今が肝心! 入学後の生活に慣れるための3か条

入学おめでとうございます。いよいよ小学校生活のスタートですね。新たに始まる小学校生活を心待ちにしているお子さまも多いことでしょう。今回は、入学後の生活に慣れるための過ごし方についての情報をお届けします。

無理は禁物。徐々に毎日机に向かう習慣づけを

低学年のうちに毎日の学習習慣を身につけさせたいとお考えの方は多いことでしょう。学校でも、ゴールデンウィーク明けくらいから宿題が出始めるところが多いようです。それまでに抵抗なく机に向かえるようになっておきたいものですね。
Z会の教材を使って、この1カ月で机に向かう練習をしておくと、今後の習慣づけがぐっと楽になります。

とはいえ、小学校入学は、お子さまにとっても保護者の方にとっても大きな環境の変化です。慣れるまでには親子ともに時間がかかるもの。まず学校に慣れることを最優先にしましょう。
お子さまの疲れがたまっていないか、情緒不安定になっていないか、下記の3点に注意してお子さまを見守っていくとよいでしょう。

朝起きられない、学校から帰ったあとぼーっとしてしまう、などお子さまに疲れのサインが見られる場合は、1日の生活サイクルに慣れることを最優先してください。
とくに多くの習いごとをしている場合、学校→習いごと、または学校→学童保育→習いごと、と過ごすうちに疲れてしまうことも多いでしょう。しかし、子どもは大人より疲れやすい一方で回復も早いものです。習いごとの前、勉強時間の前など、少しずつでいいので休憩を挟むとスムーズに活動できるようになることもあります。
また、1日の予定がズルズルと後ろ倒しになってしまうと就寝が遅くなり、翌日起床が遅くなってしまう悪循環に陥りますので、予定を終わらせることに執着せず、時間で区切って行動するとよいでしょう。

 オススメのZ会学習法

習いごとがある日は、短時間で終わるものだけやる、教材を読むだけにする、あるいはZ会はお休みにする、などある程度割り切ってしまいましょう。生活に慣れれば余裕が出てくるはずです。
また、疲れている状態で取り組むとダラダラしてしまいがちなので、時間を区切って取り組みやすい朝にやるのもオススメです。

学校の授業は1コマあたり45分。今まで長時間机の前に座る生活をしていなかった新1年生には長い時間です。あきて席を立ってしまったり、ぼんやりして先生の話を聞けなかったりするお子さまもいますし、逆に緊張しすぎて疲れてしまうお子さまもいるでしょう。
机の前に一定時間座っていることに慣れるには、やはり練習が必要です。勉強に限らなくてもよいので、机の前に一定時間座る練習を積むことで、学校にも早く慣れるようになります。

オススメのZ会学習法

1日の中で5~10分の細切れの時間を使って、まずは少しずつ学習を進めるようにしましょう。
机に向かうのが苦手なお子さまの場合は、最初は保護者の方が横について見守りながら取り組みましょう。学習に慣れてきたらお子さまに任せて席を立ち、一人での学習を見守ります。その際も、同じ空間で家事や読書などをしながら「隣にはいないけれど見守っている」ということがお子さまに伝わるようにしましょう。
徐々に机に向かうことに慣れれば、保護者の方がそばにいなくても机の前に一定時間座っていられるようになります。

 

学校生活にすぐ慣れるか否かは性格にもよるので、多少時間がかかるお子さまもいます。大切なのは「学校は楽しいところ」という意識をお子さま自身がもつことです。学校が楽しければ、その分生活習慣や授業への姿勢も整いやすくなります。
入学前のこの時期、お子さまがすぐ学校に慣れるだろうかとあまり不安になると、その不安が伝わってしまいます。親子で楽しく入学を待ちましょう。

そして、入学後は学校であった楽しいこと、新しい発見などをたくさん聞いてあげるようにしてください。
4月号の国語では、新しい先生との出会いや、1日のあいさつなど、お子さまにとって身近な題材の文章を扱っています。ぜひ、教材をとおして学校生活の楽しさを感じながら、親子のふれあいのきっかけにもしてください。

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