実力テスト 中学アドバンスト とは?
「中学アドバンスト」は、全国トップレベルの中高一貫校に通う中学生に、学校単位で受験していただくテストです。全国に約1,000校ある中高一貫校のうち、約200校の生徒(約50,000人)が「中学アドバンスト」を受験しています。将来の難関大学入試を控えたお子さまの、現時点での学力を把握するための指標として、この実力テストを活用していただければと存じます。
中学アドバンストの難易度
個人成績表をご覧になり、「中学アドバンスト」でのお子さまの点数が、予想外に低いことに驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。それはなぜかというと、ハイレベルな母集団の中にあっても一人ひとりの達成度や弱点が明らかになるように、通常よりも難度を高めに設定してあるからです。
問題の作成には、実に1年ほどの準備期間を設けています。Z会社内で複数のスタッフの目を通して問題を練り上げます。英語を例にとると、長文に登場する難度の高い英単語でも、文脈から意味が推測できる語には、あえて注をつけていません。また、単なる和文英訳ではなく、ある質問に対する受験者自身の考えを英語で述べさせるという出題を行うこともあります。
このような工夫によって、ハイレベルな生徒たちが挑戦するのにふさわしい、良質な問題が完成するのです。手ごたえのある設問が多いため、平均点が低くなる場合があることをご了解いただければと思います。なお、採点は全て、Z会の教材の添削を行っている、指導経験豊かなスタッフが担当しています。