前編では、筑波大学附属駒場中学校を第一志望校に決めた経緯や、Z会の最難関中学受験プレミアム講座を受講したきっかけなどをおうかがいしました。
後編では、プレミアム講座を受講した様子や保護者の方のかかわり方について、お話をうかがいます。
中学受験データ


Z会の「最難関中学受験プレミアム講座」と中学受験コース専科で、筑駒の出題傾向と難度に沿った問題演習を確保
プレミアム講座は国語と算数の2教科受講をされていましたが、Sさんは教科によって得意不得意はありましたか。
父:
プレミアム講座を受講した当初は、算数の成績が一番よく、続いて理科と社会で、最後は国語というような順でしたが、だんだんと国語の成績が上昇してきて、最終的には国語が安定して高得点がとれるようになってきました。算数は得意ではあるのですが、凡ミスをすることもあったので、点数で見ると国語の方が安定していましたね。
とくに国語の成績がめざましく伸びていったのですね。国語ですが、筑波大学附属駒場中学校の入試問題で特徴的なのは詩の問題かと思います。プレミアム講座でも詩の問題に特化した回がありましたが、受講してみていかがでしたか。
Sさん:
詩は、表現が抽象的なので、他の問題と比べてかなり難しかったですね……。ただ、解説がわかりやすかったので、講座を受けたあとはどのように解けばよいのかわかるようになってきました。入試本番でも、詩の問題すべてに解答を書くことができました。
父:
私から見ていても、詩の問題は、授業を受けることで考え方のコツをつかめていたように思います。
6年生の8月からは、Z会の中学受験コース専科「頻出分野別演習」3講座と「志望校別予想演習」も受講されていましたが、塾との両立は大変だったのではないでしょうか。
父:
大変ではありましたが、採点されるという緊張感の中で筑駒の出題傾向とレベルにあった問題に取り組むことが実力をつけるのに有益と思い、提出課題だけは、できるだけ届いた月に提出することを心がけました。
Sさん:
専科は、難度の高い問題では解き直しに時間がかかることもありましたが、解説が図や表、グラフなども使っていてわかりやすく、間違えたりうまく解き直せなかった問題も、解説を読み直すとだいたい理解できるようになりました。添削もしてくれるし、自分の実力を知るのにとても良い教材でした。
父:
Z会の教材は、今回の受験が終わって改めて良さを実感しました。しっかりと力のつく教材であり、他の受験生の方にも自信を持っておすすめできます。
『無理をさせない』を中学受験のモットーに
学習のスケジューリングは、Sさんと保護者の方、どちらがされていましたか。
父:
学習計画は私が立てていました。かつて自分が大学受験をする際、地方に住んでいたこともあり、受験の情報収集や勉強方法は、自分で試行錯誤して行っていました。今回の息子の中学受験についてもその時の経験がいきて、私の方でいろいろと情報収集したり、本人の成績などを加味して学習スケジュールを立てたりして、息子の受験をサポートしていました。
Sさん:
父が提示してくれる学習計画は「まずはこれをやって、時間が余ったらこれをやって……」というような感じだったから、無理なくできました。
父:
ときには文句を言われることもありましたが(笑)。
Sさん:
でも、親子喧嘩をするようなことはなかったね。
スケジュールを立てるにあたって、お父さまが気をつけていたことはありますか。
父:
「勉強は楽しい」と思える限界を超えてまで受験勉強をさせたくないと思っていたので、無理はさせないように気をつけていました。そうは言っても、ゴールに向かって走らないといけないので、無理はさせないようにしつつ、受験を意識させるようなことを言う……という感じで、本人の様子を見ながらサポートしていました。
子どもの様子は、塾があった日の帰りは迎えに行ったり、一緒に入浴したりして、普段から会話は多く交わしていたため、把握できていたと思います。雑談の中で、自分の大学受験時の経験や、受験対策についての考えなどを話しながら様子を見つつ、あまりプレッシャーをかけないようにしていました。
お父さまが普段からSさんと接点を多く持っていたため、お子さまの様子がよくわかり、負担をかけすぎることなく受験期間を完走できたのですね。
父:
学習時間は直前期でも平日3時間・土日5~6時間程度と、無理をさせないこと・本人の意欲を尊重することをモットーとした受験でしたが、最高の結果を得ることができました。終わってみて、Z会の教材の品質の確かさに感謝しています。
最後に、受験を終えて成長したと思う部分や、よい経験になったと思うところを教えてください。
Sさん:
一つの目標に向けて努力していくことです。合格に向けて計画を立てる部分は父がやってくれましたが、その目標に向かって地道に努力していくというのは良い経験になったと思います。
父:
この子はもともと真面目に勉強しますし、学習内容自体に興味を持って取り組むので、受験に向いているタイプだと思います。そういった性格や特性も、功を奏したかと思いますね。
Sさん:
第一志望校に合格できたのは、学習面や生活面で支えてくれた両親の助けがあったからこそだと思うので、両親には本当に感謝しています。
憧れの第一志望校に合格したSさん、筑駒生として学校生活を楽しんでいらっしゃると思います。
Sさんが小学生のときに、この学校で活躍する先輩たちの姿に感銘を受けたように、Sさんの姿を見て筑駒に憧れる小学生の後輩たちが、Sさんのあとに続いていくのでしょう。Sさんのこれからの活躍が楽しみです。
Z会からちょこっとアドバイス
【Z会×エクタス 最難関中学受験プレミアム講座】
Z会×エクタス 最難関中学受験プレミアム講座は、<良問のZ会>と<授業のエクタス>の両者がこれまで培ってきたノウハウを結集して開発した最難関中学受験特化のスーパー授業です。
Sさんが受講していたオンライン学習コースは、単なる一方通行の映像授業ではなく、映像配信中にオンライン担任とのチャットでのやり取りを通じて、ご自宅で塾さながらにライバルの存在を身近に感じながら学習を進めることができる一斉受講の授業もあります。受講者の方のお顔や声が出ることはないので、こうした学習が初めてのお子さまでも、安心してご受講いただけます。
※一斉受講の日に都合がつかなくても、アーカイブ受講もできます。
各学年で解きうる最高難度の問題・ハイレベルな授業を提供し、学びの本質である「知ることへの欲求・期待」をかき立てながら実力を磨き上げます。受験学年には「合格可能圏」から「合格安全圏」へ。最難関中学を本気でめざすなら、[Z会×エクタス]最難関中学受験プレミアム講座へお越しください。