キャリアアップコースでは、英語研修をより効果的に実施していただけるよう、研修の設計方法や学習法について発信しています。
「中学・高校の英語とビジネス英語の違い」です。
多くのビジネスパーソンは、中学・高校時代に英語を学習してきました。しかし、いざビジネスシーンで英語を使おうとすると、とまどいを感じるという方も少なくありません。
これは、学校で学ぶ英語とビジネスシーンで使う英語には、明確な違いがあるためです。
かつて学校英語は文法や読解に重点がおかれていましたが、現在は大学入試改革や学習指導要領の改訂により、コミュニケーション力の向上を重視した指導が行われています。
現在、ビジネスパーソンとして活躍されている方の多くは、
正確な文法知識を習得し、
長文を読み解き、
筆記やリスニング試験で高得点を取る
ことを目標に学習を進めてこられたのではないでしょうか。
一方、ビジネスシーンで使用する英語は、文法や表現を正しく使えるだけでなく、相手に合わせた適切なコミュニケーションを取ることを重視します。したがって、学校で学んだ英語の知識や技能をブラッシュアップしつつ、さらに
相手に自分の考えや意図を正確に伝え、
相手の発言を理解し、
円滑なコミュニケーションを図る
ことを目標に学習を進めていく必要があります。
グローバル化が加速する現代において、ビジネスパーソンにとってコミュニケーション能力は必要不可欠です。
海外の顧客や取引先と交渉したり、プレゼンテーションを行ったり、あるいは海外赴任して現地スタッフと協力して業務を進めるなど、様々な場面で英語によるコミュニケーション能力が求められます。
このような状況下で、従来の文法や読解中心の学校英語の知識だけでは、ビジネスシーンで求められるコミュニケーション能力を身につけることは難しいと言えるでしょう。
- 実践的な会話練習: ロールプレイングやディスカッションなどを通して、実際のビジネスシーンを想定した会話練習を行います。
- ビジネスシーン特有の表現: 交渉やプレゼンテーション、会議など、様々なビジネスシーンで必要となる表現を学習します。
- 異文化理解: 文化や習慣の違いを理解し、円滑なコミュニケーションを図るための知識を習得します。
などを研修内容に盛り込むことが重要です。
学習者の中には、中学・高校で培った英語の基礎力に自信がある方もいるかもしれません。しかし、ビジネスシーンではそれらの基礎力だけでなく、コミュニケーション能力も強く求められます。
研修では、基礎力に加え、実践的なコミュニケーション能力を育成することに重点を置き、学習者が自信を持ってビジネスシーンで英語を使えるようサポートしていくことが重要です。
Z会キャリアアップコースでは、この他にも研修に役立つ記事を多数公開しております。
今後も、英語学習に関する最新情報や効果的な指導方法を積極的に発信してまいりますので、ぜひご活用ください。
Z会の英語研修教材「Asteria for Business」でできること
Z会の英語研修教材「Asteria for Business」では、文法をビジネスシーンに適した形で改めて学習することができます。
学校で学んだことを、ビジネスシーンで効果的に活用できるよう知識を再構築できるので、これまでの学習を有効活用できます。
ぜひ英語研修に「Asteria for Business」をご活用ください。
講座・お役立ち資料のご紹介
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