「学習ナビ」では学習情報をタイムリーにお届けします。
今回は6年生のうちに身につけておきたい丸つけのポイントをご紹介します。
目次
・『答えと考え方』の解説部分をしっかりと読んでいますか?
・まちがえた問題はそのままになっていませんか?
丸つけチェックポイントとコツ
丸つけをしっかりと行うことで、学習効果が高まります。6年生にもなれば、お子さまに丸つけを任せているご家庭も多いことでしょう。でもそこには意外な落とし穴があるかもしれません。
ときには、お子さまがきちんとポイントをおさえているかどうか、以下のチェックポイントをお子さまと一緒に確認してみましょう。
『答えと考え方』の解説部分をしっかりと読んでいますか?
丸つけをするとき、『答えと考え方』の「答え」のところだけを見ていませんか?
理解があやふやだと、次に同じ問題に取り組んだときにまちがえてしまうかもしれません。たとえば記号選択問題であっても、自信をもって解答できなかったときは、正解していても解説を読んでおきたいものです。
また、記述問題の丸つけでは、模範解答とちょっと文章が違っているだけでも×にしていませんか?
模範解答とまったく同じ文章でなくても、解答に必要な「要素」が含まれていれば×にする必要はありません。
この判断は、最初は難しいものですが、解説を読むことで「解答に必要な要素は何か」ということが徐々にわかってくるようになります。
コツ 「考え方」をよく読む
Z会の『答えと考え方』はお子さま一人でも理解できるように作られています。各教科の『答えと考え方』のなかにあるこのようなアイコンに注目して、考え方を確認してみてください。
『答えと考え方』のこのアイコンに注目
まちがえた問題はそのままになっていませんか?
丸つけのとき、まちがえた問題に×をつけてその横に赤ペンなどで解答を写しておしまい、というケースもよく見られます。
自分のまちがいを直視するのはあまり気持ちのいいものではありませんが、ただ解答を写しておしまい、では「自分がなぜまちがえたのか」がわからないままです。
解説をしっかりと読み、自分がどうしてまちがえたのかということを理解したうえで、次の学習の際にもう一度解き直すという習慣をつけるようにしましょう。
コツ 質問機能を活用する
『エブリスタディ』『エブリスタディ 答えと考え方』を読んでもわからない問題は、「Z会小学生アプリ」から質問ができます。「Z会小学生アプリ」のトップ画面の「質問」からご質問ください。
保護者の方は、保護者向けサイト「my Z(マイゼット)」からご質問いただけます。「各種お手続き・お問い合わせ」からご利用ください。
「Z会小学生アプリ」「my Z」のログイン方法は、「Z会小学生アプリ・my Z 設定ガイド」をご確認ください。
「Z会小学生アプリ」
丸つけで学習効果を高めよう
丸つけは、答えが合っているかどうかを見るだけの「作業」ではなく、答えを導き出した自分の考え方が合っているかどうかを見る「振り返り=復習」です。
子どもは基本的に好奇心が強いため、常に新しいものに目がいきがちで、過去の反復である丸つけの作業はどうしても「軽く」なってしまうことがあります。
しかし、丸つけが自分でできるようになると、自分の強いところと弱いところを自覚できるようになり、より効率のよい学習ができるようになります。中学生になる前に、自分でしっかり丸つけができるよう練習していきましょう。
次回の学習ナビは、「計画力を身につける方法」をテーマにお届けする予定です。5/21(水)の更新をお楽しみに!
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