「学習ナビ」では学習情報をタイムリーにお届けします。
今回は、夏にありがちなお悩みとそれを解決する方法についてご紹介します。
目次
お悩み(1)
新学年になって、苦手な分野ができたみたい……。夏の間に、ちゃんと理解させたい!!
『エブリスタディ』の「夏休みとくべつ学習」&『夏休みエブリスタディプラス』で、復習はバッチリ!
『エブリスタディ』8月号は「夏休みとくべつ学習(※1)」です。夏までに学習した重要単元を効率的に復習することができるので、ぜひ取り組んでください。また国語・算数を受講されている方には、『エブリスタディ』8月号と一緒に『夏休みエブリスタディプラス』もお届け(※2)します。1回あたりの取り組み時間が短いので、ちょっとしたすきま時間に学習できます。
※1:専科を除きます。
※2:8月号の国語または算数をご受講の方に、受講教科のものを8月号教材に同封してお届けします。
お悩み(2)
夏休みの宿題、自由研究は何をやったらいい?
「自由研究」は教科学習につながるだけでなく、分野の枠を超え、深く幅広い学びを得ることができます。「調べ学習」や「体験学習」に取り組む、よい機会になりますよ。
テーマを選ぼう
何をテーマにするかが決まらなくて、小学生のころ苦労した……という記憶をおもちの保護者の方もいらっしゃると思います。
ふだんの生活のなかで「どうしてなんだろう?」と疑問に思ったことを書き出してストックしておくのもよいですし、理科や社会で学習した内容から深めたいテーマを検討してもよいでしょう。お子さまが興味のあるテーマを選ぶことで、取り組み中にもいろいろな疑問がわき、もっと調べたいという気持ちが出てくるはずです。3年生では、まだ保護者の方の手助けも必要かもしれません。どんなテーマにするか、お子さまとお話しして具体的な内容へ落とし込んでいきましょう。たとえば、「虫のことを調べたい」といった大きなテーマではなく「この前つかまえた虫が何を食べるかについて調べたい」といったように範囲を絞った研究のほうが、詳しい調査ができます。
調査・研究に取り組もう
自由研究に取りかかるための一歩として、図鑑で調べたり百科事典で調べたりすることがおすすめです。そのあと、本や新聞、インターネットなど複数の媒体を活用して調べていくのがよいでしょう。保護者の皆さまは、図書館での本の探し方やインターネットを使うときに注意することといったアドバイス、調べたいことに関連したイベントや施設があれば一緒に行ってみるなど、必要なときにフォローしてあげましょう。
レポートにまとめよう
いろいろな情報を集めたり、体験したりしたら、レポートをまとめましょう。テーマを選んだきっかけや、どのように調べたか・実験したか、その結果わかったことや考えたこと、参考にした本などを順序だてて書くとよいですね。
また、図やグラフなどを入れる、手書きの場合は丁寧な字で書くなど、読み手を意識するようアドバイスしてあげましょう。
お悩み(3)
作文の宿題はどのように進めたらいい?
読書感想文は、作文の練習にぴったり! 具体的な書き方を、STEP1~STEP4の順で紹介していきます。
STEP1.本を探す
お子さまが興味のある内容についての本、今まで読んだなかでおもしろかった本など、読書感想文の題材となる本を、お子さまと一緒に探してみましょう。保護者の方のお気に入りの本を紹介するのも有効な手段です。子どものころ、初めて読んだときのエピソードや、どんなところが気に入っているかを具体的に伝えることで、お子さまが本に興味をもつきっかけになるかもしれません。
STEP2.メモを取りながら本を読む
漫然と本を読むだけで読書感想文を仕上げることは難しいでしょう。読みながら印象に残った場面、気に入った言葉や登場人物のセリフにふせんを貼り、その部分を読んで感じたことを簡単にメモさせてみてください。ノートやメモ用紙に書き出していただいてもかまいません。
STEP3.構成メモを作成する
注意していただきたいのが、いきなり原稿用紙に書き始めてはいけないということです。必ず「何をどの順番で書くか」の構成メモを作成させてください。この作業を習慣化しておくことが、構成がしっかりした作文を書くうえでとても大切です。下記はZ会でおすすめしている構成例です。構成メモの作成の際に、お子さまにお伝えください。
はじめ:最も印象に残った場面にしぼった、簡潔な内容
なか:なぜ・どのように印象に残ったのか
「もし自分だったら~/実は自分も~」と自分に引きつけてくわしく書く
おわり:本を通して考えたことや学んだこと
STEP4.原稿用紙へ記入する
いよいよ原稿用紙に記入開始です。以下の3点を意識させるようにしてください。
ポイント1:あらすじよりも、読んだときの気持ちや感想を詳しく書く
ポイント2:「おもしろかった」だけではなく、「なぜおもしろいと思ったのか」を具体的に書く
ポイント3:もし自分だったらどんな気持ちになるか、どんな行動をするのか、想像して書く
文章を書き終えたら、保護者の方から客観的な視点でアドバイスをしてあげることも大切です。ただし、はじめからよい文章が書けるわけではありませんので、保護者の方がアドバイスをする際には、まずはお子さまのよいところをほめることが大切です。そのうえで、最後に1つだけ、「ここをこう書くともっと気持ちが伝わるような気がするよ」などと伝えると、お子さまも受け入れやすく、前向きに作文に取り組む姿勢につながります。
理科・社会のご受講もおすすめです!
理科・社会の受講はもう少し先でもいいかな……とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。理科・社会にあまり興味をおもちでないお子さまの場合、学年が進み内容が難しくなってくると、知識を覚えるための暗記学習になりがちです。Z会の理科は、実験の手順や結果を丁寧に説明したテキストで、教科書より一歩進んだ発展的な内容にも触れています。また、社会でも、理解を深めるための図や、統計などの資料を豊富に掲載しています。
もちろん、理科・社会に興味をおもちのお子さまにも十分ご満足いただける内容です。
お子さまの視野を広げ好奇心を引き出してくれる教材、早めのご受講がおすすめです!
★受講途中の教科の変更は「my Z(マイゼット)」からお手続きができます。「my Z」会員専用メニュー下部の「各種お手続き・お問い合わせ」→「契約内容の確認・変更」よりお手続きください。お手続き方法の詳細について詳しくはこちらをご覧ください。★
答案から成長を実感!
8月号の答案を提出して、担任の先生に「ココのび! ポイント」を見つけてもらいましょう
8月号の答案を提出すると、担任指導者が7月号までの答案を振り返り、解答などから読み取れるお子さまの「成長」や「変化」を見つけてアドバイスします。
お子さまの成長が見られる点はほめ、継続して誤りやミスが見られる場合は気を付けるべき点を「ココのび! ポイント」として、お伝えします。
早めに8月号答案を提出し、先生からのアドバイスを夏休みの復習にお役立てください!
※「ココのび! ポイント」の指導は、9月末までに8月号答案を提出された方のうち、8月号の提出までに4~7月号の答案提出が1枚でもあった方が対象です。
次回の学習ナビは「夏休み特別学習」の上手な活用法をご紹介します。7月23日(水)の更新をお楽しみに!
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