2025年度 一貫英語・一貫数学のリニューアルについて

※本ページは2024年度に「中高一貫コース 英語・数学」を受講されている方向けのご案内です。
平素よりZ会をご受講いただき、ありがとうございます。

「Z会の通信教育 中高一貫コース 英語・数学」は、「一貫校で学年上位を保ちながら難関大合格へのアドバンテージを築く」という理念はそのままに、普段の学習や今後の目標と連動して学べるように、2025年1月29日にリニューアルいたしました。
どの単元にもいつでも自由に取り組めるオープンカリキュラムの仕組みはそのままで、

  • 英語は高校の全文法範囲
  • 数学はIIBまで

のカリキュラムも公開しますので、進度の早い学校でも安心して学ぶことができます。

英語・数学の変更点詳細を以下にまとめましたので、ご一読ください。

【中学3年生の単元表示について(不具合解消済み)】
2024年度中3会員の皆様は、1月29日〜2月3日午前まで、下記の学習に取り組むことができない状態となっておりましたが、現在はご利用いただけるようになっております。
・「高1」「高2」(高校の文法全範囲)の単元
・「個別強化AIプログラム」の英語4技能Training

◇上記単元の表示方法
ホーム画面左側の「各種設定」より、カリキュラムをリセットしていただくと、上記単元を含む新しいカリキュラムでの学習が開始できます。

「各種設定2」>「学習順序の変更」>「リセット」(※)>「確定」>「設定完了」
※「ここから開始」の位置や、単元の学習順序は、ご希望に応じてご設定ください。

▶くわしい手順は、Z会学習アプリ使い方ガイド内の「学習順序の調整の仕方」をご覧ください。

■ 一貫英語の主な変更点

①学習の流れ(Learn→Master)
  • これまでは文法の単元学習とAIによる技能別演習が独立した構成でしたが、リニューアル後は、映像授業や問題演習で文法事項を学んだあと、その知識を活用して「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能の演習を行うLearn→Masterの流れで学習します。授業や定期テスト対策と使える英語の習得を両立させ、皆様をサポートいたします。

    【Learn】映像授業、例題で文法の要点を学んだあとに、新たに演習として「到達度チェック」を追加。文法項目ごとの理解を確認し、間違えた問題に応じて復習を行うことで、知識を正しく定着させます。

    【Master】学んだ文法知識を活用した「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能演習で、学んだ文法知識を活用。特に「書く」技能は、早期からまとまった分量を書く訓練を積み「英語で自分の意見を表現する力」を磨きます。

  • ライティングの添削問題を強化。中3の後半では、東大をはじめとする難関大学の入試で出題されたライティング問題を扱い、これまでに学習した文法の応用に加えて、効果的に意見を伝える構成も学びます。大学入試のライティングに必須となる思考力・記述力を早期から養います。
②カリキュラム

多くの中高一貫校で利用いただいている検定外教科書『NEW TREASURE』をベースにしたカリキュラム部分はそのままに、新たに高校の全文法範囲の単元が追加されます。高校までに習うすべての文法範囲を、ご自身のペースで学ぶことができます。

※ 新たに追加される「高校範囲応用(高1相当)」「大学入試準備(高2相当)」の単元では、文法を一通り学び終えた次の段階として大学入試に向けた学習に進むため、「Learn→Master」とは学習の流れが異なります。

■ 一貫英語に関する注意点

今回のリニューアルにともない、一部コマが変更になるため、下記の点を必ずご確認ください。

全単元の「コマ」の一部がリニューアルしますが、「単元」のステータス(Cleared)は引き継がれます。

【「コマ」の入れ替えについて】
3コマ目の「添削問題:Grammar」の変更点

  • 「文法演習」が、「到達度チェック」として生まれ変わり、問題正答率が分かるようになります。
  • 「Writingの準備」はご利用いただけなくなります。
  • 「添削問題:和文英訳」は4コマ目に移動します。
4コマ目の「添削問題:Writing&Reading」の変更点

  • 「添削問題1:Writing」は問題がリニューアルされ、8コマ目に移動します。
  • 「添削問題2:長文総合」は5コマ目に移動します。

5〜8コマ目の「個別強化AIプログラム」の変更点

単元内で学んだ文法知識を実際のシチュエーションで活用するための3コマ構成の教材(要点・演習・添削問題)に生まれ変わります。
CEFR-Jレベルに沿った4技能演習「個別強化AIプログラム」は引き続きご利用いただけますが、学習アプリ内でのアクセス方法が変わります。
単元一覧のプルダウンに「英語4技能」が追加され、個別強化AIプログラムに取り組むための単元が表示されるようになります。
※各技能のCEFR-Jレベルや到達度グラフ、これまでの正誤情報は引き継がれます。

【その他】

  • 英検®対策・AI Speaking・Online Speakingの学習ステータスは引き継がれます。Online Speakingの残チケットも引き継がれます。
  • 提出済み答案・添削済み答案は引き続きアプリ内でご確認いただけます。
【単元学習・学習管理についての留意点】
リニューアルに伴い、単元学習のステータス、および学習管理の表示についてご留意いただきたい点がございます。
2025年1月29日時点で「取組中」または「Cleared」だった単元について、詳しくは下記PDFをご覧ください。
▶中高一貫コース英語 リニューアルに伴う留意事項

■ 一貫数学の主な変更点

①カリキュラム

2025年度中高一貫コース数学で次の教材が新たに加わります。

「高校数学ⅡB」単元

※「高校数学ⅡB」単元の内容は高校コースと共通です。大学入試に向けた演習単元については、高校コースのみで提供し、中高一貫コースにはありません。

②各種設定画面について

リニューアル後、【各種設定1】の画面で以下が出現します。

下記の【新】と【旧】の説明をふまえ、各種設定1画面にて数学の進度を選択してください。
あらかじめ選択された進度のままでよい場合は、各種設定2画面ではそのまま「設定完了」ボタンをタップでOKです。

【新】のついた3つの進度について

高校数学ⅠAの範囲の単元について、高校コースと同じ教材を選択できます。
高校コースと同じ教材に取り組んだ場合、高校生になって高校コースに継続いただいたとき、中高一貫コースで取り組んだステータス(単元やコマのクリア状況の「Cleared」「取組中」「未取組」)が引き継がれます。
なお、すでに中高一貫コースで高校数学ⅠAの範囲の単元について学習中の方が【新】を選択しますと、高校数学ⅠAの単元はすべて「未取組」のステータスになります。

【旧】のついた3つの進度について

高校数学ⅠAの範囲の単元について、2024年度の中高一貫コースと同じ教材を選択できます。
すでに、中高一貫コースにおいて高校数学ⅠAの範囲の単元に取り組んでいただいている方については、これまでの取り組みの続きを優先いただき、【旧】を選択してください。
【旧】を選択した場合、高校生になって高校コースに継続いただいたとき、中高一貫コースで高校数学ⅠA単元に取り組んでいても、高校コースの高校数学ⅠA単元はすべて「未取組」のステータスになります。ただし、学習そのものについて支障はありません。

あらかじめ選択された進度から別の進度に変更された場合は、各種設定2の画面で「学習順序の変更」をタップしたあと「リセット」ボタンをタップしてください。
学習順序の調整や開始位置の変更も合わせて行うことができます。
調整が終わりましたら「確定」し、確認画面で「OK」したあと「設定完了」すると、選択した進度、調整した順序で単元学習ができるようになります。
なお、進度の切替(【新】【旧】の切替)は、各種設定画面からいつでも行うことができます。