【標準編】3-b ブリッキーとうでたてふせ

Q1. ☆問題(もんだい)☆

距離センサーは、距離(きょり)をcmだけでなく、「%」や「インチ」ではかることができるんだ。それでは、%とかインチって、どのような距離なのかな。次の中からえらんでね。調べたり、プログラムをつくったりしてたしかめてもいいよ。

  • ○ 「%」は、距離センサーではかれる一番遠くを100として、いまどのあたりかを示した数字。「インチ」は、アメリカなどで使われる距離のはかり方で、1インチは2.54cmとおなじ長さ。
  • ○ 「%」は、距離センサーではかれる一番遠くを100として、いまどのあたりかを示した数字。「インチ」は、はかった距離をでたらめな数字にして出したもの。
  • ○ 「%」は、距離センサーにどれくらい近づいてきたのかの変化を示した数字。「インチ」は、アメリカなどで使われる距離のはかり方で、1インチは2.54cmとおなじ長さ。
  • ○ 「%」は、距離センサーにどれくらい近づいてきたのかの変化を示した数字。「インチ」は、はかった距離をでたらめな数字にして出したもの。
  • ○ %もインチも、名前はあるが、じっさいには使えない距離のはかり方。

正解

  • 「%」は、距離センサーではかれる一番遠くを100として、いまどのあたりかを示した数字。「インチ」は、アメリカなどで使われる距離のはかり方で、1インチは2.54cmとおなじ長さ。
  • 「%」は、距離センサーではかれる一番遠くを100として、いまどのあたりかを示した数字。「インチ」は、はかった距離をでたらめな数字にして出したもの。
  • 「%」は、距離センサーにどれくらい近づいてきたのかの変化を示した数字。「インチ」は、アメリカなどで使われる距離のはかり方で、1インチは2.54cmとおなじ長さ。
  • 「%」は、距離センサーにどれくらい近づいてきたのかの変化を示した数字。「インチ」は、はかった距離をでたらめな数字にして出したもの。
  • %もインチも、名前はあるが、じっさいには使えない距離のはかり方。

こう考えよう(かんがえよう)

これは、知っているか知らないか、たしかめたかたしかめていないか、の問題だよ。
正解(せいかい)は、「%」は、距離センサーではかれる一番遠くを100として、いまどのあたりかを示した数字。「インチ」は、アメリカなどで使われる距離のはかり方で、1インチは2.54cmとおなじ長さ。

距離センサーではかれる一番遠くは200cmなので、じつは、%にすると、cmのときのちょうど半分の数字になる。
そしてインチは、アメリカなどで使われている距離のはかりかたで、「1インチ = 2.54cm」と決められている。
こんなプログラムを作ってためしてみると、その関係がわかるよ。

たしかに10cmのとき、%は5になっているし、インチはだいたい4くらいになっているね。

Q2. ☆問題(もんだい)☆

ミッション2では距離センサーを使って、「だれかが近くに来たらうでたてふせをする」「人が遠くに行ったらうでたてふせをする」プログラムを作ったよね。そのプログラムをさんこうに、次のようなプログラムを作ったよ。

距離センサーのブロックでは、このように「ちょうどの」距離を選ぶことができるんだけど、じつは思ったようにうごいてくれないこともあるんだ。
その理由としてかんがえられるもので、もっともふさわしいものをえらんでね。

  • ○ 「ちょうどの」は、うまくうごかないようになっているから
  • ○ うでたてふせのプログラムではうまくいかないが、ちがうプログラムならうまくいく
  • ○ 20cmではうまくいかないだけで、50cm以上であれば思ったとおりに動いてくれる
  • ○ ポートDにつないだときにはうまくいかないが、ポートAであれば思ったとおりに動いてくれる
  • ○ 距離センサーで20cmぴったりをうまくはかれないことが多いからうまくいかない

正解

  • 「ちょうどの」は、うまくうごかないようになっているから
  • うでたてふせのプログラムではうまくいかないが、ちがうプログラムならうまくいく
  • 20cmではうまくいかないだけで、50cm以上であれば思ったとおりに動いてくれる
  • ポートDにつないだときにはうまくいかないが、ポートAであれば思ったとおりに動いてくれる
  • 距離センサーで20cmぴったりをうまくはかれないことが多いからうまくいかない

こう考えよう(かんがえよう)

たとえば、「線引きで15cmぴったりの線をひく」ことを考えてみよう。
ほんとうに15cmぴったりの線をひけるかな?
むりではないけれども、じつは15.1cmになってしまっていたり、14.95cmになってしまったりしてしまうことはよくあるよね。

それと同じで、距離センサーで「ぴったり20cm」をはかることもできるんだけど、ほんのちょっと動いただけで21cmになってしまったり、19cmになってしまったりすることがよくあるんだ。
だから「ちょうど」の数字をセンサーではかるのは、なかなかむずかしい。

センサーを使ったプログラムを作るときには、「本当にその数字がセンサーでうまくはかれるのか」を考えることも大切だよ。

Q3. ☆問題(もんだい)☆

「メッセージ」についての説明(せつめい)で、まちがっているものはどれかな。次の中からひとつえらんでね。

  • ○ メッセージはいくつも作ることができる
  • ○ メッセージを使うと、いくつかの動作を同時に実行することができる
  • ○ メッセージは、メッセージの名前を変えることができる
  • ○ ひとつのメッセージは一度しか使えない
  • ○ メッセージは、「メッセージを送る」「メッセージを送って待つ」と「メッセージを受け取ったとき」をセットで使う

正解

  • メッセージはいくつも作ることができる
  • メッセージを使うと、いくつかの動作を同時に実行することができる
  • メッセージは、メッセージの名前を変えることができる
  • ひとつのメッセージは一度しか使えない
  • メッセージは、「メッセージを送る」「メッセージを送って待つ」と「メッセージを受け取ったとき」をセットで使う

こう考えよう(かんがえよう)

じっさいにためしてみればわかるよね。「ひとつのメッセージは一度しか使えない」だけがまちがい。
たとえばこんなプログラムをためしてみよう。

メッセージはひとつではないし、メッセージの名前を変えることもできるし、ひとつのメッセージを何度も使っているよね。
フォースセンサーをBにつないで、このプログラムもためしてみよう。