今回は長期の計画を立てるポイントについてご紹介します。
目次
4年生の夏、長期の計画を立てて実行する力を

低学年のうちは学習計画を立てなくても、おうちの方の声かけだけで学習を進められていたのが、4年生ともなると、学習内容の難度も上がり量も増え、なかなかそうはいかなくなってきます。
計画を立てていらっしゃるご家庭でも、学校や習いごとに合わせて【1週間単位】という場合が多いのではないでしょうか。
高学年・中学校以降を見据え、ある程度長期の学習計画を立てて実行することを、今のうちから身につけていきましょう。学校が休みとなり、生活に少し余裕が生まれる長期休みは、新しい生活リズムを身につけるよい機会といえます。夏休みが明けたあとも続けていけるよう、【1カ月単位】の計画をお勧めします。
長期計画を立てるポイント
長期計画を立てることにとどまらず、「計画をちゃんと実行できた!」という成功体験を重ねることが大事です。そのためのポイントを3つご紹介します。
ポイント1:具体的な数字を入れた目標を立てる
わかりやすい計画であることが大切です。たとえば「『エブリスタディ』国語を●日で終わらせる」「夏休みの自由研究は◎日に図書館に調べに行き、△日にまとめる」など、それを実行できたかどうか、お子さま自身ではっきりわかる具体的な数字を入れましょう。
ポイント2:生活サイクルの中に無理なく組み込む
食事、入浴、睡眠、テレビなど、毎日行うことの時間は確保したうえで、必ず組み込むことができる時間枠を探します。「好きなテレビ番組が始まる前の30分」など、何かの「前」は、時間に制限があるので集中しやすいですよ。
ポイント3:予備日をあらかじめ設定する
途中で予定がくずれても取り戻しやすいように、予定を入れない「予備日」をあらかじめつくっておくのがポイントです。
「学習カレンダー」を使ってみよう

スタートセットでお届けしている「学習カレンダー・学習おうえんシール」で前月のうちに1カ月の学習計画をざっと立てましょう。
学習カレンダーに、あらかじめ決まっている予定(行事や習いごとなど)のシールを貼り、空いているところに「Z会シール」を貼っていきます。
習いごとや家族の用事などの予定も書き込んでおくと、 勉強時間がとれる日/とれない日がはっきりわかるので、学習の計画が立てやすくなり、勉強と勉強以外の予定を無理なく両立できます。

「Z会小学生アプリ」の「学び強化ラボ」に配信しているモデルスケジュールをご確認ください。「コツコツ」「まとめて」など、いくつかのパターンのモデルスケジュールを見ることができます。前月の25日前後に配信されます。毎月の学習スケジュールを立てるときの参考にしてください。
※ モデルスケジュールは、小学生コース専科でログインする場合、表示されません。
「Z会小学生アプリ」のログイン方法は、「Z会小学生アプリ・my Z 設定ガイド」をご確認ください。

8月号のお知らせ

『エブリスタディ』8月号は「夏休み特別学習(※1)」です。夏までに学習した重要単元を効率的に復習することができるので、ぜひ取り組んでください。また、国語・算数を受講されている方には、『エブリスタディ』8月号と一緒に『夏休みエブリスタディプラス』もお届け(※2)します。
※1:専科を除きます。
※2:8月号の国語または算数をご受講の方に、受講教科のものを8月号教材に同封してお届けします。