【2025年度入試】名古屋大学 英語

文脈を把握する読解力と日本語・英語の確かな記述力の養成がポイント。

内容説明・自由英作文など、記述式の問題で確実に得点できるよう、自分で考えて書く訓練が重要。

*分量:変化なし *難易度:やや易化(昨年度比)

 

■概要 (105分)
* 出題・解答の形式

  • 長文読解問題2題、対話文問題1題、自由英作文1題という大問構成。
  • 長文読解問題は記述式・客観式混合。内容説明や英文和訳、文や語句の空所補充が出題される。
  • 対話文問題は英問英答形式が中心。本文の内容に関連する自由英作文が含まれるのが特徴。

* 特記事項

  • 全体的な出題構成には変化なし。英文の総語数はやや増加した。
  • Ⅰ、Ⅱの長文読解問題では、記述式の問題数がやや減少した。また2022年度、2023年度に出題されていた和文英訳の出題はなかった。
  • Ⅲの対話文問題中の自由英作文の語数は30〜40語で、2024年よりも若干増加した。
  • Ⅳの自由英作文では、2023年度までは表・グラフを基にした出題が続いていたが、2024年度は図について説明するという形式、2025年度は与えられたテーマについて第三者の視点で描写する問題と個人的な視点で説明する問題が出題された。語数の指定は30〜40語と40〜50語で大きな変化はなかった。

 

■過去3カ年の出題テーマ

年度 大問 出題テーマ
2025年度 長文読解(イギリスの鉄道でかつて提供されていた食事)
長文読解(言葉が思考に与える影響)
対話文(50年後の未来)
自由英作文(ソーシャルメディアの影響)
2024年度 長文読解(インドのクレーターであるロナーの地質的、文化的な意義)
長文読解(親切な行為がもたらす効果)
対話文(歴史的な出来事についての祖父と孫の会話)
自由英作文(錯視について)
2023年度 長文読解(水泳教育の歴史)
長文読解(個体識別に使われるイルカの鳴き声について)
対話文(環境保全のための菜食主義と代替肉)
自由英作文(日本における献血者数と献血量の推移)

 

■求められる力とその養成

  • 長文読解問題では、段落の要旨をとらえながら読み英文の論理展開をつかむ「大意把握力」と、正確な語彙・文法・語法の知識を必要とする問題に対応するための「細部把握力」が必要とされる。
  • 対話文問題では、自分の考えや意見を述べる自由英作文が課されることが多い。指定語数が少ないので、さまざまな構文や定型表現などを身に付け、柔軟に対応できるようにしておきたい。
  • 自由英作文ではどのような形式の出題でも慌てず対応できるよう、基本英文を用いて自分の考えや意見を筋道立ててまとめたり、図やグラフを描写したりするなど、幅広い練習を積んでおきたい。。

 

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