「聞ける」「話せる」お子さまでも、「書ける」とは限りません!
ご存じでしたか? 小学校3・4年生で行われている外国語活動、および5・6年生の教科としての英語の授業では、「聞く」「話す」に重点がおかれているため、「書く」機会はあまり多くありません。
また、英会話教室では「書く」学習が不十分な場合もあります。そのため、「聞く」「話す」ができるお子さまでも、実は「書けていない」ということがよくあるのです。
【例】
▼英語の音と文字が結びついていない
“I go to school on foot.”という“音”はわかっているのに、書くと間違えてしまうのです。
▼英文の書き方のルールが身についていない
→大人には簡単なことのように思えますが、英語の文を書くことに慣れていないと、意外と難しく、このような間違いが起こります。
これらの間違いは、“英語ができない”のではなく、ただ「書くこと」に慣れていないだけなのです。
「書くこと」に慣れるのは中学からで大丈夫?
学習指導要領において、小学生の「書くこと」の目標としては、アルファベットの大文字と小文字を書くほか、「例文を参考に、音声で十分慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現を用いて書く」があげられており、語順への意識、音声への慣れ親しみを行った上で「書く」ことが前提になっています。したがって、小学校の授業では「書く」ことに対して比較的慎重な姿勢が見えます。
一方で中学生になると、多くの学校で、授業や宿題そして定期テストにおいて、「書く」量が一気に増えます。そうなると、英語が急に難しくなったように感じ、「自分は英語ができない」と、『英語嫌い』になってしまうお子さまがいるのが現状です。
▼中学校定期テストでの「書く」問題の例
日本語を英語に訳す問題だけではなく、自分の考えを英語で「書く」ことで表現する問題です。最近は、中学校の定期テストでもこうした問題が出題されています。
また、英語で聞いた質問に英語で「書く」ことで解答する問題も出題されます。
学習指導要領の改訂によって、中学以降で求められる学力のレベルが高くなっています。
中学校では2021年度より、新学習指導要領が全面施行されています。新指導要領では以前に比べて学習量が増えており、最も顕著なのは単語数の変化(表)です。また、高校で学習していた内容の一部(仮定法・現在完了進行形)も中学校で学ぶようになり、カリキュラムにも変化が生じています。
この改訂によって、英語学習のボリュームアップが行われており、最も顕著なのは単語数の変化(表)です。さらに、これまで高校で学習していた内容の一部(仮定法・現在完了進行形など)も中学校で学ぶようになるなど、カリキュラムにも変更が生じます。
「書く」力は、中学生になったからといって、すぐに自然に身につくものではありません。
せっかく、「聞く」「話す」ができるのに、中学に入って「書く」でつまずいてしまうのはもったいないですよね。
Z会では段階を踏んで「書く」学習を行います!
Z会では、十分に音声で慣れた表現について、次のように段階を踏んで「書く」指導を行います。
STEP1 お手本を書き写す
あわせて、「~のチームに入る」などテーマに沿った表現も学びます。
STEP2 自力で英文を書いてみる
STEP1で学んだ単語・表現を用いて、実際に英文を「書く」ことに挑戦します。
STEP3 質問に対する自分の答えを考えて書く
STEP1・STEP2で学んだ単語・表現を使って、質問に対する答え方を考えます。まずは質問を聞いて、答えを声に出して録音してから英語で「書く」ところまで行います。これによって、学んだ表現が定着し、「書く」力が高まります。
書いた英文は、添削指導者が丁寧に指導するので、最初に挙げたようなもったいない間違いをつぶして、「書く」ことにも自信をもたせることができます。
Z会では「書く」に関して易から難へと無理なく段階を踏み、徐々に定着を図りますので、中学の学習へスムーズにつなげることができます。
小学生のうちから、完璧でなくても「英語を書くこと」に少しずつ慣れていくことで、中学でつまずくことなく、「英語が得意!」と言えるようになるでしょう。
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