Q1. ☆問題(もんだい)☆
ハートビート先生がブリッキーをだきかかえられるのは、今回作ったモデルがどのようなつくりになっているからかな。次の中から、当てはまらないものをひとつ、選んでね。
- ○ ブリッキーがねている台には青いペグ(ピン)があって、ハートビート先生がブリッキーのところに来たとき、ブリッキーはそのペグのおかげで台から落ちないですむから。
- ○ ブリッキーのねている台のあしには、すべりどめに水色のタイヤがつけてあって、ブリッキーをだきかかえようとしたときに台が動かないようになっているから。
- ○ ハートビート先生の手にあるくるくる回る部品のおかげで、ブリッキーの下に手をいれることができ、後ろに進むときにはブリッキーをそこにひっかけることができるから。
- ○ ハートビート先生のうでが、ななめ上に向かってのびているから。
- ○ ハートビート先生が自分で考えて、ブリッキーが落ちそうになるとうでをのばしたり、かたうでを上げたり下げたりしているから。
正解
- ブリッキーがねている台には青いペグ(ピン)があって、ハートビート先生がブリッキーのところに来たとき、ブリッキーはそのペグのおかげで台から落ちないですむから。
- ブリッキーのねている台のあしには、すべりどめに水色のタイヤがつけてあって、ブリッキーをだきかかえようとしたときに台が動かないようになっているから。
- ハートビート先生の手にあるくるくる回る部品のおかげで、ブリッキーの下に手をいれることができ、後ろに進むときにはブリッキーをそこにひっかけることができるから。
- ハートビート先生のうでが、ななめ上に向かってのびているから。
- ハートビート先生が自分で考えて、ブリッキーが落ちそうになるとうでをのばしたり、かたうでを上げたり下げたりしているから。
こう考えよう(かんがえよう)
見ての通り、ハートビート先生のうでがのびたり、かたうでを上げたり下げたリすることはできないよね。これが当てはまらないもの。
ところで、ハートビート先生の動きと、台のしくみをよく見てみよう。
もし、台にある青いペグや水色のタイヤを外してしまうと、ブリッキーをうまくだきかかえることはできないよ。
(特に、青いペグがないと、ブリッキーは落ちてしまう)
ハートビート先生の手にある「くるくる回る部品」を外してみても、やはり、うまくだきかかえられない。
うでがななめ下を向くようにしてしまうと、ブリッキーを持ち上げることができない。
うまくできているよね!
Q2. ☆問題(もんだい)☆
モーターを360度回転させると、ハートビート先生は約17.6cm進んだよ。それでは、ハートビート先生を25cm進めたいときには、モーターを何度くらい回転させればいいかな。もっともふさわしいものを選んでね。
- ○ 390度
- ○ 400度
- ○ 510度
- ○ 620度
- ○ 730度
正解
- 390度
- 400度
- 510度
- 620度
- 730度
こう考えよう(かんがえよう)
上にも書いたとおり、モーターを360度回転させると、ハートビート先生は約17.6cm進む。ワークブックでも考えたように、半分の180度の回転だと、ハートビート先生が進むきょりも半分の8.8cmくらいになる。さらにその半分の90度の回転だと、進むきょりもさらに半分の4.4cmくらいになる。
つまり、
360度 → 17.6cm
360度+90度(あわせて450度) → 17.6cm+4.4cm(あわせて22cm)
360度+180度(あわせて540度) → 17.6cm+8.8cm(あわせて26.4cm)
360度+360度(あわせて720度) → 17.6cm+17.6cm(あわせて35.2cm)
となる。
ここでは25cm進めたいのだから、450度よりも多く、540度よりも少ない角度だけ回転させてあげればよさそうだね。
せんたくしの中だと、510度があてはまるよね。
算数で比を習っている人は、次のように計算することもできるよ。
360度:17.6cm = <求めたい角度>:25cm
だから、<求めたい角度>は
360度×25cm÷17.5cm=514.2857….
つまり、「だいたい514度」が正解。せんたくしの中だと、やっぱり510度があてはまるね。
Q3. ☆問題(もんだい)☆
次の①~③は、どれも、ハートビート先生が後ろを向くプログラムだよ。けれども、すべて動き方がちがうんだ。そのちがいを正しく説明したものは、次のうちどれかな。
- ○ ①は反時計回り(左回り)に後ろを向き、②は時計回り(右回り)に後ろを向く。③は反時計回りだが小さい回転で後ろを向く。
- ○ ①は反時計回り(左回り)に後ろを向き、②は時計回り(右回り)に後ろを向く。③は反時計回りだが大きい回転で後ろを向く。
- ○ ①は時計回り(右回り)に後ろを向き、②は反時計回り(左回り)に後ろを向く。③は反時計回りだが小さい回転で後ろを向く。
- ○ ①は時計回り(右回り)に後ろを向き、②は反時計回り(左回り)に後ろを向く。③は反時計回りだが大きい回転で後ろを向く。
- ○ プログラムを実行するたびに動き方がちがうので、どれも言えない。
正解
- ①は反時計回り(左回り)に後ろを向き、②は時計回り(右回り)に後ろを向く。③は反時計回りだが小さい回転で後ろを向く。
- ①は反時計回り(左回り)に後ろを向き、②は時計回り(右回り)に後ろを向く。③は反時計回りだが大きい回転で後ろを向く。
- ①は時計回り(右回り)に後ろを向き、②は反時計回り(左回り)に後ろを向く。③は反時計回りだが小さい回転で後ろを向く。
- ①は時計回り(右回り)に後ろを向き、②は反時計回り(左回り)に後ろを向く。③は反時計回りだが大きい回転で後ろを向く。
- プログラムを実行するたびに動き方がちがうので、どれも言えない。
こう考えよう(かんがえよう)
ハートビート先生の動きをよく見てみよう。
①と②は、かたほうのタイヤだけが回転するよね。動かない方のタイヤを中心に回転する。
けれども③は、りょうほうのタイヤが回転する。このとき、タイヤとタイヤの真ん中を中心に回転する。
つまり、③は小さい回転で後ろを向く、とわかる。
では、①と②、どちらが反時計周りなんだろう?
①はAのモーターを動かしているよね。Aは、ハートビート先生の右がわのモーターだ。右がわのモーターが回って、左がわのタイヤを中心に回転するのだから……。①が反時計回りだ、とわかる。
じっさいに試してみてね。