次号の3月号では、国語・算数・理科・社会・英語で「まとめテスト」の代わりに、1年間の総まとめの「学年末実力テスト」があります。「学年末実力テスト」に取り組む1カ月前に、復習しておきたい重要ポイントについてご紹介します。
目次
5年生で見直しておきたい重要ポイント
各教科の「学年末実力テスト」出題範囲とともに、5年生の間に見直しておきたい重要単元についてご紹介していきます。
国語
● 出題範囲:漢字、接続語、慣用句、読解問題(物語)
5年生までに習った漢字についてはしっかりと復習をしておきましょう。国語の4月号から3月号の第1回練習問題では、漢字の書き取り問題を出題しています。これらの問題に解き残しがないかを確認してください。これまでに習った漢字でも忘れてしまっていることがありますので、きちんと定着しているかを確認しておくとよいでしょう。読解問題では、物語文が出題されます。物語文は、場面の展開をきちんと追いながら読み進めましょう。「いつ」「どこで」「だれが」「どうした」に注目することで理解しやすくなり、登場人物の心情を理解する手がかりにもなります。
算数
● 出題範囲:計算問題(分数・小数)、図形の角・面積・体積、公倍数・公約数、割合
まずは、今までの「まとめテスト」でまちがえた問題を解き直しておきましょう。解き直すときにわからなかった問題や自信のない問題は、学習した月の教材に戻って復習することをおすすめします。「割合」は、苦手意識をもつお子さまも多いかと思いますが、6年生の学習でも必要になる重要単元です。問題のなかのどの数字がもとにする量、比べられる量、割合にあたるのかを理解できているか、確認してみましょう。また、日常生活のなかで、「この金額の2割引はいくらになるかな」といった問いかけをするなど、折に触れて使ってみるとよいでしょう。
理科
● 出題範囲:植物の発芽と成長、魚の育ち方・人のたんじょう、雲と天気の変化、流れる水のはたらき、ふりこの運動、もののとけ方
植物についての単元では、植物が発芽・成長し、種子をつくるために必要な要素について、 それぞれ復習しておきましょう。また、実験を行う単元では、さまざまな実験の目的や手順、その結果からわかることは何かを復習しておきましょう。教科書では記載がないことも多い実験の結果についてもシミュレーションや動画を用いてしっかり解説していますので、理解に役立ちます。
社会
● 出題範囲:日本の気候、水産業・農業がさかんな地域、日本の工業と情報化社会、わたしたちの国土と世界の国々
5年生の社会では本格的な地理学習がスタートし、日本の農業・工業や国土について、具体的な題材を用いながら、産業の動向や問題点などを学習してきました。 地名や用語については、解説を読むことに加え、地図や実際の図を見ながら覚えると記憶に残りやすくなります。
英語
● 出題範囲:身近な人を紹介する表現
5年生で学習した、He is 〜.「彼は〜です。」、She can 〜.「彼女は〜することができます。」といった表現は、6年生でもたびたび登場します。英語の語順を意識しながら、学習した表現をたくさん声に出して練習することが、表現の定着につながり、6年生での英語の授業にも臆することなく取り組めるようになります。
3月号「学年末実力テスト」で1年の総まとめを!
「学年末実力テスト」は「Z会小学生アプリ」に配信されます。タブレット上に書いて取り組み、そのままタブレットから提出することができます。学習の定着度を測り、Z会の添削指導者の採点・アドバイスを受けられる機会ですので、ぜひ活用して1年間の総まとめをしましょう。
※未来探究学習には「学年末実力テスト」はありません。
次回の学習Topicは「6年生に向けて残り1カ月でできること」についてお届けする予定です。2/27(木)の更新をお楽しみに!
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