※今回の記事でご紹介している4年生の学習内容は、トータル指導プランをご受講いただいた場合のものです。
月例テストが返却されたら、必ず復習を!
毎月の単元学習の総仕上げとして取り組む、提出課題の月例テスト。月例テストを毎月提出することはもちろん大切ですが、返却された答案を復習することも、学力アップのためには欠かせません。
テストが返却されると、お子さまはどうしても点数に目がいきがちです。しかし、「点数がよかった・悪かった」だけで終わらせるのはもったいない!
ぜひ下記の基本的な復習のしかたを参考に、お子さまの復習をサポートしてあげてください。
基本的な復習のしかた
- まちがっていた箇所は、赤字指導や、アプリの「答えと考え方」の解説、復習映像を見て、なぜまちがえたか理由を確認する。
- 正解した問題にも「さらに力を伸ばすためのヒント」が書かれていることがあるので、赤字指導をよく読む。
- 「答えと考え方」は正解・不正解にかかわらず読み、自分の考えとちがいはないかなどを確認する。
志望校に合格された、とあるZ会員のご家庭に話を伺ったところ、「正解した問題のなかには偶然合っていたケースがあるかもしれないので、正解した問題も、赤字指導や「答えと考え方」は必ず確認し、復習していた。その習慣が学力アップに役立った」と教えてくれました。ぜひ、得点の高い低いにかかわらず、月例テスト返却後の赤字指導や「答えと考え方」をご活用ください。
復習効果をより高めるために! 保護者の方の注目ポイント3点
1.「てんさく先生から」
中学受験コース4年生は、各教科ごとに1人の指導者(教科担任指導者)が、年間を通してお子さまの添削を担当します。教科担任指導者は、月例テストの裏面のいちばん上の部分に、お子さまの答案から見られるよくできた点や気をつけたいポイントなど、お子さまへ向けたメッセージを発信します。保護者の方からも、お子さまがモチベーションを維持し続けられるよう、よい点や頑張った点をほめる声かけをしてあげてください。
2.「差がつく問題」
中学受験コース4年生では、赤字指導の中で「差がつく問題」をご紹介しています。「差がつく問題」は、月例テストの中でも、高得点をとった会員と得点がふるわなかった会員の間で、とくに得点率の差が大きかった問題です。成績アップのカギとなる問題ですので、ぜひ注目していただき、フォローの声かけをお願いいたします。
「差がつく問題」には、でき具合に応じて『よくできたね!』『おしかったよ』『もう1回かくにん』などのマークをつけています。
- 月例テストの中で、「この問題が解ければ、ライバルと差がつけられる」という問題がきちんと解けています。お子さまのがんばりを褒めてあげてください。
- どこでこの問題につまずいたのか、何がこの問題のポイントなのかを赤字指導で説明しているので、得点アップのポイントを確認しましょう。
3.復習ドリル(理科・社会のみ)
月例テストが返却されると、小学生アプリの「記録」から「月例テスト成績表」が見られます。
「月例テスト成績表」の下には各教科の大問・難易度別得点率が表示されますが、理科と社会はこの得点率の表からその月の学習内容に関する「復習ドリル」に取り組むことができます。
理科と社会の学習で大切なのは、「月ごとの学習内容の基本知識を、その都度きちんと定着させること」です。とくに基本標準レベルで得点率が低い大問については、復習ドリルに取り組むよう促すとよいでしょう。


※国語と算数は、日々の漢字練習や計算練習で継続的・長期的に実力を磨いていくことが重要です。こちらは『毎日練習ブック(国語・算数)』をご活用ください。
次回の「受験サポート」は2月27日(木)更新予定です。