Z会 イマドキ中学受験情報 
【2025年】中学生Z会員の保護者に聞いた!中学受験アンケート

保護者の方のサポートが大切な中学受験。「いつから準備すべき?」「親はどこまで関わるべき?」といった保護者の方の悩みは尽きません。

前回調査(2021年)では(Z会 イマドキ中学受験情報 中学生Z会員の保護者に聞いた!中学受験アンケート)、「中学受験の検討開始は小学4年生が最多」という結果でしたが、その後のコロナ禍などを経て、中学受験をめぐる状況は変化しているのでしょうか。

そこで今回、2022年~2025年に私立(国立・公立)中高一貫校を受験したZ会員の保護者の方を対象に「中学受験について」のアンケートを実施しました。この最新の結果をもとに、前回調査との比較や、受験対策、志望校の決定時期、保護者の関わり方などリアルな情報をお届けします。
 

目次

 

中学受験の目的「質の高い教育を受けさせたかったから」が73.7%と最も多く

Q.中学受験をした目的について教えてください。(n=499、複数回答方式)

中学受験の目的

保護者の方に、中学受験をした目的について聞きました。
中学受験の目的として、「質の高い教育を受けさせたかったから」が73.7%で最も多く、「同じレベルの生徒が集まるから」が47.7% 、「子どもが受験したいと言ったから」が45.7%と続きました。

「中高一貫のため、大学に向けて早々に動けると思った」、「大学受験を見越した先取り授業を受けさせたかった」「入りたい部活があった」という回答が多く、お子さまの未来や希望を重視して中学受験をするご家庭が多いことがわかりました。また、「中高一貫の6年間を通して、生涯にわたり大切になる人間関係が作れると思ったから」と、学校生活での友人関係を重視したご意見もありました。
中学受験の目的について、前回調査(2021年)から一貫して「質の高い教育」が最多となっており、お子さまの可能性を広げる環境を整えてあげたいという、保護者の方の想いは共通しているようです。

 

中学受験の検討開始は「小学4年生まで」が約7割
2021年と変わらぬ傾向

Q.中学受験を検討したのはいつ頃でしたか。また、タイミングとしてはいかがでしたか。(n=499、単一回答方式)

中学受験を検討したのはいつ頃でしたか(2025)中学受験を検討したのはいつ頃でしたか(2021)

中学受験を検討したタイミングとしてはいかがでしたか

お子さまの中学受験について検討し始めた時期については、受験生全体の74.2%の方が小学4年生までに中学受験をすることを検討し始めていたことがわかります。2021年と比較すると、小学3年生で検討した方が3.0%、小学5年生が2.6%増加していますが、「受験生全体の約7割が小学4年生までに検討」という全体の傾向は大きく変わっていません
また、小学3年生までに中学受験をすることを検討し始めていた方が49.6%となり、より低学年のころから中学受験を意識し始めていることがうかがえます。中学受験検討のタイミングが適切と感じたかを聞くと、「適切だった」と答えた方は小学3年生が最も多く、4年生以後になると「遅かった」と答えた方が増えています。

お子さまの中学受験対策でもっとこうしておけばよかったと感じたことについて自由記述で回答してもらったところ、「もっと早く準備して、親子ともに落ち着いた気持ちで受験に臨みたかった」「受験対策を始める前から、学習習慣をつけさせたかった」等、受験を意識し始めたタイミングについての回答が多く、受験を検討する時期は受験生にとって非常に重要であることが明らかとなりました。
 

小学5年生の冬までに
「半数」が志望校を決定

Q.志望校を決定したのはいつ頃でしたか。(n=499、単一回答方式)

志望校を決定したのはいつ頃でしたか

お子さまの志望校の決定時期については、小学5年生の冬までに半数の方が志望校を決定していたことがわかります。

Q.志望校を選んだ際に重要視したことを教えてください。(n=499、複数回答方式)

志望校を選んだ際に重要視したこと

また、志望校を選んだ際に重要視したことについて聞きました。
志望校選びで大切にしたこととして、「学校の教育方針や校風」が67.3%で最も多く、「通学距離などの立地」が47.5% 、「有名大学への合格実績」が27.9%となりました。
ほかにもお子さまご本人の希望や、お子さまの性格に合わせて選んだという声もありました。

特色のあるカリキュラムや授業としては、数学の特別なカリキュラムやプログラミング、探求学習という声が多くあがりました。また、プレゼンテーションの授業や理科の実験の機会が多いこと、卒業論文などもあり、それぞれの学校独自で力を入れている取り組みに着目される方もいるようです。
 

小学3年生の学習時間は
1-2時間程度が大半

Q.お子さまの1日の勉強時間について教えてください。
※中学受験対策に費やしたおおよその時間をお答えください。

お子さまの平日1日の勉強時間
お子さまの休日1日の勉強時間

お子さまの中学受験対策に費やした1日の勉強時間について聞きました。
学年が上がるにつれて学習時間が増え、小学6年生の平日では2時間、休日では5時間以上学習している受験生が半数を超えていました。

また、中学受験を意識し始めた方が多い小学3年生の時の学習時間は、平日・休日問わず1-2時間程度という方が大半を占めているという回答でした。小学3~4年生では、学習量をこなすことより、学習習慣を身につけること・中学受験対策の学習に慣れること等に時間を使った受験生が多かったと考えられます。

 

