今回はてんさく問題が返ってきたあとの効果的な復習のコツを紹介します。
目次
学習サイクルの中で復習を

3年生になり徐々に学ぶ内容も複雑になると、以前に学習した内容を理解している、ということが前提になってきます。
そのためには勉強したことをやりっぱなしにするのではなく、勉強した内容を見直す時間=復習の時間を設ける習慣が大切です。
Z会小学生コース3年生では、学習計画を立て、『エブリスタディ』で日々の学習を行い、月末までにてんさく問題に取り組み、答案が返送されたら復習をする、という1カ月の学習サイクルとなっています。
3年生のお子さまにとっては、てんさく問題の復習まで到達することは難しいかもしれませんが、上の学年を見すえ、毎月の学習サイクルのなかで、復習を少しずつ習慣化していきましょう。
てんさく問題の復習のしかた
復習の流れ
1.てんさく先生の赤字を見直そう
添削済みの答案は、点数が一番気になるかもしれませんが、まずはてんさく先生からの赤字を読んでみましょう。
まちがえた問題には、その理由や正しい考え方が書かれています。
また、「てんさく先生から」の欄には、復習のときに役立つアドバイスが書かれていますので、参考にしてみてください。



スタートセットで、「学習カレンダー」と「学習おうえんシール」を1年分お届けしています。
「学習おうえんシール」には、「てんさく復習」シールが用意されていますので、前月の添削済み答案が届く時期に合わせて、「学習カレンダー」にこのシールを貼っておくと、「やるべきこと」として可視化できます。
お子さまも保護者の方も気づきやすくなることで、毎月の学習サイクルの中に組み込みやすくなります。
2.『提出課題 答えと考え方』をよく読もう
まちがえたところはもちろん、調べながら解いたところや忘れていたところを中心に『提出課題 答えと考え方』をよく読みましょう。とくに、なぜその答えになるのかという、考え方を確認するのがおすすめです。考え方を理解できていれば、似たような問題にも対応できるようになります。
『提出課題 答えと考え方』
3.もう一度チャレンジ!
まちがえてしまった問題や調べながら解いた問題に、もう一度取り組みましょう。
ただ、解き直しは新しい問題に取り組むことに比べて、お子さまにとって少しつまらないことかもしれません。がんばって取り組めたら、「勉強になったね。これで次からまちがえないで済むね」など、温かい言葉をかけてあげるようにしてください。

4.「今月のイチ問」に挑戦
「Z会小学生アプリ」の「学び強化ラボ」の中で「今月のイチ問」として、その月の学習の中でポイントとなる問題を出題します。
毎月の仕上げとして挑戦して、理解度をチェックしましょう。
※「今月のイチ問」は3年生本科のみとなります。
※「Z会小学生アプリ」のログイン方法は、「Z会小学生アプリ・my Z設定ガイド」をご確認ください

先輩保護者が実践! 声のかけ方
まちがいを直視することになる復習は、小学生のお子さまにとってはなかなか気が進むものではないかもしれません。
ここでは先輩会員の保護者の方が実践されていた、お子さまへの声のかけ方を紹介します。参考にしてみてください。

● わが家では問題の解き直しというよりも添削の赤字を本人と一緒に見ながら、「このコメント部分はどう思う?」などと会話しながら、改善点を一緒に考えていきました。
(Mさま 小学6年生)
次回の更新は6/25(水)です。夏の学習の進め方のコツについてご紹介しますので、ぜひご覧ください。