ビジネス英語を「話せる」人材を育てるために:社内英語研修の進め方

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キャリアアップコースでは、英語研修をより効果的に実施していただけるよう、研修の設計方法や学習法について発信しています。
今回取り上げるテーマ
今回取り扱うテーマは
「ビジネス英語を『話せる』人材を育てる」です。

グローバル化が加速する中、企業活動においても英語の重要性が増しています。海外との取引や海外市場への進出など、ビジネスの場面で英語を使いこなせる人材は、企業の成長を大きく左右すると言っても過言ではありません。

では、グローバルビジネスで活躍できる人材を育成するためには、どのような英語研修を実施すれば良いのでしょうか?

「英語が使える」とはどういうことか?

まず、研修の目標設定を行う上で、「英語が使える」状態を具体的に定義することが重要です。
「英語が使える」とは、単に英語の知識を持っているということではありません。状況に応じて適切な英語を使い、コミュニケーションを図ることができる能力を指します。

例えば、海外企業へのプレゼンテーションでは、

  • Speaking: 聞き取りやすい発音、相手や場面に適した表現や語彙を用いて、自社の商品やサービスを効果的に説明する能力
  • Writing: プレゼンテーション資料を論理だててわかりやすく作成する能力

などが求められます。
さらに、質疑応答や会議など、双方向のコミュニケーションにおいては、

  • Listening: 相手の質問や意見を正確に理解する能力
  • Speaking: 相手の発言内容に応じて、柔軟に会話を進める能力

など、より高度な英語力が求められます。

社員に求める英語力を明確にする

効果的な研修を実施するためには、「社員にどのような英語力を身につけてほしいのか」を明確にする必要があります。

  • 自然な速さで身近なトピックの、複雑な議論・プレゼンテーション・講義などの流れを理解できる。
  • 自分の専門分野の文章(報告書・仕様書・操作マニュアル)を詳細に理解できる。
  • 自分の専門分野(学問・仕事)において、はっきりわかりやすく報告したり、プレゼンテーションで自分の意見を述べることができる。
  • 適切な文体で、依頼や交渉のメール・手紙を書くことができる。

など、具体的な目標を設定することで、研修内容を効果的に設計することができます。

研修内容の設計

目標とする英語力レベルに応じて、研修内容を設計しましょう。

  • 初級レベル: 基礎的な文法や語彙の習得、簡単な英文の読解や作成、基本的な会話練習など
  • 中級レベル: ビジネスシーンで頻出する表現や専門用語の習得、プレゼンテーションや会議などでの実践的な会話練習、ビジネス文書の作成練習など
  • 上級レベル: 交渉やプレゼンテーションなど、高度なコミュニケーション能力の強化、異文化理解、リーダーシップスキル向上など

Z会キャリアアップコースでは、CEFR-Jに準拠したレベル設定と、「何ができるようになるか」をまとめたCan-doリストを制作しています。

研修内容の設計において、適切なレベル設定と計画作りにご協力することができます。

研修担当者の方へ

研修の効果を高めるためには、学習者のレベルやニーズを把握し、適切なプログラムを設計することが重要です。
そして、学習したことが業務に活用できるよう、研修後のフォローアップ体制を整え、実務とのギャップを埋められるよう、継続的な学習を支援することも大切です。

また、研修後のフォローアップ体制を整え、継続的な学習を支援することも大切です。

Z会キャリアアップコースは、研修担当者の皆様をサポートいたします。お気軽にご相談ください。


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今後も、英語学習に関する最新情報や効果的な指導方法を積極的に発信してまいりますので、ぜひご活用ください。

 

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