
TOEIC® L&R TESTの基礎知識
スコアは、10点から990点まで5点刻みで評価されます。
Listeningセクション(約45分間、100問) 小計495点
- Part1:写真描写問題(6問)
- Part2:応答問題(25問)
- Part3:会話問題(39問)
- Part4:説明文問題(30問)
Readingセクション(約75分間、100問) 小計495点
- Part5:短文穴埋め問題(30問)
- Part6:長文穴埋め問題(16問)
- Part7:読解問題(54問)
大学生は、何点をめざせばよい?
大学1~2年生:まずは「現在地」を知り、ステップアップの目標を立てる
大学受験直後で英語力が充実している方もいれば、少しブランクを感じている方もいるなど、スタートラインは人それぞれです。まずは公式問題集や模試、あるいは本番の受験を通じて、自分の現在地を正確に把握しましょう。参考として、大学1年生の平均スコアは555点※となっています。この数値を一つの指標にしつつ、「まずは今の実力から+100点」といったように、無理のない中間目標を設定して学習を進めるのがおすすめです。※出典:IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2025」
https://www.iibc-global.org/hubfs/library/default/toeic/official_data/pdf/program-data-analysis-2025.pdf
大学3年生:志望するキャリアから逆算し、最終目標を設定する
就職活動が本格化する大学3年生に向けては、志望業界やキャリアプランから逆算した最終目標の達成をめざしましょう。求められる英語力は企業によって様々です。履歴書で意欲をアピールできる「600点」、業務で英語を活かす「700点」、外資系やグローバル企業で強力な武器となる「800点以上」など、めざすレベルは志望先によって異なります(次のコラム参照)。自分の進路に合わせ、必要なスコア水準を定めて対策に取り組みましょう。
はじめての受験までにやっておきたいこと
1. まずは受ける試験を決めて申し込む
TOEIC® L&R TESTは、年間を通して、午前・午後に分かれて実施されています。
※試験は全国各所で開催されており、会場によって試験実施回数が異なります。・申込締切日は、試験日の約1カ月半前に設定されている
・対策には一定の時間がかかる
ことから、「準備ができてから」と後回しにするのではなく、まずは今申し込める試験日程を確認し、2〜3カ月後の回に狙いを定めましょう。
先に試験日を決めることで、学習のモチベーションを維持しやすくなります。
https://www.iibc-global.org/toeic/first.html テスト日程・申込締切日一覧はこちら▼TOEIC®L&Rテスト日程・年間スケジュールを見る
https://www.zkai.co.jp/ca/toeic/nittei/
2. 申し込んだら試験日までに対策を進める
仮に3カ月後に受験するとしたら、次のようなステップを繰り返して学習を進めましょう。
実力の確認と弱点補強
まずは公式のTOEIC問題集や模試を解いて、現時点の自分の実力を確認しましょう。苦手なところを把握すれば、重点的に対策すべきことがわかります。
問題集は一度解いて終わりにせず、
・1カ月おきに取り組んで実力を点検する
・苦手Partを集中特訓する
といった使い方で、何度でも取り組みましょう。
英文法の復習
TOEIC® L&R TESTで問われる英文法は、中学時代や高校(大学受験)までに習った基礎的な内容が中心です。文法の正しい理解は、リスニングや読解も含め、あらゆる問題を解くうえでの土台となりますので、不安な部分は復習しておきましょう。
頻出の語彙・フレーズの習得
TOEIC® L&R TESTは、日常生活やビジネスシーンにおける英語力を測る試験のため、ビジネス特有の単語やフレーズの学習も必要になります。これまでの受験英語では触れる機会がなかった語彙が必要になりますので、受験英語の参考書ではなく、専用の教材で対策しましょう。
https://www.iibc-global.org/toeic/support/prep/lr_ud_12/pr.html 後述のZ会のTOEIC®対策講座「Adaptie」は、本番テストの半分の量の問題で実力判定できる「Pre Test」を実装。学習進度によって計4種の模試に取り組むことができます。
3. 試験直前期:本番を見越した演習
試験1カ月前からは、本番を見越した実践演習に切り替えましょう。
