【標準編】5-b ナノボット出動!

Q1. ☆問題(もんだい)☆

ミッション3で「ライントレース」をしたよね。ナノボットを線の右がわにおいてスタートさせたけど、もし、左がわにおいてスタートさせたらどうなったかな。次の中からえらぶとすると、もっとも当てはまるものを選んでね。

  • ○ 右がわにおいたときとまったく同じようにライントレースできる
  • ○ 大きく回転して、さいしょにおいた向きと反対の方向にライントレースを始める
  • ○ 線が見つけられずに止まってしまう
  • ○ 線にそってまっすぐ進む

正解

  • 右がわにおいたときとまったく同じようにライントレースできる
  • 大きく回転して、さいしょにおいた向きと反対の方向にライントレースを始める
  • 線が見つけられずに止まってしまう
  • 線にそってまっすぐ進む

こう考えよう(かんがえよう)

どのていど左がわにおくのかにもよるけど、ぐるっと回って、線を見つけてライントレースをはじめるよ。そのときには、もとの向きとは反対に進むよ。

少し線からはなしておくと、ぐるっと1周して、ライントレースできないこともある。いろいろと試してみよう。

Q2. ☆問題(もんだい)☆

ライントレースをするとき、「Cの色が黒のとき」「Cの色が白のとき」のかわりに、次のブロックを使ってもライントレースができたよ。「反射光」って何かな。当てはまるものを選んでね。

  • ○ 反射といえば鏡(かがみ)で、どれくらいよい鏡になっているのかを調べるのが反射光モード。ワークブックの紙はツルツルしていて、白い部分だと鏡になるため、白と黒が見分けられる。
  • ○ 反射光モードは、英語からのほんやくミスで、ほんとうは白黒モードのまちがい。どれくらい黒いのかをみわけるモードなので、白と黒が見分けられる。
  • ○ 反射光モードは、光をあてて、どのていどがもどってくるのかを調べている。黒っぽい色は光を多く吸収し、白っぽい色ほど反射するので、白と黒が見分けられる。

正解

  • 反射といえば鏡(かがみ)で、どれくらいよい鏡になっているのかを調べるのが反射光モード。ワークブックの紙はツルツルしていて、白い部分だと鏡になるため、白と黒が見分けられる。
  • 反射光モードは、英語からのほんやくミスで、ほんとうは白黒モードのまちがい。どれくらい黒いのかをみわけるモードなので、白と黒が見分けられる。
  • 反射光モードは、光をあてて、どのていどがもどってくるのかを調べている。黒っぽい色は光を多く吸収し、白っぽい色ほど反射するので、白と黒が見分けられる。

こう考えよう(かんがえよう)

天気がよい夏の暑い日に、真っ黒のTシャツと、白っぽいTシャツのどちらを着るかな。黒いTシャツだと、熱を吸収してしまって暑いから、白っぽいTシャツのほうがいいよね。そのことと同じで、黒い色には光を吸収してしまう性質があるんだ。ぎゃくに、白い色は光をあまり吸収しない。光をあてて、どれくらいの光が吸収されずにもどってくるのかをはかるのが反射光モードだから、反射光モードで白と黒がみわけられるんだよ。

Q3. ☆問題(もんだい)☆

次のうち、SPIKEプライムのキットだけを使って、「~まで繰り返す」ブロックでできないことはどれかな。ひとつえらんでね。

  • ○ カラーセンサーを使って、水色を検知するまで進む
  • ○ プログラムをはじめて10秒たつまで進む
  • ○ フォースセンサーを使って、フォースセンサーがおされるまで進む
  • ○ 距離センサーを使って、ぶつかりそうになるまで進む
  • ○ だれかが「よし!」というまで進む

正解

  • カラーセンサーを使って、水色を検知するまで進む
  • プログラムをはじめて10秒たつまで進む
  • フォースセンサーを使って、フォースセンサーがおされるまで進む
  • 距離センサーを使って、ぶつかりそうになるまで進む
  • ○ だれかが「よし!」というまで進む

こう考えよう(かんがえよう)

「カラーセンサー」「フォースセンサー」「距離センサー」を使って、「水色を検知する」「おされたことを検知する」「ぶつかりそうになるのを検知する」ことはできるよね。「プログラムをはじめて10秒」は、vol.4で学習したとおり、「タイマー」を使えばよい。

でも、SPIKEプライムのキットの中には、「音」を検知するセンサーがないんだ。だから、「だれかが『よし!』というまで進む」ことは、SPIKEプライムのキットだけではできない。だれか、そのためのセンサーを作ってくれればできるようになるかもしれないね。