私の課外活動を紹介します!
授業と授業の合間の空き時間や中高生の時より長い長期休みなど、大学生になると自由な時間が増えますね。
今月はキャンパスレポーターの先輩に、そのような時間を使って行う大学生ならではの課外活動について語っていただきました。先輩たちの有意義な活動をぜひ参考にしてみてください。
▲サークルの夏合宿ライブに向けて夜まで練習していたときに撮りました。
私は大学で軽音サークルに所属していて、キーボードやギターを弾いています。中高生のときは箏曲部に入っていて軽音とはまったく縁のない日々でしたが、音楽がもともと大好きなことと大学から何か新しいことを始めようと思ったことから軽音の世界に飛び込んでみました。今は月一くらいのペースであるライブが、本番だけでなく練習期間からとても楽しみです!最高の環境で素晴らしい仲間たちに出会えたうれしさでいっぱいです。大学で軽音を始めるという目標が受験勉強のモチベーションになっていた部分もあるため、大学生になったらこんなことを始めたい!こんなサークルに入りたい!と思い描きながら勉強するのもおすすめです。
▲喫茶店で働いた分がカフェ巡りに消えていく日々…。
私は現在、喫茶店でアルバイトをしています。お客様に食事をお出しするだけでなく、フードやドリンクを作ったり店内の掃除をしたりとさまざまなことをしています。大学生のスタッフが何人かいるので、お互いの勉強の話や趣味の話などをするのも楽しいです。また、お客様とのコミュニケーションもこのアルバイトの醍醐味だと感じます。たとえば、おすすめのメニューを聞かれた際にお客様の好みに合わせて提案をし、喜んでいただけたときにはとてもうれしかったです。私は大学に入るまで、学びというと参考書を開くような、いわゆる「勉強」を思い浮かべていました。けれども、こうしたアルバイトを通して社会で人と関わる経験も大事な学びだと気づきました。もちろん、料理ができるようになるのも大切な学びです♪
▲プログラムを実行しているようすです。
私は最近プログラミングをすることが多いです。授業でもプログラミングの課題が出るのですが、それはどちらかというと「プログラミングで何かの作品を作る」というよりは「プログラミングは何をしているのか、計算機(パソコン)はどのような仕組みで動いているのか」を勉強するもので、個人的にはよくゲームを作っています。わかりやすいものだと最近はテトリスを作りました。テトリスも意外と奥が深くて、落下速度の計算から各ブロックの出現頻度、ブロックの回転の仕方の工夫など見えにくいところでさまざまな調整がなされており、それを自分のやり方で実装するのがおもしろいです。プログラミングの勉強にもちょうどいい難易度ですから、みなさんも挑戦してみてはどうでしょうか。
▲この写真は、フィリピンに渡航し、皆で協力して建てた小学校の教室です。
完成までは多くの苦難があり、精神的にもとても大変でしたが、完成後に子どもたちが口々に「ありがとう」と言ってくれたのが印象的でした。
私は、サークル活動として「alpha」というボランティア団体に所属しています。この団体は、フィリピンの教育支援をしている団体であり、週1回のミーティングで、メンバー同士で国際教育問題について議論したり、年に2回、実際に渡航して、現地で小学校の教室の建設を行ったりしています。私はもともと、発展途上国の教育について関心があり、将来こうした教育の向上に関わりたいと思っていたのでこの団体に加入しましたが、議論を通して他のメンバーの意見を聞いたり、実際に渡航して自分の目で教育問題の現状を見たりすることが、とても刺激的で、将来の目標に向けてさらに努力していきたい、と自分のモチベーションを維持する大きな要因になっています。
▲スキーウェアの僕です。
私は大学で競技スキー部に入部しました。競技スキーはレジャースキーと違って決められたコースをいかに速く滑り切るかを競います。私は家族でレジャースキーには行ったことがありましたが、競技スキーはまったくやったことがありませんでした。なので、最初は決められたコースを滑るだけでも精一杯でしたが、合宿などで何日も滑るうちになんとなく攻めれる場所がわかってきたりしてタイムがとても伸びました。また、合宿期間中は2週間弱同じメンバーと過ごすので、部員との絆(きずな)もとても深まりました。競技スキーは大学から始める人がとても多いスポーツの一つだと思うので、みなさんも大学に入学したらぜひ一度は検討してみてください!
▲清掃中、腰を上げた時に目に飛び込んできた眺望。
めちゃキレイ。
私の下宿先の地域では、定期的に町全体でのゴミ拾いや花見といった活動があります。その活動に、私の所属しているボランティアサークルのメンバー数人と一緒に参加して近隣の住民の方と交流しています。大学内だったり、アルバイトだったりではかかわることのない方々のお話をたくさん伺うことで、学びを得ることができ、また刺激をもらい普段の生活がよりメリハリのついたものになる気がします。大学生同士で毎日、勉強して遊んでご飯を食べるというのも非常に楽しいですが、大学生という立場であるうちに、知らない社会人の方と交流することでしか得られない教訓もあると思います。ぜひ、活動の環を広げていきましょう。
▲大学俳句会の合宿で訪れた金沢です。
2泊3日の日程で、50句ほど作りました。
私は、課外活動として俳句を書いています。高校生のころ「俳句甲子園」という大会に出場したことをきっかけに句作にハマり、今は大学の俳句会や外部の俳句会に参加したり、先人の句集・評論を読んで勉強したりしながら、よい句を得ることを目指して日々研鑽を積んでいます。同時に、母校の俳句部の生徒と一緒に句会をしたり、初心者の方々に俳句作りの手ほどきをしたり、高校生向けの俳句大会の実行委員会に参加したりと、俳句に興味がある人への普及活動にも関わっています。俳句の魅力はいろいろありますが、課外活動として楽しいのは、多様な人たちと俳句でつながれるところ。将来に直接役に立つというものではありませんが、大学や世代を超えた人との出会いは私の生活を豊かにしてくれていると感じます。
▲定期演奏会で演奏している自分の写真です。
現在私はピアノサークルに所属しています。幼少期から現在までピアノを続けており、本格的にピアノをやっていたのでそういった人と交流できるピアノサークルは私にとってとても刺激のある場です。ピアノサークルは普段の活動では普通に話したり、軽くピアノを弾いたりという感じなのですが、年に3回ほどコンサートホールを借りて演奏会を行います。その中でさまざまな人の演奏を聴くことがとても刺激となり、もっとがんばろうという気持ちになります。またこのサークル活動を通して演奏会を主催するにあたっての準備や会場設営などを学んで、ビジネスにおいて自ら何かを企画し行動する術を将来に生かしていきたいと考えています。