今までの学習をふり返り、新年の目標を立てよう!

今月は、4月からの新学年をスムーズにスタートするために、1年生の残り3カ月で身につけておきたいことについてご紹介します。

2年生で学習すること

Z会では、2年生の学習において下記のように「教科書+α」のゴールを設けています。

【算数】 筆算の使い方、かけ算九九を身につける。また、その知識をいかし、文章題を解くことができる。
【国語】 文章のあらすじをとらえて読むことや、相手に伝えたい内容を自分の言葉で表現することができる。
【けいけん】 「なぜか」を考えながら体験することができる。また、体験したことを絵と文で表現できる。

【算数】 筆算の使い方、かけ算九九を身につける。また、その知識をいかし、文章題を解くことができる。
【国語】 文章に書かれている内容を正しく読み取ることや、自分が伝えたいことを相手にわかりやすく伝えることができる。
【みらいたんけん学習 ちしき】 さまざまなことに興味をもち、「なぜだろう」「もっと知りたい」と思いながら学習できる。
【みらいたんけん学習 しこう】 さまざまな問題に試行錯誤しながら粘り強く向き合うことで、思考の幅を広げる。

1年生の今、備えておきたいこと<学習編>

Z会では小学校で学ぶ重要な項目について、きちんと身につくよう工夫して教材を設計しています。2年生で初めて出てくる内容について、今から先取りで学習を始める必要はありません。むしろ、1年生の単元を1年生のうちに「自分のもの」にしておくことのほうが大切です。

1年生の今、備えておきたいこと<生活編>

1年生の今、学習習慣がきちんと身についていたらたいへん立派なことですが、なかなかうまくはいかないものです。徐々に身につくものですから心配せずに、2年生になる前に下記のことを確認してみましょう。

低学年のうちに「いつもの机」を決めましょう。学習机でなく、リビングのテーブルでも学童保育の長机でもかまいませんし、曜日や時間によって異なる場合もあるかもしれません。学習している環境を把握し、場所や時間が確保しにくい状況になっていないか、確認しておきましょう。
中高生になると、自分で集中できる場所と時間を見つけられますが、小学校低学年のうちは決まった場につく(=いつもの机に向かう)ことで集中する姿勢が身につきやすくなります。

とても基本的なことですが、以前に習ったことがおろそかになっていないか、確認してみましょう。忙しい保護者の方も、お子さまが意識せずに書いているところを、そっと見て確認するだけでよいので、やってみてください。
気になる「くせ」がついていたとしても低学年のうちなら直すことができます。正しくえんぴつを持ち、正しくひらがなや数字を書くことは「すばやく」「ミスなく」書くことに直結します。学習Topic12月号「ケアレスミス撲滅大作戦!」も参考にしてみてください。


お子さまにとっても保護者の方にとっても実り多い1年となりますよう、Z会が応援していきます。来月の「学習Topic」では、2年生の教材内容についてご紹介します。新年もどうぞよろしくお願いいたします。

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