【5月~7月必読】中学生の夏期講習、始める前に知っておきたい「本当に伸びる」選び方

「そろそろ夏期講習を考え始める時期だけど、どこがいいんだろう?」
「友達が塾の夏期講習に行くみたいだけど、うちの子には合うのかな?」

5月から7月にかけて、中学生のお子さまをお持ちの保護者のみなさまは、夏の学習についてさまざまな思いを抱かれるのではないでしょうか。貴重な夏休みを無駄にせず、2学期以降の成績アップや、苦手克服につなげたいですよね。
しかし、安易に夏期講習を選んでしまうと、「思ったような成果が出なかった…」なんてことにもなりかねません。そこでこの記事では、中学生の夏期講習を検討する上で、「本当に伸びる」学習法を選ぶために知っておくべき重要なポイントを解説します。
「塾がいい?」「通信教育も気になるけど…」といった疑問にもお答えしながら、お子さま一人ひとりに最適な夏の学習法を見つけるヒントを紹介します。記事の後半には、夏期講習の学習方法を選ぶのが難しい、という方向けに簡単なチェックテストも掲載しています。

ぜひ、夏期講習を検討する前に、この記事を読んでみてください。

 

なぜ夏の学習は重要?夏休みが「伸びる」チャンスである理由

思ったより短い夏休み。部活動やイベントであっという間に過ぎてしまうこともありますよね。しかし、学校の授業が進まないこの期間こそ、普段はなかなかできない総復習や苦手分野の克服に時間をたっぷり使える絶好の機会です。
中学1、2年生は、2学期以降重要な単元を学ぶことが多く、1学期の内容の理解は必須です。中学3年生は秋以降、本格的な入試対策が始まりますね。夏をどう過ごすかで、2学期以降の「伸びしろ」は大きく変わってきます。

 

夏期講習を選ぶ前にすべきこととは

夏の学習を選ぶ前にすべき大事なことは、目標を設定することです。しっかりとした目標を設定したら、それを達成できる学習内容を選びましょう。
以下は学年別の目標設定の一例です。

中学1年生:「基礎を固める夏にする」
中学校に入学して初めての夏休みは、1学期の復習を中心に基礎を固める大切なチャンスです。とくに苦手な分野は時間をかけてていねいに復習しましょう。

中学2年生:「苦手克服と応用力育成」
中2の学習内容は難化し、苦手意識を持ちやすいため、1学期を振り返り、理解が不十分な単元を早めに克服しましょう。余力があれば、今までに学んだ単元の総合問題に取り組み、応用力を身につけられるとよいですね。

中学3年生:「志望校合格に向けて、苦手・得意の現状把握」
1学期までの学習状況を振り返り、得意・苦手科目を明確にしましょう。そのうえで、それぞれの科目にかける時間配分や学習計画を考え、学習に取り組みましょう。

 

徹底比較!塾と通信教育、それぞれのメリット・デメリット

夏期講習の学習方法としてポピュラーな「塾」と「通信教育」。それぞれの特徴を理解し、お子さまの目標にあった方法を選ぶことが大切です。

塾の夏期講習:集団指導・個別指導の特徴と注意点

塾の夏期講習のメリットとデメリットは以下です。

【メリット】
☑決まったスケジュールで学習するため、学習習慣を維持しやすい。
☑わからないことがあれば、先生に直接質問できる。
☑(集団指導の場合)まわりの生徒と切磋琢磨しながら学習できる。
☑志望校に特化した対策講座が開講されている場合がある。
【デメリット】
☑費用が比較的高額になる場合がある。
☑学習をする時間や場所に制約があり、部活などと両立が難しい場合がある。
☑(集団指導の場合)カリキュラムが固定のため、自分のペースで学習しにくいことがある。
☑先生との相性によって学習効果が変わる可能性がある。

通信教育の夏期講習:自宅学習のメリットと効果的な活用法

通信教育の夏期講習のメリットとデメリットは以下です。

【メリット】
☑自分のペースで、時間や場所を選ばずに学習できる。
☑費用が比較的リーズナブルな場合が多い。
☑苦手な科目を集中的に取り組むなど、学習内容やペースを自分に合わせられる。
☑AIを活用した個別最適化された学習ができるものもある。
【デメリット】
☑強制力が弱いため、自己管理能力が求められる。
☑質問できる環境が限られている場合がある。
☑周りの生徒の学習状況が見えにくいため、モチベーション維持が課題となる場合がある。

 

「本当に伸びる」夏期講習を選ぶための2つの重要ポイント

塾と通信教育のそれぞれのメリット・デメリットはわかりましたか?
どちらを選ぶにしても、「本当に伸びる」夏期講習を選ぶためには、以下の2つのポイントが重要です。

ポイント1:お子さまの現状の課題と目標に合った学習内容か
夏休みの目標は一人ひとり違うはずです。「1学期の苦手を克服したい」「得意科目をさらに伸ばしたい」「2学期の予習をしたい」など、お子さまの課題や目標を明確にし、それに合った学習内容を提供しているかを確認しましょう。塾のカリキュラムや教材、通信教育の教材ラインナップなどをしっかり比較検討することが大切です。

ポイント2:お子さまの学習到達度に合った学び方ができるか
効率的に成果を出すためには、お子さまの学力レベルに合った学習法を選ぶことが不可欠です。基礎的な内容をじっくり学びたいのか、応用的な問題に挑戦したいのかなど、お子さまの学習到達度に合った教材や指導方法であるかを確認しましょう。

 

【セルフチェック】わが子に合うのは塾?通信教育?

とはいえ、夏期講習の学習方法を選ぶのが難しい、という方向けに簡単なチェックテストを作成しました。ぜひお子さまと一緒にお試しください。

①決まった時間割やペースで学習する方が合っている。
□はい □いいえ

②わからないことがあった時、すぐに質問できる環境が必要。
□はい □いいえ

③周りの生徒と切磋琢磨しながら学習することにモチベーションを感じる。
□はい □いいえ

④自宅よりも、学校のような環境で学習する方が集中できる。
□はい □いいえ

⑤先生から直接指導を受けたい。
□はい □いいえ

⑥得意教科、苦手教科ごとに学習にかける時間や問題のレベルを調節したい。
□はい □いいえ

⑦夏は部活動や習い事で忙しい。
□はい □いいえ

⑧自宅から塾までの移動時間や手間をかけたくない。
□はい □いいえ

⑨夏休み期間中、家族旅行やイベントなどの予定が多い。
□はい □いいえ

⑩学習にかける費用を抑えたい。
□はい □いいえ

①~⑤の項目で「はい」が多い方は、塾が向いている可能性があります。
また、⑥~⑩で「はい」が多い方は、通信教育も検討してみるのがおすすめです。
 

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自分にあった夏期講習の選び方
夏期講習は塾?通信教育?夏休みに最大限学力を伸ばすための、一人ひとりにあった学習方法の選び方を2つのポイントでより詳しく紹介。

 

後悔しない夏期講習選びで、2学期以降の「伸び」を実感!

夏休みは、中学生にとって大きな成長のチャンスです。焦らず、お子さまにとって本当に「伸びる」学習法を見つけることが大切です。ぜひ、この夏を有意義なものにし、2学期以降の学習につなげてください。

 

 

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