小学生の家庭学習として、選ぶ人が年々増えているタブレット学習。
興味はあるけれど、忙しい日々の中で、「学校の宿題や習い事と両立できるか心配…。」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
心配いりません。実はタブレット学習には、忙しい日々でも無理なく続けやすい特長がたくさんあります。
勉強も大事だけれど、お子さまがせっかくがんばっている習い事もぜひ続けたいという方には特におすすめです。
今回は、タブレット学習が学校の宿題や習い事と両立しやすい理由や、両立の秘訣をご紹介します。
タブレット学習が、宿題や習い事と両立しやすい3つの理由
1.やることが明確で、時間を有効活用できる!
保護者の方にとっても、習い事の送り迎えの時間をあけておく必要がなくなるので、仕事から急いで帰ってきたり、夕食の準備などで忙しい中時間を捻出したりといった調整が発生しないこともメリットのひとつです。
2.自分の好きなタイミングで取り組める!
制約がないと取り組むタイミングを見つけにくいのでは……という声も聞かれますが、タブレット学習には、あらかじめ学習計画を割り振ってくれたり、自分で簡単に調整できたり……といったカレンダー機能がついているものが多くあります。そのため、紙学習に比べて学習管理がしやすく、まだ学習習慣がついていないお子さまであっても、他の予定との両立がしやすくなります。
3.場所を限定しないので、学習が継続しやすい!
本気で習い事に取り組んでいるが、とはいえ学習もおろそかにはしたくない、というご家庭にとっては、校外学習の有力な選択肢となるでしょう。
Z会員の両立事情をご紹介
データで見る!小学生タブレットコースの会員
Z会小学生タブレットコースの会員の方にうかがったところ、実に「93.6%」の方が何らかの習い事をしており、1~3つの習い事をしている方が80%以上を占めるという結果でした。なかには5つ以上というお子さまもいらっしゃいました。
取り組みやすさに加えて、タブレットならではの「音や動きのある画面」「自動採点機能」が、学習へのモチベーションを高め両立の支えとなっているようです。
学童から帰ってきて、わたしが家事をしている間にZ会をやっています。習い事も複数あるので忙しい日々ですが、1回15分で毎日ちょっとずつ進められるのがいいですね。(愛知県・2年・S.F.さんのお母様)
週4~5回あるサッカーとZ会を両立しています。1カ月単位で調整ができるので、無理なく学習を終わらせられるのがいいですね。タブレット学習は音や動きがあるので、ひとりではなく、誰かに教わっている感覚で取り組めるのが気に入っているようです。(東京都・4年・S.M.さんのお母様)
子どものやる気があるときにすぐに自動で丸つけされることが、意欲の継続と学習の効率化につながっていると思います。(愛知県・6年・R.H.さんのお母様)
学年に応じて両立のサポートを
特に低学年のうちは、最初は両立が難しい面もあるかもしれません。その場合、保護者の方には、いっしょに学習計画を立てたり、学習量の調整を行ったりといった形でサポートいただくことをおすすめします。
小学1・2年生では、達成感を優先して学習量の調整を
1・2年生は、まだ体力がついていないお子さまも多く、意欲にかかわらず両立が難しい時期があるものです。習い事やその練習などで疲れてしまって学習ができないといった場合は、時間をやりくりするよりも、学習量自体を調節するほうがよいでしょう。この時期のお子さまにとっては、分量は多くなくとも、その月の学習をすべて終わらせられたという達成感を得ることが、「勉強って楽しい」「来月もがんばろう!」というモチベーションにつながります。
小学3年生からはスケジュール調整のフォローを
3年生になると、体力や学習計画の意識もついてきますので、学習計画の主体を徐々にお子さまに移していきましょう。その際、月1~2回程度学習の状況を確認し、予定通り進んでいない場合は残りの期間で取り戻せるように調整する、といったように、保護者の方は要所でかかわるようなサイクルを作れるとよいでしょう。
月2回のレポートで学習を振り返ることで、月単位で学習を完了し、翌月に学び残しを持ち越さないというサイクルをつかんでいただくことができます。
宿題や習い事と校外学習の両立はハードな面もありますが、小学生のうちに学習管理のスキルをつけておくと、中学以降、部活動が本格化した際などにも役立ちます。学力アップはもちろん、いずれお子さま主体で学習計画を立て、自学自習の習慣がつけられることをめざしてタブレット学習を活用いただけるとよいでしょう。