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目次
4年生に向けて残り1カ月でできる-3年生の総まとめ-
4月より学年が上がり、新しい1年がスタートします。次学年の学習にスムーズにつなげるためには、この1年間で学んできたことをしっかり定着させておくことが重要です。そこで、今回の学習Topicでは、4年生の学習は3年生と比べてどのように変わるのか、そのために今何を復習しておくべきかについて、それぞれの教科ごとに紹介していきます。ぜひご覧ください。
国語
3年生で学んだ「主語・述語」は、4年生以降でも引き続き学習していきます。文法の要となる部分で、文章を読んだり書いたりするうえでの基本になる重要な内容です。3月号では、「言葉の学習」で該当箇所の復習をすることができますので、ぜひご活用ください。
算数
算数の学習をしていくうえでは、すべての計算の基礎となる四則演算(たし算・ひき算・かけ算・わり算)を確実にできるようにしておくことが重要です。3年生の算数では、四則演算を理解し、問題によって使い分け、式を立てられることを目標に学習してきました。
4年生でも四則演算を学習していきますが、3年生で学習した内容に加えて、さまざまな解き方や考え方があることを知り、次の問題に挑戦したときにいかすことが求められます。たとえば、4年生で学習する以下の図形の問題では、2パターンの解法が存在し、どちらの解き方の理解も必要です。
また、3年生ではわり算が初めて登場しましたが、4年生になるとわり算の「筆算」を学習します。わり算の「筆算」は、たし算・ひき算・かけ算に比べ、つまずいてしまう人も多い単元なので、3年生で学習したわり算の内容はしっかり定着させておきましょう。
● 復習のポイント
3年生の算数では、四則演算のなかの「わり算」を復習しておくとよいでしょう。3月号では、第2回で該当箇所の復習をすることができますので、ぜひご活用ください。
理科
理科を身近に感じ、「おもしろい」と思うことが、今後学習をしていくうえでは重要です。3年生の理科では、実験や観察の結果を正しく理解し、自然現象に興味をもつことを目標に学習してきました。4年生の理科でも、実験や観察の結果を正しく理解することは引き続き大切ですが、それに加えて原因を考えることも必要になっていきます。
たとえば、4年生の理科では、苦手な人の多い単元である「電気のはたらき」で「直列つなぎ・並列つなぎ」を学習します。3年生でも豆電球については学習しましたが、4年生では豆電球の光をもっと明るくするための電池のつなぎ方などについても理解が求められます。この単元を得意にするためにも、3年生で学習した、電気の通り道について復習しておくとよいでしょう。
● 復習のポイント
3年生の理科では、あかりをつけるための条件について理解しておくと、4年生の学習にスムーズにつなげることができます。3月号では、第3回で該当箇所の復習をすることができますので、ぜひご活用ください。
社会
4年生の社会でも、地図の読み取りを引き続き学習していきます。それに加え、4年生からは都道府県の学習も始まり、地理の本格的な学習が開始します。3年生までに学んだ地図の読み取り方は、今後の学習の基礎となりますので、3月号第1回で該当箇所の復習をしておくとよいでしょう。
英語
3年生の外国語活動では、アルファベットやあいさつの表現、自己紹介などを学習しました。はじめて英語にふれ、難しく感じたお子さまもいたかもしれません。「こんな表現を覚えたなんてすごいね。」など外国語にふれたことを喜び、認めてあげる言葉を今一度お子さまに伝えてあげてください。
3年生の英語学習に出てきた、身近で簡単な単語の中には、日本語としてもなじみのあるものも多くあったと思います。
Z会の英語にもhappy やorange が登場しました。これらの単語を、日本語の「ハッピー」「オレンジ」との違いを意識して音を聞いたり、口に出したりしてみることで英語の特徴がつかみやすくなり、4年生やその後の英語の学習で役に立ちます。
4年生ではさらに多様な単語や表現が出てきますが、引き続き、繰り返し聞くこと、話すことを大切にし、英語に慣れていきましょう。
総まとめの仕上げは「学年末実力テスト」で
3月号の「学年末実力テスト」に取り組んで、1年間の総仕上げをしましょう。提出目標日までに「学年末実力テスト」を提出した方には、「学年末実力テスト 成績表」をお届けします。平均点や順位、お子さまへのアドバイスなどが掲載されていますので、得意分野や苦手分野を知ることができ、新学年での学習に役立ちます。新学年でスタートダッシュを決めるためには、今まで習ったことを確実に習得しておくことが大切です。3月号教材をぜひご活用ください!