今回は、6年生のお子さまが計画を立てて学習を進める際の、保護者の方の見守りのポイントを紹介します。
目次
・1カ月の学習計画を立てる
・集中できる時間帯を見つける
・進捗を「見える化」
・こまめに計画の見直しを
6年生のお子さまの見守りポイント
学校生活や習いごとのリズムができてくる5~6月は、家庭学習の習慣をつくる絶好のチャンスです。
とはいえ、思春期に差しかかっているお子さまは、保護者の方が学習に関与することをいやがることも出てくると思います。
計画から実行までスムーズに進めるためにおさえるべきポイントをご紹介します。
1カ月の学習計画を立てる

スタートセットでお届けしている「学習カレンダー・シール」で前月のうちに1カ月の学習計画をざっと立てましょう。
「学習カレンダー」は2カ月で1枚のカレンダー(表面が偶数月・裏面が奇数月)になっています。
あらかじめ決まっている予定(行事や習いごとなど)のシールを貼り、空いているところに「Z会シール」を貼っていきます。
途中で予定がくずれても取り戻しやすいように、予定を入れない「予備日」をあらかじめつくっておくのがポイントです。


「Z会小学生アプリ」の「学び強化ラボ」に配信しているモデルスケジュールをご確認ください。「コツコツ」「まとめて」など、いくつかのパターンのモデルスケジュールを見ることができます。毎月の学習スケジュールを立てるときの参考にしてください。
※ モデルスケジュールは、小学生コース専科でログインする場合、表示されません。「Z会小学生アプリ」のログイン方法は、「Z会小学生アプリ・my Z設定ガイド」をご確認ください。
集中できる時間帯を見つける
お子さまは1日のどの時間帯、1週間のどの曜日に「Z会の時間」を設けていますか?
6年生になり学校活動や習いごとにかかる時間も増えて、今までどおりに進められなくなっているかもしれません。
まずお子さまが1日のなか、1週間のなかでどの曜日・どの時間帯に学習する余裕があるのか、確認してみるとよいでしょう。
「おうち学習ナビ」の「みんなでリサーチ」のコーナーでは、Z会の通信教育を利用中の保護者の方に「Z会に取り組む時間帯」についてうかがった結果を掲載しています。ぜひ、参考にしてください。
進捗を「見える化」

学習が終わった回は、「Z会シール」(またはモデルスケジュール)の上に「終わった! シール」を貼って、進捗を「見える化」していきましょう。
学習カレンダーはリビングなど家族の見えるところに貼り、保護者の方は一緒に見てお子さまの状況を把握するようにします。
コツ さりげない声かけを
「終わった! シール」が増えていたら、「順調に進んでいるね」など声かけをするとお子さまの達成感も高まります。
大げさにほめるというよりは、「あなたのことを見ているよ」「計画を達成したことを認めているよ」という意図を伝えるくらいが、この年代のお子さまにはちょうどよいでしょう。
こまめに計画の見直しを
徐々にペースダウンしたり、想定外の予定で進められなかったりして、計画通りにいかないことがあると思います。
1週間ごとや半月ごとに見直しを行うことで、ズルズルと学習が遅れるのを防ぐことができます。
シールは貼り直しができる仕様になっていますので、終わっていない場合は「予備日」や時間に余裕のある日に「Z会シール」を貼り直しましょう。
コツ 進められない2大原因と対策
まとまった時間がとれない…
すきま時間を活用してみましょう
もし思うように時間がとれないようでしたら、すきま時間を有効活用するのがおすすめです。1回の教材を半分ずつに分けて取り組んでもかまいません。
登校前や習いごとに行く前などに少しずつ進めていきましょう。
学校で習っていないので、進められない…
学校で習ってから取り組んでもOK
Z会の教材は予習にも復習にも使えるように構成されていますが、お子さまによっては、未習単元を一人で学習することに抵抗を感じることもあると思います。
提出目標日はあくまで目安ですので、学校で習ったあとに学習・提出をしましょう。
次回の学習ナビは、「復習のすすめ」をテーマにお届けする予定です。6/25(水)の更新をお楽しみに!