※この記事は2018年4月時点の情報で作成しています。
2020年度からの「新学習指導要領」 、まとめてみると…
学習指導要領――この言葉に、保護者のみなさまはどのような印象をお持ちでしょうか。
「ゆとり教育」「生きる力」などの語を耳にすることはあっても、実際にそれらがお子さまにどのような影響を与え、保護者としてお子さまに何をしてあげるべきかについてはよくわからないというお声をいただくことも少なくありません。
すでに、全国で移行措置の実施が始まっており、2020年度、いよいよ前面実施となります。
2021年以降、センター試験に代わって、知識・技能だけでなく思考力・判断力・表現力を中心に評価するテストが導入されます。大学個別の試験も、受験生の能力を多面的・総合的に評価すべく、さまざまな方法を組み合わせる形式への変更が検討されています。
今回の新指導要領で明確化された育成すべき資質・能力は、まさにZ会が創立以来ずっと守ってきた指導方針の柱。
だから小学生の各学年で、以下のような問題を豊富にご用意しています。
Z会ならココまで出せる! 「一歩先行く」出題ポイント!
小学1年生<算数>
算数の本質に触れ、深い学びにつなげる。計算の手順を十分に理解し、論理的に処理できるかを確認する問題です。繰り返し演習して覚えこませるのではなく、本質から理解させたり、手順を説明させたりすることによって、お子さまの思考力や表現力をしっかり磨いていきます。
(小学生コース1年生 算数・ひき算(2) より)
小学2年生<算数>
○出題のねらい
見慣れない出題形式で、思考力と判断力を養う。
本問はよく見られる文章題と異なり、長めの文章と絵から条件を読み取って判断する必要のある問題です。答えを出すのに使う知識は、たし算とひき算だけですが、必要な情報を取り出し、計算式を立てる過程で思考力と判断力が養われます。
(小学生コース2年生 算数・「たし算・ひき算の筆算」 より)
小学3年生<算数>
○出題のねらい
未知の問題でも、臨機応変に対応できるようになる。
(2)は、5人と6人の班の数を一度に考えるのが難しいので、発想の転換が必要です。(1)で求めた「残りの人数」に注目して、5人の班から6人の班を作るところがポイントになります。試行錯誤しながら、お子さまひとりで問題解決できる力を育みます。
(小学生コース3年生 算数 「あまりのあるわり算」より)
小学4年生<理科>
○出題のねらい
知識どうしを組み合わせ、課題を解決する力を養う。
回路のつなぎ方や乾電池の直列つなぎ・並列つなぎに関する知識をもとに「どうすれば、豆電球が明るく光る回路になるか」を考え、表現します。正解は1通りではありません。単元の理解はもちろんのこと、複数の知識を組み合わせて活用し、課題を解決していく力を養います。
(小学生コース4年生 理科・8月号 より)
小学5年生<理科>
○出題のねらい
知識を活用し、課題を解決する力を養う。
ものが水に溶ける量が温度や水の量によってどう変化するかという知識をもとに、「どうすれば、ろ過後の液にホウ酸が溶けていることを確かめることができるか」を考え、自分の言葉で表現します。単元の理解はもちろんのこと、知識を活用して課題を解決していく力を養います。
(小学生コース5年生 理科・11月号 より)
小学6年生<算数>
○出題のねらい
身につけた知識をどう活かすか,試行錯誤する。
分数を割合としてとらえ、登場する数の関係をしっかりと理解する必要のある問題です。新しく学習する計算方法を身につけるだけでなく、今まで学習したことと結びつけてどう活かしていくか、試行錯誤しながら将来にも役立つ判断力・思考力を養います。
(小学生コース6年生 算数 「分数のかけ算とわり算のまとめ」より)
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