新型コロナウイルスの感染拡大防止のため
今年の公務員試験は延期されています。
国家公務員総合職をはじめとして
新しい日程が決まっていないものも多くあります。
本番直前のタイミングでの延期ですから
受験生の方にとってはとてもつらいことですね。
落ち着いていられないでしょうが
受験対策に取り組める時間が増えたと考えて
ポジティブな気持ちで本試験を待ってください。
さて、そんな状況の中
特別区は、早くも今年の申込状況を発表しました。
1類【一般方式】の申込状況は下記のようです。
2020年 2019年
試験区分 採用予定 申込者 採用予定 申込者
事務 906 14,339 966 13,296
土木 48 432 59 367
造園 6 87 20 71
建築 50 160 69 173
機械 16 123 30 89
電気 21 161 37 158
福祉 87 567 126 549
心理 26 291 38 273
衛生 33 191 49 166
化学 5 103 5 45
保健師 78 405 78 402
合計 1,276 16,860 1,477 15,589
近年、
就職市場は売り手優位の状況が続いていました。
公務員採用試験も全体的な傾向としては
年々倍率が下がっていました。
ところが昨年末以降の景気の減速傾向に加え
新型コロナウイルスの感染拡大により
民間の就活は先行きが不透明な状態です。
今年の特別区の申込者増は
こうした状況を受けてのものでしょう。
一方で、採用予定数は絞られています。
国家公務員や他の自治体の状況は
これから明らかになってきますが
傾向としては
倍率増に転じるのではないかと思います。
民間企業の新規採用の絞り込みに伴い
この傾向は来年、さらに進むでしょう。
来年の公務員試験合格を目指すなら
今できることをすぐに始めましょう。
まずは公務員講座の受講です。
Z会公務員講座について、詳細はこちらから。
※こちらをクリックすると公務員講座のページに飛びます。