Q1. ☆問題(もんだい)☆
次(つぎ)のうち、今回(こんかい)の押す(おす)モデルで作る(つくる)ことができそうなものはどれかな。
あてはまるものをすべてえらぼう。
選択肢(せんたくし)がどんなものかがわからなかったら、おうちの人(ひと)に教えて(おしえて)もらおう。
- □ かんらん車
- □ スライド式(しき)の扉(とびら)[引き戸(ひきど)]
- □ シーソー
- □ エレベータ
正解
- かんらん車
- スライド式(しき)の扉(とびら)[引き戸(ひきど)]
- シーソー
- エレベータ
こう考えよう(かんがえよう)
押す(おす)モデルは、ギザギザの部品(ぶひん)が出たり(でたり)入ったり(はいったり)するよね。
押す(おす)モデルのおきかたによっては、ギザギザの部品(ぶひん)を左右(さゆう)に動かす(うごかす)ことも、上下(じょうげ)に動かす(うごかす)こともできるよ。
ひとつひとつ確認(かくにん)していこう。
かんらん車(しゃ)
これは、大きな(おおきな)円(えん)で、ゆっくりと回りながら(まわりながら)動く(うごく)乗り物(のりもの)だよ。
左右(さゆう)または上下(じょうげ)に動かない(うごかない)から、動く(うごく)モデルで作る(つくる)ことはできないよ。
スライド式(しき)の扉(とびら)[引き戸(ひきど)]
これは、左右(さゆう)に動かして(うごかして)、開けたり(あけたり)閉じたり(とじたり)する扉(とびら)だよ。
動く(うごく)モデルで作る(つくる)ことができるよ。
シーソー
これは、右(みぎ)のはしが上がれば(あがれば)、左(ひだり)のはしが下がり(さがり)、
左(ひだり)のはしが上がれば(あがれば)、右(みぎ)のはしが下がる(さがる)ように動く(うごく)乗り物(のりもの)だよ。
シーソーに乗って(のって)いる人(ひと)は、上下(じょうげ)に動いて(うごいて)いるけれども、
シーソーそのものは、シーソーのまんなかを中心(ちゅうしん)に動く(うごく)ので、動く(うごく)モデルで作る(つくる)ことはできないよ。
エレベータ
これは、上ったり(のぼったり)、下ったり(くだったり)するよね。
動く(うごく)モデルで作る(つくる)ことができるよ。
よって、スライド式(しき)の扉(とびら)[引き戸(ひきど)]とエレベータを選んで(えらんで)いれば正解(せいかい)だよ。
Q2. ☆問題(もんだい)☆
ミッション2の最後(さいご)で、上(うえ)のパーツをあおむしロボットに取り付けると(とりつけると)、
あおむしロボットは前(まえ)に進む(すすむ)ようになったよね。
じつは、このパーツと同じ(おなじ)働き(はたらき)が、いろいろな製品(せいひん)にも見られるんだ(みられるんだ)。
次(つぎ)のうちから、このような働き(はらたき)が見られる(みられる)製品(せいひん)はどれだと思う(おもう)かな。
あてはまるものをすべてえらぼう。
選択肢(せんたくし)がどんなものかがわからなかったら、おうちの人(ひと)に教えて(おしえて)もらうか、インターネットなどで調べて(しらべて)みよう。
- □ ラチェットレンチ
- □ 自転車(じてんしゃ)
正解
- ラチェットレンチ
- 自転車(じてんしゃ)
こう考えよう(かんがえよう)
ミッション2の最後(さいご)にあおむしロボットに取り付けた(とりつけた)パーツがあることで、
モーターを逆向き(ぎゃくむき)に回しても(まわしても)、白い(しろい)ブロックがギアにひっかかり、ギアを後ろ(うしろ)には回させない(まわさせない)ようにしているんだ。
※このとき、モーターは空回り(からまわり)していることに気(き)がついたかな?
このために、あおむしロボットは前(まえ)には進む(すすむ)けれど、後ろ(うしろ)には進まなかったんだ(すすまなかったんだ)。
このように、動かす(うごかす)向き(むき)を片方(かたほう)だけにし、
逆(ぎゃく)の向き(むき)に動かそう(うごかそう)としても、動かない(うごかない)ようにする働き(はたらき)をラチェットというんだ。
では、ひとつひとつ確認(かくにん)していこう。
ラチェットレンチ
レンチは、ボルトやナットなどをしめたり、ゆるめたりするための道具(どうぐ)だよ。
実(じつ)は、しまる向き(むき)にレンチを回すと(まわすと)、ボルトやナットはちゃんとしまるけれど、
ゆるめる向き(むき)にレンチを回しても(まわしても)、空回り(からまわり)してボルトやナットがゆるまない便利(べんり)なレンチがあるんだ。
このようなレンチを「ラチェットレンチ」っていうんだ。
もちろん、ボルトやナットをゆるめたいときもあるはずだよね。
そのときは、スイッチをきりかえれば、ゆるめる向き(むき)にレンチを回すと(まわすと)、ボルトやナットはちゃんとゆるむけれど、
しまる向き(むき)にレンチを回しても(まわしても)、空回り(からまわり)してボルトやナットがしまらないようにできるよ。
ラチェットレンチを使えば(つかえば)、ボルトやナットをすばやくしめたりゆるめたりすることができるよ。
ラチェットレンチは、その名前(なまえ)のとおり、「ラチェット」の働き(はたらき)をもっているね。
自転車(じてんしゃ)
ほとんどの自転車(じてんしゃ)は、ペダルを前向き(まえむき)に回せば(まわせば)、後(うしろ)タイヤが前向き(まえむき)に回って(まわって)進む(すすむ)けれど、
ペダルを後向き(うしろむき)に回しても(まわしても)、後(うしろ)タイヤは後ろ向き(うしろむき)には回らない(まわらない)よね。
自転車(じてんしゃ)も、「ラチェット」の働き(はたらき)をもっているね。
よって、ラチェットレンチと自転車(じてんしゃ)の両方(りょうほう)を選んで(えらんで)いれば正解(せいかい)だよ。
Q3. ☆問題(もんだい)☆
正解
- 5センチくらい
- 10センチくらい
- 15センチくらい
- 20センチくらい
こう考えよう(かんがえよう)
プログラムを確認(かくにん)してみよう。
①のプログラムで、あおむしロボットは次(つぎ)のように動く(うごく)んだ。
「モーターを「4」の強さ(つよさ)にする」
↓
お腹(なか)を3秒間(びょうかん)前(まえ)に動かす(うごかす) ←このときに「ちぢむ」
↓
頭(あたま)を3秒間(びょうかん)前(まえ)に動かす(うごかす) ←このときに「のびる」
ということは、のびちぢみは1回(かい)だね。
あおむしロボットは1回(かい)ののびちぢみで5センチくらい動いた(うごいた)ってことになるね。
では、②のプログラムを見て(みて)みよう。
①のプログラムとのちがいは、次(つぎ)の動き(うごき)を3回(かい)くりかえしていることだね。
お腹(なか)を3秒間(びょうかん)前(まえ)に動かす(うごかす) ←このときに「ちぢむ」
↓
頭(あたま)を3秒間(びょうかん)前(まえ)に動かす(うごかす) ←このときに「のびる」
ということは、のびちぢみは3回(かい)だね。
1回(かい)ののびちぢみであおむしロボットは5センチくらい動く(うごく)ので、
3回(かい)ののびちぢみだと
5+5+5=15センチ (5×3=15センチ)
よって、15センチくらいを選んで(えらんで)いれば正解(せいかい)だよ。