【先輩のノートも公開!】成績アップにつながるノートの取り方とは?

「中学生になってから、ノートの取り方がよくわからない…」
「テスト前にノートを見返しても、イマイチ頭に入ってこない…」
そんな悩みをお持ちの中学生は多いのではないでしょうか?

中学生になると、小学校に比べて学習内容が高度になり、ノートの取り方も難しくなってきます。効果的なノートの取り方をマスターすれば、授業中の理解度がアップするだけでなく、テスト前の復習にも便利です。
今回は、成績アップにつながるノートの取り方を教科別に解説するとともに、Z会の先輩から寄せられた実際のノートの記入例をご紹介します!

 

なぜノートをとる必要があるの?

そもそも、なぜノートを取る必要があるのでしょうか?ここでは、ノートを取る主な目的を3つ挙げます。

【ノートを取るのはなぜ大切?】
☑学習の記録を残すため
☑毎日の予習・復習に使うため
☑定期テストの対策に使うため

目的をもってノートを取ることで、より効果的なノート作りができるようになれますね。

 

上手なノートを取るための3つのポイント

以下の3点をおさえることで、日々の学習や、定期テストに役立つノートを作ることができるでしょう。

1.まずは見やすいノートにしましょう!
ノートは毎日の予習・復習や定期テスト勉強のときに使います。だから、見直したときに何が重要なのかすぐにわかるようにしておくことが大切です。
単元やタイトルを大きく書く、大事なところでは色ペンを使う、日付や教科書のページ数を書く、余白は大きくとる、といった工夫をすることが読みやすいノートにつながります。先生が大事だと言っていたところは目立たせるなどの工夫もよいでしょう。

2.すっきり区切って整理しましょう!
予習した内容、授業中の先生の説明、復習として自分で調べたことなどノートに書くことは意外に多いもの。ごちゃごちゃとしないように、それぞれの書く場所を自分なりに決めておくと、すっきり整理できます
左ページを予習・復習専用として右ページを授業専用にするなど、見開き単位で使うことや、授業や単元といった単位でページを分けることで、すっきりとしたノートを作成できます。文章だけでなく、図や表も積極的に活用しましょう。

3.目的ごとにノートを作りましょう!
1冊のノートにたくさんの内容が詰まりすぎてわかりにくくなってきたら、「予習用ノート」「復習用ノート」など目的ごとにノートを分けると便利です
さらに、授業用のノートとは別に問題集専用ノートを作る、間違えた問題専用の弱点克服専用ノートを作ることも効果的です。

 

ノート作成でやらない方がいいこと

逆に、ノート作成でやらない方がいいこともあります。目的を意識せず、黒板をただ書き写すだけでは、効果的なノートとは言えません。また、見やすいノートにすることは大事ですが、きれいに書くことにこだわりすぎると、ノート作成に時間がかかりすぎてしまったり、肝心の学習内容が頭に入ってこなかったりすることがあるので、注意しましょう。

 

【先輩のノートも公開!】教科別:ノートの取り方のポイント

ここでは、英数国の3教科について、ノートを取る時のポイントや、Z会を受講した先輩から寄せられた「ノート術」、実際のノートの作成例を紹介します。

【英語】

英語は「文法事項」や「単語・熟語」をしっかり押さえられるノートにすることが重要。ノートを取る際の主なポイントは以下です。

☑文法事項は赤字やマークを使って、見やすくまとめる。
☑余白を取り、単語・熟語の意味などを、後から書き加えられるようにする。
☑単語はつづりを覚えるために、専用ノートを作ってくり返し練習する。

先輩のノート術
●教科書の本文をノートに書いたら、まちがっていてもよいから予習として日本語に訳します。その後、授業のときに訳があっているかを先生の言葉を聞いて確かめます。
●和訳をオレンジで書いて、赤シートで隠せるようにしています。英文の構成がわかるよう、ポイントを書きながらまとめています。
●文法を書くときには、一緒に例文を書いています。

Z会の先輩のノート例
英語のノート

【数学】

数学は「公式や定理」や「間違えた問題のポイント」をしっかり押さえられるノートにすることが重要。ノートを取る際の主なポイントは以下です。

☑公式や定理などの重要事項は、目立つようにまとめる。
☑図やグラフは見直しがしやすいように、丁寧に描くように心がける。
☑間違えた問題のポイントや問題を解くヒントなどを後から書き加えられるよう、あらかじめ余白を作っておく。

先輩のノート術
●問題を解いたときに、間違えた問題にはなんで間違えたのか書いておきます。例えば、符号ミスとか、約分忘れとか…。それはテストのときにも注意すべきところなので、テスト前に見直します。
●数学はノートを2冊使います。1冊は予習用に、もう1冊は授業用に使います。予習用ノートには予習として教科書に載っている問題を解き、授業用ノートは先生が言った言葉や板書、予習でわからなかった問題や間違えた問題を書きます。

Z会の先輩のノート例
数学のノート

【国語】

国語は「現代文のキーワード「や「古文の単語や文法」をしっかり押さえられるノートにすることが重要。ノートを取る際の主なポイントは以下です。

☑現代文のキーワードや、古文の単語や文法など、覚えたい内容は目立たせる。
☑授業中に先生のコメントを書き込めるように、まとめやメモのスペースをとっておく。
☑漢字の練習は、専用のノートを作って、くり返し書く。

先輩のノート術
●縦書きということで最初は慣れず、行の間隔を詰めてしまい見にくいノートになってしまっていました。必要以上に行間をとりすぎる必要はないけれど、少し意識するようにしています。
●漢字の止め・はね・はらいに気をつけて書きます。また、私の学校の先生はよく大事なところを大きな声で言うので、ポイントだと思った所に☆マークをつけて目印にしています。そうすれば、テストに役立ちますよ。

Z会の先輩のノート例
国語のノート

 

まとめ|ノートを使いこなして、学習効果を高めよう!

今回は、中学生のノートの取り方について解説しました。これらのポイントを踏まえ、効果的なノート作りを心がけましょう。

ノートは、ただ授業の内容を書き写すだけのものではありません。積極的に活用することで、学習内容の理解を深められるだけでなく、定期テストなどの対策の強力なツールになります。

ぜひ、今回の内容を参考に、自分にとって最適なノートの取り方をマスターしてください。

 

 

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