【5年生】苦手をつくらないためには? 学習内容とアドバイス

今月よりスタートする「学習ナビ」。毎回皆さまに学習情報をタイムリーにお届けしていきます。
今回は5年生の過ごし方と、おさえておきたい主要5教科の学習ポイントと学習法についてご紹介します。

目次

 

小学5年生とは?

主要5教科の学習内容とアドバイス

熟語(熟語の組み立て/類義語・対義語)
「熟語の組み立て」や、「類義語・対義語」は5年生のお子さまが苦手としがちな分野ですが、言葉の知識を増やすことで、抽象的な文章の読解にも対応できるようになります。

おすすめ学習法
「熟語の組み立て」は6月号・8月号、「類義語・対義語」は7月号・8月号で繰り返し学習。問題演習を多く積み、理解を深められる構成にしています。

ふだんの生活のなかでも、知らない言葉は自分で意味を調べる習慣をつけるようにしましょう。

細やかな心情の読解
高学年の物語文では、登場人物の心情も繊細な表現が多くなります
4年生まではおおまかな読解ができていた子も、5年生になると複雑な心情表現を理解することに壁を感じやすくなります。

おすすめ学習法
高学年向きの本をどれだけ読んでいるかがポイントです。
教科書だけでは読書量が不足してしまいますが、Z会の教材では多くの文章にふれることができます。
問題に取り組み、考え方を読むという地道な学習を積むことで、複雑な文章への対応力が磨かれてゆきます。

分数のたし算とひき算
4年生では同分母の場合について学習しましたが、5年生では異分母の場合を扱います。
中学以降の学習でも「鍵」となるため、必ずおさえておきましょう。

おすすめ学習法
通分するときの分母を最小公倍数にすることと、たし算、ひき算をしたあとに約分できないかどうかを必ず確かめることが大切です。
上記のポイントに注意しながら、計算練習をしっかりと行いましょう。

割合とグラフ
同じ割合を表す方法が小数、百分率、歩合の3通りあります。
「~割」と「~割引」などまちがえやすい要素を多数含んでいますが、日常生活でも役立つ内容ですので、しっかりおさえておきたい単元です。

おすすめ学習法
まずは割合の単元に進む前に、小数の計算がしっかりとできるようにしておきましょう。
そのうえで、

  • 小数、百分率、歩合の言い換えがスラスラとできる
  • さらに、比べられる量、もとにする量、割合のどれを聞かれても確実に答えられる

ようにしましょう。
つまずくお子さまが多い単元ですが、『エブリスタディ』では、基礎からじっくり理解できるように練習用の問題を豊富に用意していますので、しっかり取り組んでください。

ふりこ、ものの溶け方、電磁石、気象現象
5年生では、実験や観察の結果から「自然界のきまり」を見つけ出す力を身につけます。

おすすめ学習法
表やグラフをしっかりと読み取れるようになると、現象の理解も深まります。
『エブリスタディ』では、表やグラフを多く用いて「きまり」を見つけ出す過程を丁寧に示していますので、読み取りの練習として活用しましょう。

植物の発芽や成長
5年生では、実験や観察で客観的な結果を得るために、「対照実験」について理解を深めます。
Z会では…

実験・観察の授業では条件を整理し、自分の目でしっかりと確かめることを大切にしてください。
『エブリスタディ』では、条件の違いやそれによる結果の違いを、表にまとめてわかりやすく解説していますので、学校の実験学習の予習・復習にお役立てください。

花粉のはたらき、メダカ・人のたんじょう
5年生では、植物やメダカ、人がどのように命を次の世代につないでいるかを理解することも重要です。

Z会では…
『エブリスタディ』では、教科書にのっていない生き物の誕生の様子もあわせて紹介しています。
それぞれの共通点と相違点を明確にすることで、より深く普遍的に理解することができますので積極的に学習しましょう。

日本列島の位置と日本の領域
世界のなかの日本の位置、および国土の広がりをおさえることは、今後の社会科学習の基本となります。

おすすめ学習法
『エブリスタディ』では、日本のなかのおもな島や東西南北の端の地点を地図で示し、記憶に定着するようにしています。
地理の勉強で大切なのは、地図を見ることです。学習の際には必ず手元に置き、参照できるようにしましょう。

日本の産業の特色
日本の農業、漁業、工業における特色は、中学校の学習にもつながる重要な内容です。
おすすめ学習法

日本の産業の特色は、その内容を覚えるだけでなく、なぜそのような特色があるのかという理由まで理解しておくと、知識が定着しやすくなります。
『エブリスタディ』では、図とともに詳しく説明していますので、視覚的に理解・記憶するとよいでしょう。

また、グラフや表などさまざまな資料を用いていますので、資料を読み取る練習をすることができます。

身につけた英語を使ったその場でのやりとり
5年生からは成績がつく「教科」として「英語学習の定着」が目標となり、これまでの学習で聞いたり話したりしてきた英語を使って、その場で質問をしたり質問に答えたりして、伝え合うことができるようにすることを目ざします。

おすすめ学習法
英語でその場でやりとりをする力をつけるには、単語や表現の定着が必要です。

Z会の教材では、Webアプリ「エブリスピークワールド」の録音機能を用いて、英語の質問に返答したり、状況に応じた質問をしたりしながら表現を定着させます。
「エブリスタディEnglishオンラインスピーキング」のレッスンもぜひご活用ください。

英語を書くときのルール
小学校では、5年生から本格的に英語を「書く」活動が始まります。
「英語では単語と単語の間にスペースが必要である」「文の最初は大文字にする」といった、日本語とは異なる英語のルールを、音声で慣れ親しんだ単語や文章を使いながら身につけていきます。

Z会では…
小学生コース3・4年生専科英語から継続して、5年生以降も英語のルールを意識しながら「書く」アクティビティを随所に盛り込んでおります。
毎月のSTORYに出てくる英語を何度も聞きながら、なぞる・書き写す、とステップを踏んで練習を重ねることが大切です。

 

上記でご紹介した5年生の学習ポイントは、Z会でまんべんなく学習していれば確実に身につきます。まずは、Z会を使った学習サイクルに慣れていけるよう、保護者の方のサポートをお願いします。
次回の更新は4/23(水)です。教材がたまりそうなときのサポート方法についてお届け予定です。ぜひご覧ください。

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