中学受験に向けた生活面での環境づくりなど、
積極的にかかわっている

Q.保護者の方はどのようにお子さまの勉強にかかわっていましたか。 また、苦労したことを教えてください。(n=499、複数回答方式)

保護者の方のお子さまの勉強へのかかわり
お子さまへのかかわり方で苦労したこと

お子さまの学習へのかかわり方について聞きました。「生活面(体調や学習環境)の整え」 「学習の進捗状況の確認」「学校の情報収集」など、お子さまが中学受験の学習そのものに集中できるよう、多くの方が環境づくりにかかわっていたことがわかります。ほかにも教材の整理であったり、通塾されている方は塾の先生に苦手分野を伝えるなどのサポートをされている方もいました。また、かかわり方で苦労した点として、「勉強のモチベーションの維持・子どものメンタルケア」が最も高く51.5%となりました。
適度な距離感を保ちながら、親子で協力して志望校合格を目指せる環境作りをしていくことが大切と言えるでしょう。

 

習い事と中学受験の両立、
2021年と比較し14.8%増加

Q.中学受験対策をしている時期の、塾や学習以外の習い事について教えてください。(n=499、単一回答方式)

塾や学習以外の習い事について
習い事を続けることができた理由

中学受験対策以外の習い事について聞きました。受験生の82.8%が、中学受験対策をしながら習い事をした経験があると回答しました。2021年と比較して14.8%もの増加が見られ、より多くのお子さまが習い事と並行して中学受験対策を進めていたことがわかります。この背景には、習い事のオンライン化やサブスクリプションの導入によって継続しやすくなったこと、また、習い事が受験期のストレス解消や生活にメリハリをつけるための重要な支えとして活用されていることが挙げられます。

さらに、習い事を続けていた82.8%(413名)の方に、その習い事を中学受験を終えるまで続けたかどうか聞いたところ、53.6%の方が続けていたと回答しました。つまり、受験生全体の44.4%が中学受験を終えるまで習い事を続けていたことになります。

習い事を続けることができた理由を聞くと、「勉強のほかに、しっかりと集中する時間を作りたかった」「運動をすることで、受験勉強とのメリハリをつけたかった」という声があり、受験勉強の息抜きとしてうまく活用していたことがうかがえます。
中学受験をするために習い事をすべてやめると決めつけるのではなく、お子さまの学習の状況を見ながら、習い事を続けるかどうかお子さまと話し合ってみましょう

▽お子さまのペースで中学受験対策を。

 

中学受験してよかったと
感じた保護者96.8%

Q.お子さまの中学受験を振り返り、中学受験してよかったと感じますか。(n=499、単一回答方式)

中学受験をしてよかったと感じますか

受験を経て中学校生活を送るお子さまの様子を見て、中学受験をしてよかったと感じる保護者がほとんどでした。初めて親子二人三脚で挑んだ「中学受験」、自由記述からお子さまの成長を中学受験を通して感じた保護者の方が多いことがわかりました。

最後に、具体的な保護者の声をいくつか紹介します。

<中学受験してよかったこと>
・日々の努力の大切さや、合格に向けて必要な学習時間の確保の仕方を学ぶことができたと思います。合格したことが人生における大きな自信になったようです。
・中学受験を通じて、毎日計画的に勉強する習慣が身についたことが大きな収穫でした。自分に合った勉強法を工夫して実践したり、ただ与えられた課題をこなすだけでなく、理解の深さを意識する姿勢が身についたりしたと思います。
・親子で協力しながら乗り越えることができ、絆が深まりました。また、入学した学校が子どもにとてもよく合っていて、先生、友達、部活や生徒会活動もすべてが最高だと本人が満足しています。
・能動的に学習する姿勢が身につき、知ること、考えること、気づくことのおもしろさがわかったようです。
・一つのことに対してねばり強く取り組むという経験ができたことです。第一志望には合格できませんでしたが、合格につながらなかった要因をとことん考える機会を得ることができました。また、勉強の大切さを知り、家族で一丸となることができた点もよかったです。

 

まとめ

〇中学受験の目的は「質の高い教育」が最多。前回調査(2021年)から大きな変化はなく、一貫して教育環境への期待が高い。

〇受験生の74.2%が小学4年生までに中学受験を検討、2021年と変わらぬ傾向。小学3年生以前に検討した受験生は49.6%。

〇小学5年生の冬までに半数が志望校を決定。志望校を選ぶ際に重要視したことは「学校の教育方針や校風」が67.3%と最も高い。

〇小学3年生での学習時間は1-2時間程度が多く、学習習慣を身につける・中学受験対策の学習に慣れるために時間を使っていたことがうかがえる。

〇保護者はお子さまの「体調や学習環境のサポート・学習の進捗状況の確認」をしており、積極的に中学受験にかかわっていた。

〇保護者の苦労 「子どもの勉強のモチベーションの維持・メンタルケア」

〇習い事と中学受験の両立、2021年と比較し14.8%増加。受験生の82.8%が、中学受験対策をしながら習い事を継続。
 

<調査概要>

調査対象:Z会通信教育中学生向け講座を受講中で、2022年~2025年に私立(国立・公立)中高一貫校を受験した現中学生の保護者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年9月11日(木)~9月24日(水)
回答者数:保護者 499人

※この記事は、2025年12月19日に中学受験コース学習アドバイザーにより執筆されました。

 

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