【基礎編】11-a 火星からのメッセージ

Q1. ☆問題(もんだい)☆

「駆動(くどう)モデル」では、モーターの回転(かいてん)をタイヤに伝える(つたえる)ときにゴムバンドを使ったね(つかったね)。

だけど、vol.5の「なだれがおきた!」でつくった「ハンドルを回す(まわす)モデル」では、モーターの回転(かいてん)をタイヤに伝える(つたえる)ときにギアを使ったね(つかったね)。

そこで問題(もんだい)!

「駆動(くどう)モデルでは起こる(おこる)ことがあるけれど、ハンドルを回す(まわす)モデルでは起こらない(おこらない)」のはどれかな?

次(つぎ)のうちからえらぼう。

  • ○ モーターを回しているとき(まわしているとき)、タイヤも回る(まわる)。
  • ○ モーターを回しているとき(まわしているとき)、タイヤは回らない(まわらない)。
  • ○ モーターを回していないとき(まわしていないとき)、タイヤも回らない(まわらない)。
  • ○ モーターを回していないとき(まわしていないとき)、タイヤは回る(まわっている)。

正解

  • モーターを回しているとき(まわしているとき)、タイヤも回る(まわる)。
  • モーターを回しているとき(まわしているとき)、タイヤは回らない(まわらない)。
  • モーターを回していないとき(まわしていないとき)、タイヤも回らない(まわらない)。
  • モーターを回していないとき(まわしていないとき)、タイヤは回る(まわっている)。

こう考えよう(かんがえよう)

駆動(くどう)モデルと、ハンドルを回す(まわす)モデルをくらべると、タイヤの回し方(まわしかた)にちがいがあるね。

・駆動(くどう)モデルでは、ゴムバンドでタイヤを回す(まわす)

→ゴムバンドがプーリーの溝(みぞ)をすべってしまい、モーターが空回り(からまわり)してゴムバンドは動かない(うごかない)ことがある

 ・ハンドルを回す(まわす)モデルでは、ギアでタイヤを回す(まわす)

→モーターとギアがガッチリかみあっているので、モーターが回れば(まわれば)ギアもいっしょに回る(まわる)

 

 

ではひとつひとつ確認(かくにん)していこう。

 

■モーターを回しているとき(まわしているとき)、タイヤも回る(まわる)。

駆動(くどう)モデル

ふつうは、モーターが回れば(まわれば)、ゴムバンドもいっしょに動き(うごき)、タイヤが回る(まわる)ね

だから、「モーターを回しているとき(まわしているとき)、タイヤも回る(まわる)」ことが起こるよ(おこるよ)

 ・ハンドルを回す(まわす)モデル

モーターが回れば(まわれば)、かならずギアもいっしょに回り(まわり)、タイヤも回る(まわる)ことになるよね。

だから、「モーターを回しているとき(まわしているとき)、タイヤも回る(まわる)」ことが起こるよ(おこるよ)

 

■モーターを回しているとき(まわしているとき)、タイヤは回らない(まわらない)。

 ・駆動(くどう)モデル

   ふつうは、モーターが回れば(まわれば)、ゴムバンドもいっしょに動き(うごき)、タイヤが回るんだけど(まわるんだけど)、

駆動(くどう)モデルが進まない(すすまない)ようなとき、モーターが空回り(かわまわり)することがあるんだ

たとえば、駆動(くどう)モデルがかべのまん前(まんまえ)にあるときや、とても動きにくい(うごきにくい)床(ゆか)に置いてある(おいてある)ときだよ。

モーターが空回り(からまわり)すれば、ゴムバンドが動かず(うごかず)、タイヤが回らない(まわらない)ってことになるよね。

だから、「モーターを回しているとき(まわしているとき)、タイヤは回らない(まわらない)」ことが起こる(おこる)ときがあるよ

 ・ハンドルを回す(まわす)モデル

   モーターが回れば(まわれば)、かならずギアもいっしょに回り(まわり)、タイヤも回る(まわる)ので、

「モーターを回しているとき(まわしているとき)、タイヤは回らない(まわらない)」ことは起こらないよ(おこらないよ)

 

■モーターを回していないとき(まわしていないとき)、タイヤも回らない(まわらない)。

 ・駆動(くどう)モデル

モーターが回らなければ(まわらなければ)、もちろんゴムバンドも動かず(うごかず)、タイヤが回らない(まわらない)ので、

「モーターを回していないとき(まわしていないとき)、タイヤも回らない(まわらない)」ことが起こるよ(おこるよ)

 ・ハンドルを回す(まわす)モデル

モーターが回らなければ(まわらなければ)、もちろんギアも回らず(まわらず)、タイヤが回らない(まわらない)ので、

「モーターを回していないとき(まわしていないとき)、タイヤも回らない(まわらない)」ことが起こるよ(おこるよ)

 

■モーターを回していないとき(まわしていないとき)、タイヤは回る(まわる)。

 ・駆動(くどう)モデル

モーターが回らなければ(まわらなければ)、もちろんゴムバンドも動かず(うごかず)、タイヤが回らない(まわらない)ので、

「モーターを回していないとき(まわしていないとき)、タイヤは回る(まわっている)」ことは起こらないよ(おこらないよ)

 ・ハンドルを回す(まわす)モデル

モーターが回らなければ(まわらなければ)、もちろんギアも回らず(まわらず)、タイヤが回らない(まわらない)ので、

「モーターを回していないとき(まわしていないとき)、タイヤは回る(まわる)」ことは起こらないよ(おこらないよ)

 

 

よって、「モーターを回しているとき(まわしているとき)、タイヤは回らない(まわらない)をえらんでいれば正解(せいかい)だよ!

