【TOEICリスニング】先読みテクニックを鍛えてスコアアップ!

【TOEICリスニング】先読みテクニックを鍛えてスコアアップ!

TOEIC(R) L&R TESTのリスニングセクションについて、

  • 「音声の速度についていけない…」
  • 「Part3・4の正答率が悪く、なかなかスコアが上がらない…」
  • 「リスニングが苦手で、毎日音声を聞いていても聞き取れるようにならない…」

といったお悩み・ご相談、Z会にもたくさん届いています。
そこで、本ページではリスニング攻略のカギとなる「先読み」の基本と、音声から的確に情報を受け取る方法、さらには日々の学習で意識したいことについて解説します。

目次

リスニングセクションの重要性

TOEIC(R) L&Rテストは、全200問のうち100問がリスニングセクション(約45分間)、残り100問がリーディングセクション(75分間)という構成です。

試験はリスニングセクションから開始されるため、ここで手応えが悪く精神的なペースを乱されると、その後に続くリーディングセクションも落ち着いた気持ちで迎えることができないでしょう。

配点は、リスニング・リーディングの両セクションともに495点となっており、「配点の構成の面」でも「試験を受ける精神的なコンディションの面」でもリスニングは重要な位置を占めています。つまり、ハイスコアを取るためには、前半戦のリスニングで安定して得点できる実力を鍛えておくことが重要です。

Part3とPart4が難しく感じる理由

リスニングセクションは4つのパートに分かれています。

Part 1 6問 写真描写問題
Part 2 25問 応答問題
Part 3 39問 会話問題
Part 4 30問 説明文問題

Z会に寄せられたご相談から、「Part3(会話問題)」と「Part4(説明文問題)」でつまずく方が多いようです。

これらのパートが難しく感じられる理由は、音声の長さと情報量にあります。

1つのまとまった音声に対して複数の設問に答えなければならないため、ただ漫然と音声を聞いているだけでは、どの情報を記憶すべきか判断が難しくなります。結果として、音声が流れ終わって設問を読んだときには、「そんなことも言っていた気がするけど、選べない…」ということになりがちです。

「先読み」とは何をすること?―その技術を解説

先読みとは、音声が放送される前に設問や選択肢に目を通し、あらかじめ「聞き取るべき情報」を絞り込んでおくことを指します。各パートの冒頭で流れるディレクション(指示音声)中や、次の問題へ移る際の放送が無い時間を利用することができます。

具体的には、

  • 「What」「Where」「When」といった疑問詞や、
  • 特定の状況を示す名詞

をつかんでおくことが、挙げられます。

ここからは、Z会のTOEIC対策講座「Adaptie」からの例題をもとに、先読みで注目しておきたい点を解説します。

(「先読み」として、音声が流れる前に、設問文や選択肢に目を通します。)

設問

What will the speaker do in the afternoon?(話し手は午後何をしますか。)
(A) Call a client
(B) Pay a bill
(C) Read a guidebook
(D) Send a schedule

※実際の試験冊子には和訳の印字はありません。

この設問の各部分からは、以下のような情報をチェックすることができます。

  • What:何をするかが問われている
  • the speaker:「話し手」自身の行動に注目する
  • in the afternoon:「午後」という時間条件がある

さらに選択肢に目を向けると(詳細に読む必要はありません。動詞のニュアンスをつかむ程度で十分です)、「Call」「Pay」「Send」など、ビジネスシーンでよくある業務の雰囲気が伝わってきます。これらの情報から、音声を聞く前に、以下のような「心の準備」をすることができます。

「ビジネスシーンの音声だ!」
「話し手がこれから行う予定、とくに『午後にすること』について、”I’ll 〜” のような表現が出てこないか注目して聞こう!」

※TOEICテストには、「午前のことだったか、午後のことだったか」といった引っ掛け問題はそれほど多くありません。時間帯などの補足的な情報よりも、前半の情報「誰が・何をするのか」に集中しておくことのほうが重要です。

以上までを「先読み」として行っておくと、実際の音声(今回はスクリプトで解説)で、太字の箇所に注目すべきだとわかります。

Hello, Mr. Anderson. This is Maria Gonzales from Carlson Travel. I’m calling about your business trip. I’ll send you the itinerary this afternoon, so please take a look and call me back if you have any questions. Thank you.

