。高い基礎学力や規律ある生活習慣を育む仕組み、産業人材育成の仕組み、ICT教育、学習塾の仕組みなど、日本の教育は世界で高い関心を集めており、日本の教育を海外展開していくための取り組みです。
当社グループでは、株式会社Z会(代表者:藤井孝昭)の幼児・小学生ステージにおける教育サービスの提供をはじめ、スマートキッズ株式会社(代表者:三井琢雄)の発達支援事業における食育・調理活動等の実施や、株式会社栄光ベトナム(代表者:阿部祐也)のベトナム・ハノイにおける現地顧客対象の教室事業など、総合教育グループとして常に新しい教育サービスを展開しております。
この度の、ベトナムにおける「日本型の食育・健康教育事業」では、食文化や食環境、食育に関する外部の専門家にもご協力をいただきながら、日本型家庭科教育授業や調理実習を現地の小学生に提供することを通して、SDGs※にもある肥満問題の解決と健康意識の向上を推進いたします。更に、食を起点として、日本とベトナムの文化相互理解を深めると共に、日本型の躾やマナーなどの社会教育も実施することで、学校だけでなく社会や経済的な活動においても両国の連携強化に貢献してまいります。
※持続可能な開発目標。2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された、2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17(貧困、飢餓、保健、教育、ジェンダー、水・衛生、エネルギー、成長・雇用、イノベーション、不平等、都市、生産・消費、気候変動、海洋資源、陸上資源、平和、実施手段)のゴール、169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
2018年12月より、ベトナム現地校において、食育教室を実施いたします。2018年度末には実施した食育教室等の取り組みを検証し、現地の教職員の方々からのフィードバックもいただきながら、本取り組みの更なる拡大に向けた準備を行ってまいります。
株式会社Z会の概要
(1)法人設立 | 2000年 |
(2)代表取締役 | 藤井 孝昭 |
(3)事業内容 | 主に幼児から大学受験生を対象とした通信教育事業の運営 |
(4)本社所在地 | 411-0033 静岡県三島市文教町一丁目9番11号 |
スマートキッズ株式会社の概要
(1)法人設立 | 2008年 |
(2)代表取締役 | 三井 琢雄 |
(3)事業内容 | 未就学児から高校生を対象とした療育事業の運営 |
(4)本社所在地 | 135-0047 東京都江東区富岡二丁目1番9号 |
株式会社栄光ベトナムの概要
(1)社名 | EIKOH VIETNAM Co.,Ltd |
(2)法人設立 | 2002年 |
(3)代表取締役 | 阿部 祐也 |
(4)事業内容 | ベトナム人対象の日本語学校・学習塾の運営、在留日本人子女対象の学習塾の運営 |
(5)本社所在地 | So26, Ngo211, Xa Dan, Dong Da, Ha Noi, Vietnam |
ベトナムにおける日本型の食育・健康教育事業 概要
事業名称: | 日本型の食育・健康教育を起点に、健康・福祉の向上と文化・マナーの理解を通して、社会課題の解消を実現文部科学省「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」 |
目的 : | ベトナム都市部における、子どもの肥満や栄養不足等による健康格差の課題について、日本型家庭科教育の実施を通して健康的な生活の確保や福祉の促進に貢献する。また、日本とベトナムの相互理解を推進することで、両国の関係や連携を強化する。 |
授業実施: | 2018年12月~2019年1月 を予定 |
文部科学省「日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン)」
https://www.eduport.mext.go.jp/index.html
株式会社 Z会 経営戦略部
電話:055-976-8306