Z会の通信添削は
1.良質な教材
2.丁寧な個別指導
上記二つを核としたサービスで,主に学力上位層からの支持をいただいております。とくに,2.は会員が他の塾や書籍ではなく,Z会を選んでくれる理由の1つになっており,会員の寄せる期待は大きなものがあります。その期待に応えるために,どのような添削を行うべきか,まずは基本的な考え方を確認したいと思います。
添削問題はテストではない
まず,添削問題はテストではありませんので,先生方にお願いする業務も単なる採点(丸つけ)ではありません。一生懸命仕上げた答案がどのように評価されるか,それも会員の大きな関心であり,添削の重要な機能の1つですが,最も重視するべきは指導による学力向上であり,採点(評価)が目的ではありません。個々の答案に応じて,学力を伸ばすための指導を行うこと,それが添削の目的です。
指導で最も大切なのは「個への対応」
添削指導において,最も留意していただきたいのは 「個への対応」 です。画一的な指導でよければ,学校や塾の集団授業でもよく,添削という学習形態を選びません。会員が望んでいるのは自分の答案に即した自分用の指導です。したがいまして,先生方にお願いするのは,一律にコメントを書き写したり,貼り付けるだけの作業ではありません。それぞれの会員の意図するところを答案から汲み取り,誤りがあれば具体的にどこが誤りで何が原因かを考え,それに対する適切な指導を行わなくてはいけません。
顔が見えないからこそ親身な指導を
実際の答案には様々なものがあって,指導が難しいこともあろうかと思いますが,先生方お一人お一人のきめ細かい指導がそれぞれの会員に届きます。会員一人ひとりの顔を想像しながら,親身の指導をしていただきますよう,何卒よろしくお願いいたします。