もしもし、アンダーソンさん。こちらはカールソン・トラベルのマリア・ゴンザレスです。ご出張の件でお電話しました。今日の午後には旅程表をお送りしますので、そちらをご覧いただき、ご質問がありましたら折り返しお電話ください。よろしくお願いいたします。

つまり、「話し手が何をするか」を意識して聞いていれば、“I’ll send you…” が聞こえたあたりで自然と聞き取りのスイッチが入り、正解の根拠となる情報をキャッチしやすくなります。

[まとめ] 先読みから受け取るべき情報

  • 状況:誰が、誰に向けて話しているのか
  • 目的:何のために話して(話し合って)いるのか
  • 具体的な条件:いつ、どこで、なぜ、何が行われるのか

このように、音声から受け取るべき情報をあらかじめ整理しておくことで、すべての単語を完璧に聞き取ろうとする必要がなくなり、正解の根拠となる部分に集中して耳を傾けられるようになります。

「先読み」の技術を磨く

「先読み」の重要性を理解していても、試験で実践できるようになるためには練習が必要です。

そして、ここがこの技術習得の難しいところでもあるのですが、漫然と公式問題集や模試を繰り返し解くだけでは「先読み」力はついてきません。

必ず次の点を意識して、日々の演習に取り組みましょう。単に問題を解いて答え合わせをするだけでなく、これらを意識して演習を重ねることが、リスニングの力を高めることにつながります。

おすすめの学習アドバイス

設問の速読

音声が流れる前の数秒間で、設問文のキーワード(「Who」「Where」「Why」など)、文の主語を捉える練習を繰り返す。


マークと先読みの接続

音声の終了とともにマークシートを塗り終えて、次の設問の先読みにスムーズに移行する流れを練習する。


原因の分析と対策

先読みが間に合わなかった原因が、語彙力不足なのか、読むスピードなのか、あるいは聞き取り自体に時間がかかったのか、などを振り返り、個別に実力を底上げさせる。

Adaptieで「先読み」も「解答力」も徹底強化

「先読み」の技術は、リスニングセクションでハイスコアをめざすための打ち手の一つに過ぎません。そもそもの文法・語彙といった知識力だけでなく、聞き取り力などが必要です。
※全体でのハイスコア獲得には、当然リーディングの対策も必要です。

Z会のTOEIC®対策講座「Adaptie(アダプティ)」は、今回ご紹介したリスニング「先読み」のスキルアップだけでなく、TOEIC対策で求められるすべてのスキルを伸ばせる学習サービスです。

Adaptieの特長

TOEIC攻略できるカリキュラム

Z会では、TOEICに必要な知識やスキルを「72の学習ポイント」に細分化。一つずつクリアできるカリキュラムですので、着実にスコアアップに近づけます。

理解度にあった個別最適なAI演習

AIが約5,000問の演習問題の中から、あなたの理解度に合わせて最適な問題を厳選。効率的に演習を進めていけるから、着実にスコアアップに近づけます。

先読みの技術を磨く上で、役立つのが以下の機能と特長です。

  • ポイントを絞った演習
    特定のテーマ(学習ポイント)の問題を集中的に解くことができるので、解答のコツを効率よく習得できます。
  • スキマ時間の活用
    スマートフォンやタブレットで、1問数分から取り組めるため、毎日の通勤時間など勉強時間として習慣化させて、先読みの練習を無理なく続けられます。
  • Web模試による現状把握
    即時採点される4種類のWeb模試とPart別の分析グラフにより、リスニングの実力がどの程度定着しているかを客観的に確認し、次の学習に活かせます。

「何を、いつまでに聞き取るか」という情報の受け取りのスキルアップに、ぜひAdaptieをお役立てください。
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