Q2. ☆問題(もんだい)☆

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上(うえ)の①〜④のうち、探査機(たんさき)が「となりの台(だい)にうまく移動(いどう)できたのに、台(だい)の右(みぎ)の床(ゆか)にうまく着地(ちゃくち)できず、床(ゆか)の上(うえ)を進む(すすむ)ことができなかった」ものがひとつだけあったよ。

次(つぎ)のうちからあてはまると思う(おもう)ものをえらぼう。

  • ○ ①
  • ○ ②
  • ○ ③
  • ○ ④

正解

こう考えよう(かんがえよう)

①〜④には、こんなちがいがあるよ。

 ① 「台(だい)と台(だい)の間(あいだ)がせまい」、「台(だい)が低い(ひくい)

② 「台(だい)と台(だい)の間(あいだ)が広い(ひろい)」、「台(だい)が低い(ひくい)

③ 「台(だい)と台(だい)の間(あいだ)がせまい」、「台(だい)が高い(たかい)

④ 「台(だい)と台(だい)の間(あいだ)が広い(ひろい)」、「台(だい)が高い(たかい)

 

①〜④のそれぞれで、探査機(たんさき)を動かして(うごかして)みると、実(じつ)はこうなったんだよ。

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よって、をえらんでいれば正解(せいかい)だよ!

Q3. ☆問題(もんだい)☆

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上(うえ)のプログラムの赤わく(あかわく)のスタートブロックをタップすると、探査機(たんさき)は「前(まえ)に進む(すすむ)」→「障害物(しょうがいぶつ)をみつけたら止まる(とまる)」のだけど、このあと、何(なに)がおきるかな。

次(つぎ)のうちから正しい(ただしい)ものをえらぼう。

  • ○ 「探査機(たんさき)のライトが赤く(あかく)光る(ひかる)」→「音(おと)が出る(でる)」
  • ○ 「探査機(たんさき)のライトが赤く(あかく)光る(ひかる)」→「iPadに画像(がぞう)がでる」→「画像(がぞう)が消える(きえる)」
  • ○ 「探査機(たんさき)のライトが赤く(あかく)光る(ひかる)」→「音(おと)が出る(でる)」→「iPadに画像(がぞう)がでる」→「画像(がぞう)が消える(きえる)」
  • ○ 「探査機(たんさき)のライトが赤く(あかく)光る(ひかる)」→「iPadに画像(がぞう)がでる」→「画像(がぞう)が消える(きえる)」→「音(おと)が出る(でる)」

正解

  • 「探査機(たんさき)のライトが赤く(あかく)光る(ひかる)」→「音(おと)が出る(でる)」
  • 「探査機(たんさき)のライトが赤く(あかく)光る(ひかる)」→「iPadに画像(がぞう)がでる」→「画像(がぞう)が消える(きえる)」
  • 「探査機(たんさき)のライトが赤く(あかく)光る(ひかる)」→「音(おと)が出る(でる)」→「iPadに画像(がぞう)がでる」→「画像(がぞう)が消える(きえる)」
  • 「探査機(たんさき)のライトが赤く(あかく)光る(ひかる)」→「iPadに画像(がぞう)がでる」→「画像(がぞう)が消える(きえる)」→「音(おと)が出る(でる)」

こう考えよう(かんがえよう)

プログラムを確認(かくにん)していこう。

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赤わく(あかわく)の再生(さいせい)をタップすると

「前(まえ)に進む(すすむ)」 → 「障害物(しょうがいぶつ)をみつけたら止まる(とまる)」

→ 「手紙B(てがみB)がポストに入る(はいる)ブロックのプログラムをおこなう」

→ 「3秒(びょう)たったら、手紙A(てがみA)がポストに入るブロックのプログラムをおこなう」

という動き(うごき)をするのはわかるかな。

 

さて、これとは別(べつ)に3つのプログラムがあるね

手紙A(てがみA)がポストに入る(はいる)ブロックのプログラム 

     iPadに14番(ばん)の火星(かせい)の画像(がぞう)を小さめ(ちいさめ)に表示(ひょうじ)し、3秒(びょう)たったら画像(がぞう)を消す(けす)。

手紙B(てがみB)がポストに入る(はいる)ブロックのプログラム

査機(たんさき)のスマートハブライトの色(いろ)が、9番(ばん)の赤(あか)になる。

「A」のスタートブロック

     8番(ばん)の音(おと)が出る(でる)。

 

このことから、赤わく(あかわく)の再生(さいせい)をタップしたあとの動き(うごき)は、次のようになることがわかるね。

「前(まえ)に進む(すすむ)」 → 「障害物(しょうがいぶつ)をみつけたら止まる(とまる)」

→ 「探査機(たんさき)のスマートハブライトの色(いろ)が、9番(ばん)の赤(あか)になる。

→ 「3秒(びょう)たったら、iPadに14番(ばん)の火星(かせい)の画像(がぞう)を小さめ(ちいさめ)に表示(ひょうじ)し、3秒(びょう)たったら画像(がぞう)を消す(けす)。

 

よって、これ↓をえらべば正解(せいかい)だよ。

   「探査機(たんさき)が赤く(あかく)光る(ひかる)」 → 「iPadに画像(がぞう)がでる」 → 「画像(がぞう)が消える(きえる)」

 

ところで、「A」のスタートブロックは、赤わく(あかわく)の再生(さいせい)をタップしても実行(じっこう)されず、「A」のスタートブロックをタップすることで実行(じっこう)されるんだよ。

これには注意(ちゅうい)してね。