とくに、100問を約75分間で解き切る必要があるReadingセクションでは、時間配分に気を付けながら演習を重ねることが大切です。
Listeningセクションはナレーションに沿って進むため自身での時間配分は不要ですが、制限時間を最大限活用するために「先読み」ができるようになるとよいでしょう。なお、TOEIC® L&R TESTは、問題用紙へのメモやマーク、線引きなどが禁止されています。そのため試験直前期は、問題用紙に書き込みをせずに解く練習もしておけると安心です。
https://www.zkai.co.jp/ca/toeic/listening-skill-1/ Readingセクションへのアドバイス▼長文読解が待ち受けるPart7攻略のためのトレーニング方法はこちら
https://www.zkai.co.jp/ca/toeic/part7-time-strategy/ 時間配分へのアドバイス▼おすすめの時間配分はこちら
https://www.zkai.co.jp/ca/toeic/jikan-haibun/
試験後は振り返り
スコアを継続的に伸ばすために、次の一歩を踏み出しましょう。
4. 受けた試験の復習
TOEIC® L&R TESTの問題用紙は持ち帰りはできず、テスト後に回収されます。
そのため、記憶が新しいうちに
・解けなかった要因
・時間が足りなかった箇所
などを振り返り、次回のテストに向けて課題を明確にしておきましょう。
はじめてのテストでうまくいかなかった場合も、原因がどこにあったかを把握しておくことで、次につなげやすくなります。
5. 次回スケジュールの決定・コツコツ対策を継続
大学3年生時点で700点以上を手にするため、半期に1回など、自分の学習ペースに合わせた継続的な受験サイクルをつくりましょう。試験終了時点で、次に受ける回を決めておけると理想的です。
なお、公式認定証の再発行期限が2年であることや、企業によっては一定期間内(過去2年以内など)のスコア提出を求める場合もあるため、就職活動で活用する時期から逆算して受験することが大切です。
https://www.zkai.co.jp/ca/toeic/toeic-students-job-prep/
継続的にスコアを伸ばすためのアドバイス
ここでは、初心者がつまずきやすいポイントと、学習を続けるための工夫をご紹介します。
「中学・高校レベルの単語や文法があやふやかも…」と感じていると、TOEICの問題が難しく見え、挫折の原因になりやすいです。
本番テストは問題数が多く、独特の形式と厳しい時間配分が求められます。はじめて受験する際は、誰もが戸惑うものです。
「どこで時間が足りなくなったか」「どのPartが苦手か」を整理することで、今後の対策が見えてきます。
英語学習は長期戦です。一人で黙々と続けていると、モチベーションが下がってしまう時期もあるでしょう。
また、「今日はここまでやった!」と記録をつけるなど、自身の成長を可視化できる工夫をするのもおすすめです。
まとまった時間を確保しようとすると、かえって学習のハードルが上がってしまいます。
また、通学時間や授業の合間など、意識的にスキマ時間を見つけて学習に充てるのも効果的です。スマートフォン対応のアプリなら、場所を選ばずに取り組めます。
「いきなり700点!」など、実力とかけ離れた高い目標を立ててしまうと、思い通りにスコアが伸びず、学習自体が嫌になってしまうことがあります。
解説を読んでも理解できない問題が続いたり、自分の学習方法が正しいのか不安になったりすると、学習が停滞しやすくなります。
加えて学習計画の相談や疑問点の解消ができる環境もあれば、一人で抱え込まずに学習を続けられます。
これからTOEIC® L&R TEST対策をはじめる方へ
とくに大学生の皆さんは、学業やサークル活動、アルバイトなどで忙しい日々を送っていることでしょう。だからこそ、まとまった時間ができてから、と考えるのではなく、毎日少しずつでも英語に触れる習慣を作ることが重要です。通学中や授業の合間などの「スキマ時間」をぜひ有効活用してください。また、TOEIC学習は単なる英語力の向上にとどまらず、目標設定力、計画性、継続力といった、社会に出てからも役立つポータブルスキルを養う絶好の機会ともなります。こうした小さな努力の積み重ねが、最終的に目標スコアの達成をもたらし、将来のキャリアを切り拓く大きな力となるはずです。TOEIC学習は、あなたの可能性を広げる自己投資です。焦らず、ご自身の成長を楽しみながら、一歩ずつ目標に向かって進んでいきましょう。
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